制作記#276
                  更新日2013年5月30日更新           

2013年5月30日(木)アオシマ立体駐車場#1(1階)                           


 レイアウト拡張部分に配置する予定のストラクチャーの組立を開始します。
 第1弾目は、アオシマの立体駐車場です。

 青島文化社は静岡のプラモデルメーカーで、私はミリタリー関係のものが中心に買っていますが、幅広いジャンルのプラモデルを発売し、何でこんなものを製品化するんだろうと思うようなものまで発売していて、好感がもてる会社です。

 そんなアオシマからNゲージのストラクチャーとして使える1/150の建築浪漫堂シリーズが発売になりました。NO.1、NO.2、NO.3が団地のバリエーションです。
 そして2011年8月に発売になったNO.4が立体駐車場グレー、NO.5が立体駐車場ブルーです。
 
 思えば2011年の静岡ホビーショー(制作記#203A 静岡ホビーショーレイアウト用品を見るA)で最初に見てから、2年後に制作が始めることになります。



 私は建築浪漫堂の団地は作っていないので、今回が初めての浪漫堂キットの製作です。

 先月、静岡ホビーショー2013を訪れた際に、この立体駐車場のモデルになっているだろうパルシェ駐車場を訪れました。
 制作記#274(番外編)静岡ホビーショー2013でレイアウト用品を見る参照

 

 実物は大きさは3倍以上、出入口の数は倍、(駐車台数も実物530台に対しキットは189台)これをリアルに模型化したら大きすぎてレイアウトに置けなくなるので、アオシマが小さくコンパクトにまとめて製品化してくれて助かりました。(それでも横226㎜×縦213㎜×高さ141㎜の大きさですが)

 モデルとなった駐車場はブルーですが、購入したキットはグレーの方です。

 このキットを塗装や改造しながら、組み立てて行きたいと思います。


 

 ます最初にランナーを塗装したいところですが、このキットは塗装済キットで、駐車場の白線などが全てプリントされています。
 だから、スプレーで塗装すると、駐車車上の白線をマスキングしたり、引き直すのではたいへんなので、エアブラシによるウェザリングでコンクリートの感じを出したいと思います。

 

  最初に建物のベースになる部分ですが、建物と歩道の間にスペースが空いています。
 モデルとなった駐車場は、この部分も駐車場になっているので、ラインを引いて駐車スペースにします。




 2㎜巾のICテープで駐車スペースを表示し、イエローのテープで通行帯を示します。

 

 1階部分にデカールを貼ります。 鉄道模型のストラクチャーに付いてくるシール式でなく、水性スライド式のデカールなので、厚くなくツヤもないので助かりました。
 水を使って貼り付けます。

 このキットに附属のデカールは、真面目に貼ると軽く100枚を越える枚数を貼らなくてはなりません。
 真面目に貼っても、完成後に半分以上は外から見えなくなるので、半分以上貼る必要はないと思います。 
 それでもキット製作の楽しみの1つとして、真面目にデカールを貼っていきたいと思います(^_^)

 1階部分で貼ったのが、約22枚。 この裏側に8枚貼ったので計30枚。 あと2枚ほど貼ります。
 壁を床に取り付ける前に、デカールを貼りました。 そうしたら一番右側の壁が段差で下半分が隠れてしまい、デカールはもう少し上に貼るべきでした(>_<)  (説明図では真ん中くらいに貼るように描かれていましたが)
 良く仮組みしないでデカールを貼ってしまいました(>_<)
 ただ、完成後は中は見えないと思うので、問題はありませんが(^_^;)



 それと、デカールを貼った壁を床に取り付けるのは、パーツも少ないのでサクサク行くかと思っていました・・・・・


 実際に組み立ててみると、壁の差し込みが、床の差し込み口に差し込むときつくて入りません。
 思いっきり力を入れて差し込むか、差し込みの厚さをカッターかヤスリで削って薄くしてからでないと入りません(>_<)

 想像するに、このキットは塗装済キットです。 金型の設計段階では、パーツがきっちりと差し込み口に入る設計でしたが、工場で塗装すると、塗装の被膜の厚さが0.何ミクロン単位で厚くなり、ハーツが刺ささらなくなってしまったのでは(^_^;)

 アオシマともあろうものが、というより、すんなりいかないのがアオシマらしいと思います(^_^;)

 とにかく、パーツを組み立てるのに、仮組は必須で、所々、差し込みを削る必要があります。意外に時間を喰ってしまいました。



 ここまでやって、エアブラシでウェザリングを行います。
 ダークグレーを白線が少しボケるように吹きました。

 他に地面に排気ガスの煤や、オイル、タイヤ痕等の汚れは、タミヤのウエザリングマスターの煤を綿棒で擦りました。



 この辺の描かれた白線を消さないでウェザリングする方法は、1/400空港ジオラマ制作記#5 地面のウェザリングで一度やっているので、同じ要領でやりました。

 建物の組立に入る前に、入口のゲートバーを取り付けますが、キットのはイエローに塗装されていますが、実物が赤と白のストライプのバーになっています。



 実物に倣って赤と白を筆塗りしました。



  これから2階、3階と、駐車場の階数を重ねて行くのですが、2階を載せる前に1階に駐車している自動車を置かなければねりません。 上の階を取り付けると、下の階に自動車を置くことは非常に困難になります。 一応キットには完成後に自動車の位置を動かすためのL字型の棒が付いていますが、自動車を固定させるには不便です。
 そういう訳で、今のうちに自動車を駐車場に貼り付けていきます。

 

 駐車場内の自動車は、完成後にはまず外から駐車場内は良く見えないだろうということで、今までレイアウトには置けなかった、余剰になっていたTOMYTECカーコレクションの車です。
 レイアウトが現代の日本を舞台したレイアウトなので、昭和の時代の自動車はなるべく置かないようにしていたので、在庫として抱えていました(^_^;)



 1階に自動車を並べ終わったので、次は2階、3階、4階5階と自動車を並べながら階数を増やしていきたいと思います(^_^)
 

 製作記#1~100   101~150   151~200   201~250  251~300