2021年 1月 9日(土) スタジオジプリの「耳をすませば」の地球屋前ロータリーの製作#4(擁壁)
地球屋前ロータリーの高台は模型用のスタイロフォームを使用しました。
今回は面積を拡大するためにスタイロフォームを追加して面積を広げました。
前回用意したスタイロフォームは300mm×360mm×厚さ100mmでしたが、後ろに145mmほど伸ばしたいので、もう一つ同じサイズのものを購入するのではなく、同じ大きさで厚さが半分の50mmのものを購入し、それを145mmに切断したものを2枚用意して、2段重ねにして100mmにしました。
またこうしてみるとロータリーに並べた建物群のうち、VOLLMERの教会だけが一際大きく、バランスを崩しています(^_^;)
クリスマスに合わせて製作したストラクチャー(製作記#430)ですが、レイアウト上のバランスと調和が大切なので急遽、他の建物に差し替えます(^_^;)
教会に代わって置くのはVOLLERのGingerbread-House(お菓子の家)でレイアウト製作記#328、#329、#330の3回に渡って製作した店舗です。
ついこの前、製作したストラクチャーだと思っていましたが、製作してから6年以上経過しています。月日の経つのも早いものです(^_^;)
製作して置いた場所には、モノレールとざき中央駅が建つことになり、立ち退きになってしまい行き場所を失っていたストラクチャーでした。
地球屋前ロータリーの外構工事に移ります。
北側の斜面にコンクリートブロックの擁壁を造ります。
擁壁は、レイアウト製作記#427でアメリカのJTT Treeから輸入したコンクリートブロックを使用しました。(A4サイズで1枚350円程度)
地形に合わせて、ハサミで切り取ります。
コンクリートの擁壁なので、塗装します。
最初にブラックサーフェーサーを吹き、その後、グレーサーフェーサーを軽く吹いて陰影を付けました。
ちょっと、黒い部分が目立ちすぎるので、後ほどライトグレーを軽く吹いて修正する予定です(^_^;)
西側の地球屋のバルコニーがある斜面を緑化します。
今回、スタイロフォームを接着したり、スタイロフォームを緑化するためにパウダーを塗ったりするのに、どの接着剤を使用するか迷いました。
以前、1/400空港ジオラマの製作#25で、スタイロフォームに使用可能な接着剤をいろいろと試しました。
その結果、その時は下記の写真のようになりましたが、これはあくまでも塩ビの空港ジオラマのシートをスタイロフォームに貼り付けることをテストしたものです。
今回は スタイロフォーム同士の接着と、スタイロフォームに軟質プラスチック板を貼り付けるために試験してみました。
その結果、下記の写真では×が付いている4番のセメダインスーパーXクリアが、スタイロフォームの接着に一番相応しいものでした。
○が付いているGクリアボンドは、接着することが出来ますが、接着面が接着後にネズミが食べたチーズのように大きな穴が空いてしまうことが判明しました。
接着剤に含めれている有機溶剤の影響のようです。
従って、消去法でセメダインSUPER X クリアが無溶剤の接着剤なのでこちらを使用しました。
接着には時間がかかりましたが、しっかりと接着出来ました。
スタイロフォームに緑化するためのグリーンのパウダーを貼り付けるのですが、スタイロフォームという難しい素材にパウダーを貼り付ける接着剤として、最初に試したのがモーリンのマットメディウムでした。
パウダーにマットメディウムを混ぜて貼り付けようとしましたが、全然貼り付かずに失敗・・・
そこで従来から自分が使用していた接着剤をしようしました。薄く草を貼り付けるところには強力なWoodlandScenicsのHobeTagを塗り、パウダーを振り掛けて接着。
厚く草を盛り付ける場所には、パウダーと水とヤマト糊を混ぜてペースト状にしたものを、ヘラで盛り付けました。
パウダーは暗い茂みを造りたかったので、KATO=NOCHの湿草を使用しました。
さすが襖や障子などにも使用する日本の伝統の接着剤のヤマト糊! しっかりと接着出来ました。
側壁の外構工事が途中ですが、収まりが付いたのでロータリーの整備を進めて行きます(^_^)
製作記#1~100 101~150 151~200 201~250 251~300 301~350 351~400 400~450