レイアウト制作記#203A
              更新日2011年5月15日更新         TOPへ

2011年5月14日(土) (番外編)静岡ホビーショーでレイアウト用品を見るA                            


 毎年の恒例になってきましたが今年も第50回静岡ホビーショーに行ってまいりました(^_^)

 目的はレイアウト関連の新製品を見ることで、例によって車輌関係の写真は撮ってきませんでしたのであしからず・・・・
 
 50回という節目の回でしたが、プラモデルの世界では新製品を怒濤のごとく発売している地元静岡市のフジミ模型が不参加だったりと、参加業者も少しばかり淋しくなりつつあるホビーショーでした。 震災の影響もあるそうですが、業者招待日の来場者も半減に近かったという話も聞きました。 もう少し業界も仲良くしてほしいです・・・・


 青島文化教材社
 
まず一番注目したのは、団地に続く建築ロマン堂の第2段、立体駐車場です。
 実際の立体駐車場を取材して作られたキットは、実際に1/150の車が走っても問題がないくらいリアルなものです。



プラモデルですがランナーの状態で着色済みのキットにする予定だそうで、鉄道模型のユーザーに配慮しているようです。外壁の塗装の違いによってブルーとアイボリーの2種類があります。 



 これは試作品で塗装は担当者が手塗りで行ったそうですが、製品状態ではもう少しつや消しの塗料で塗装されるそうです。



 リアルにするために各種表示のディカールが数多く入ります。
 屋上の駐車場のラインはたんぽ印刷で印刷済みにするので、矢印だけはディカールを貼ってほしいとのこと。



 5層互い違いの立体駐車場で非常にリアルです。 リアルになった分巨大なストラクチャーで、213㎜×226㎜×141㎜(高さ)でレイアウト上に置く場所を選びそうです。
 

 発売は当初5月でしたが7月に遅れるそうです(^_^;)


グリーンマックス
 

 GMのブースに行くと、ビジネスビルの新たな展開の展示はなし。

 その代わりに、会場発表として、UR賃貸住宅と公団住棟です。 



 二つの建物は同じ物ですが時代違いを表現してあります。(UR機構承諾済)
 


 塗装済完成品の形で発売する予定だそうです。

 公団住棟は昭和の時代のもので、当時の建物の塗装を。 ゴミのシューターも再現するそうです。



 UR賃貸住宅は現代のもので、今のURの塗装、その他に屋上に衛星パラボラアンテナ、地デジアンテナ等を付けて時代違いを表現しています。

 

 発売はまだ先の10月の予定です。 製品の完成度と値段は競合他社の製品を睨んで(青島の団地のことだと思う)決めたそうです。
 予定価格は2,730円。 もちろんこの値段で国産は無理なので、中国以外の海外生産委託先を検討しているそうです。

 会場に展示されているのは、プラ板で作成したイメージサンプルだそうなので、完成品はもっと良くなるとのことでした。

 これを3個、4個と買って頂いて組み合わせたり、繋げたりしてね、とのことでした(^_^)


 TOMYTEC

 今年は情景コレクションの新製品、工場鑑賞進化論の展示が目を引きます。


 
 試作品を見るとかなりの完成度です。私の都市型レイアウトにはコンビナートは造りませんが、部品取り用にほしくなりました。



 ただし、他社の場合は試作品よりも製品の方が出来がいいのですが、ジオコレの場合は試作品に比べて製品の方が歪んでたりして、がっかりさせられることがあります・・・・・


 今年はTOMIXブランド35周年だそうで、ホビースタイル関連の出品がありました。



 レイアウトベースボードでインテリア性高いものです。



 車両やレイアウト制作・整備向けの精密工具セットの展示がありました。
 Aセットは特製アルミケース入り 13,500円
  工具は持っていますが、ちょっとほしい(^_^)



 Bセットは車両と同じブックセットに入っています。



 単品でもほしいのは、レールクリーナーで、大型の書類ばさみのようなものの先にクロスを挟んで、手でゴシゴシクリーニングするそうです。
 これだけ単品で発売しないのかと、お聞きしたら、まだ決定はしていないそうです。(たぶん発売されると思いますが)



 いずれも、参考出品で会場で市場調査中でした。


KATO

 今年は、昨年あった大型ビルの展示といった大物はありませんでした。

 大きなレイアウト用品としては、前々からアナウンスされていたディスクトップレイアウトを大きくした、テーブルトップレイアウトです。



 KATOの盟友NOCHの製品でドイツ製です。
 なのでシーナリーはヨーロッパ的です。NOCHの作風は30年以上変わらないのはみごとです。



懐かしいのはターレット式駅構内運搬車 自分のレイアウトやKATOの近郊形ホームには使えませんが、かつては夜行列車の出るホームの名脇役でした(^_^)





 HOのストラクチャーとして、ホビーセンターカトーオリジナルでローカルホームの展示がありました。
 レーザーカットのキットで、屋根付きのホームが3,885円+スロープ1,280円でした。
 Nのレーザカットシリーズも出てほしいです(^_^)


 以下、次回に続く(^_^)


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