2021年 9月11日(土) レイアウトの背景と照明
レイアウトの一部分を撮影するときには必要ない場合がありますが、レイアウト全体を撮影しようと思うと、レイアウトの背景画必要になります。
レイアウトの背景についてはかなり前にレイアウト製作記#10C 背景画の設置で、レイアウトの後方に大型プリンターで印刷してもらった夏空の写真をミラパネルに貼り付けたものを2枚貼り付けて背景としていました。
レイアウトの側面にも背景画のパネルが設置してあります。これはレイアウト製作記#135 背景の設置で設けました。
ミラパネルのサイズはA0サイズ(1,189mm×841mm)で2枚合わせて横幅が2,378mmですがレイアウトの長さが2,420mmなので背景よりもレイアウトの方が大きな横幅になっていて背景画が小さく感じます。
側面の背景も背景のサイズが1,189mmに対し、レイアウトの縦幅が1,300mmもあり、その上、レイアウトと背景画が貼り付けている壁の間に作業用スペースとして40mmほどの空間を空けているので、縦の背景画も背景画内部分が多くあります。
そして背景画の高さも、高層ビルが建つようになると背景画の高さを超える高層ビルが建つとビルの頂上が背景画を越えてしまうという問題が起きています(^_^;)
こうしてレイアウト全景を撮影しても、レイアウトの外側に背景画のない部分が多く、全景の写真を撮ると部屋の壁が写ってしまいます(^_^;)
また、背景画も大型のインクジェットプリンターでプリントされた写真を印刷したものですが、レイアウト制作のためにレイアウトの後ろ側でレイアウト制作の作業を行っていくと背中や腰が背景を擦ってしまい、多数の傷が付いてしまいました(^_^;)
この辺が写真プリントや印刷でなく、インクジェットプリンターで出力したものの宿命みたいなものです・・・・
このような大掛かりなレイアウトの改装は、なかなか踏み切れないのですが、今回、思い切って背景を交換することにしました。
新しい背景は、さまざまな市販のレイアウトの背景や、一般的な青空のポスターなどを検討しましたが、最終的に使用するのは壁紙でした。
壁紙も空がリアルに映っているのを探しました。
Amazonに4,200mm×2,600mmという巨大な壁紙を見つけました。
空が大きく映っていますが、下半分は海と砂浜です。
海は2017年まではレイアウトに港の風景を造ろうと思っていましたが、2017年6月に大きく方針転換をして港の風景を廃ししてしましました。レイアウト製作記#394 港の風景からモノレールの走る都市風景へを参照
壁紙は中国製で送料は無料でしたが、中国から仕入れてから国内で発送するらしく、納期が2週間から3週間と幅があります。
壁紙は横幅が84cmで5枚を組み合わせると420cmの幅の壁紙になります。
この壁紙の下の部分はビーチの波打ち際の景色にになっており、レイアウトの背景には相応しくないので、思い切って使途の部分は廃棄します。
高さ260cmのうち下の部分、140cmは切り取って、上の部分120cmのみ使用します。
壁紙を貼り付けには壁紙用の糊やボンドを使用しますが、建材専門店で壁紙用のボンドを見てみましたが、プロ用なので素人が壁にボンドを塗って壁紙を貼り付けるのは困難なので、両面テープを使用しました。
Amazonで購入した壁紙用の両面テープは剥がして貼り直しも可能な使用になっているので、素人が壁紙を貼り付けるには最適です。
両面テープを間隔を置いて壁に貼り付け、壁紙を注意深く貼り付けていきます。
最初、壁紙を軽く貼り付け、位置が間違いなければ強く押すとしっかりと貼り付きます。
ダメだと思ったら、剥がして貼り直すことが可能でした。素人が壁紙を貼るのには適しています。
少しずつ貼っていきます。
貼ってみて、一部シワが寄りましたが、これは後ほど壁紙用のゴムヘラを買ってきて修正します(^_^;)
ついでに側面のレイアウト東側と西側にも、レイアウトのカバーの骨組みとして組んであるイレクターパイプから、壁紙を垂らし、側面の背景画としました。
いままで1,189mm×841mmのパネルに背景画を貼り付けていましたが、大きさが足りないので今回の背景画を使用しました。
ただこうしてレイアウト全景を撮影しても、まだ背景画がカバーしていない部分があります。
この対策のために、同じ壁紙を再度購入して、背景画をさらに拡張していく予定です。ただ中国からの配送なので追加で作業するのは新たな壁紙の到着を待って、2、3週間後になります。
レイアウトの照明
今までレイアウトの照明は、部屋の蛍光灯と、イレクターパイプに蛍光灯が2本並んだキッチンライトを15年以上前から使用していました。
40w2本が1基。20w2本が3基。これをレイアウト全体を満遍に照らすように、レイアウト上のパイプからキッチンライトの蛍光灯を鎖でぶら下げていました。
しかし、レイアウトの隅々まで光が届くまでは行かず、レイアウトの写真撮影では撮影用のLEDライトを補助照明として2個くらい使用していました。
今回、レイアウトの照明も抜本的に代えよう、それも蛍光灯からLED照明に代えようと思い、様々な照明を検討しました。
最終的に手軽に扱え、コストパフォーマンスのいい工事用の照明を採用しました。
建材専門店でセールをしていたスーパールミネX
内装工事などで使用するLEDライトです。
形がユニークで、メインのライトの周囲に折り畳みの羽型のライトが4枚付いています。
48wで4,800ルーメン 明るいライトです。
クリップで固定するので、イレクターパイプにそのまま取り付けられます。
そして羽の角度を変えることによって、レイアウトの隅々に光が届きます。
建材店のKen Depo PRO(会員制店舗)で大量に安売りしていたので(Amazonよりもだいぶ安かった)、6個まとめ買いして、今までのキッチンライトの蛍光灯を全廃して、スーパールミネXに全面的に置き換えました。
スーパールミネXを6個取つけ、後にはもともと備え付けてあった20w形のLEDライトもレイアウト北側の照明として残してあります。
これでレイアウト全体を満遍なく照らすことが可能になり、撮影の際に補助照明を使用しなくても大丈夫になりました。
スーパールミネXはクリップ式なので必要に応じて、ライトの位置を動かしたり、LEDライトの羽の角度を変えてレイアウトの細部まで照明を当てることが出来るので便利です(^_^)
製作記#1~100 101~150 151~200 201~250 251~300 301~350 351~400 400~450