2020年12月24日(木) Vollmer 教会の建築
地球屋前ロータリーに並べる最後の建物はVollmerのKirche(教会)です。
県立公園に宗教施設の教会があるのは、日本国憲法上マズイのですが歴史的建造物として、公園に移築されたものとします。よって十字架もそのまま取り付けます。
このキット、9年前の2011年12月24日のレイアウト製作記#233でサイレントナイト記念堂の製作と共に紹介していました。購入してから9年目にして製作することになりました(^_^;)、
最近、ペーパーキットばかりペーパーキットばかり製作していたので、久しぶりのプラスチックキットになります。
教会にしては小さな教会で、収容人数は100名ほどと思われる小ぶりな建物です。
キットのモデルとなった教会がドイツのベルリン郊外にあり、この教会はキットよりも建物のだいぶ長さがあり、キットよりもだいぶ立派な建物になっています。
キットの教会はレイアウトに置き易いように、105mm×55mm×高さ140mmと、ジオラマコレクションのようにデフォルメした建物になっています。
部品点数は70点ほど。
パーパーキットよりも組立は簡単そうですが、プラスチックキットは塗装しなければなりません。
塗装しないと、プラスチックの感じが強くて、ツヤもある建物になってしまいます。 まあ、女性でいえば化粧をしないスッピンで外を出歩くようなものです(^_^;)
基本塗装として、ランナーに付いたまま、サーフェーサーを吹いて基本塗装とします。この三色のサーフェーサーを使用します。
壁にはホワイト 窓枠とドアにはブラック 屋根にオキサイドレット そして建物のベースにはグレーサーフェーサーを吹きました。
あとは組立を進めて行きます。
ただヨーロッパ製の古いキットにありがちな欠点は、窓ガラスの透明プラスチックのパーツで、分厚く透明度が低く、金型が痛んでいるか表面にヘアラインのような傷が多いので、このパーツは使用せずに、透明なプリスターパックを切り取って、窓の裏から貼り付けました。
壁面ごとに組み立てたものを貼り合わせて、建物にしていきます。
会堂正面にある観音開きのドア2枚は、一般公開している教会会堂なので開いている状態にしたいので、レーザーソーで2分割してドアの片側は開いている状態にしました。
ヨーロッパ製のプラスチックキットらしく、建物の中にライトを入れて夜景を楽しむように、黒い紙を建物の裏側に貼ることになります。これはライトを点すとプラスチック製の壁が透けてしまうのを防ぐためです。
紙の表側にはステンドグラスの模様が印刷されていて、窓越しにステンドグラスを楽しめます。
八角形の時計塔を組立て完成です。時計はキットの紙に印刷されたものです。幸いなことに5時50分過ぎを示しています。このレイアウトの時刻設定は7月中旬の17時前の帰宅ラッシュが始まる前にしていますので、丁度良い時刻です。
完成した教会をレイアウト上に置いてみると、思っていたよりも建物が大きなものでした(^_^;)
冒頭、教会にしては小さな教会だと書きましたが、Vollmerの教会は他のSankeiやPLUMのペーパーキットの建物群に比べると、かなり大きな教会堂になっています。
地球屋前ローターリーに置く建物は、洋風建物が多いので、日本建築の切り妻屋根のSankeiの蕎麦家は雰囲気に合わないので外して他の場所に置くことにします。
次回以降は地球屋前ロータリーの地面造りを行いたいと思います。 We wish you a Merru Christmas!
製作記#1~100 101~150 151~200 201~250 251~300 301~350 351~400 400~450