レイアウト制作記#215
              更新日2011年7月19日更新         

2011年7月16日(土) エセックスハウス本社ビルの建築#1(序章)                            


 レイアウト制作記209までで、いったん戸崎反転地公園の方は休工として、人形の塗り替えが終わった時点で再開する予定です。

 今年の夏の間は、14階建てビルの建設と、将来レイアウトに港が完成した暁には、記念艦として係留しようと思っている1/144の駆逐艦のキットを建艦する予定です。



 レイアウト制作記#203B(番外編)静岡ホビーショーでレイアウト用品を見るBで紹介しましたChadwick Tower Kit。 これを組み立てます。




 -設定-
 このビルを建築するのはエセックスハウス社。 
 かつては戸崎市にあった地方の工務店であったが、80年代に工場跡地や競売物件を購入しては、自社建築条件付きの分譲地の販売を開始すると、会社の売上高も年々倍増していき業績を伸ばし、2000年になると県内で一番利益率の高い建設会社に成長。 他の都道府県にも営業所を設け、戸崎県で成功したことと同じことをやって成功を収め、次第に全国ブランドになりつつある。
 
 戸崎県を代表する地元企業の1つに成長した会社が、やることは公共施設のネーミングライツを取得したり、県庁所在地の一等地に本社ビルを建てること。
 そして念願の本社ビルを駅前に建築することになった。
 同社はコロニアル風のデザインの住宅が評判になったので、本社はアール・デコ建築のビルを建てることになった。

 

 
 悩みは、このビルを配置する場所で、もうすでに大通り沿いは建物で埋まっているので、いずれかのビルを撤去して場所を確保しなければなりません。

 

 レイアウト上を眺めてみると、多聞百貨店隣の扶桑ビルが大きさが丁度いいので、ここを建設用地?にします。



 隣の多聞百貨店のビルもアール・デコ風なので、景観的にもいいかも・・・・・



 扶桑ビルはレイアウト制作記46で建て、制作記75で1・2階でウェンディーズを開店させ、2階にオープンテラスを設けたお気に入りのビルです。



 しばらくは、保管してレイアウトが拡張されたら、開設された商店街にいつの日か置きたいと思います。



 建設用地を更地にして、建設開始です(^_^)


 アメリカのガレージキットのパッケージを開けてみると、パーツは19個ほどで、ダンボールの台紙に貼り付けてあります。
 素材はレジン製ですが、レジン製にありがちな歪みや気泡は見当たりません。
 (しかし、2週間ほど台紙から壁面を外して放置していたら、壁面が歪みました(^_^;) )



 壁面を組み合わせて、ビルの形にしていきます。
 英文の説明書を読むと、一番気をつけなければ行けないことは、直角に建物の壁面を接着し、建物が歪まないように組み立てることらしいです。  
 しかし、工期短縮のために説明書の作り方は無視して、ATLASのキットで県庁舎ビルを建築したノウハウを利用して自己流でやりたいと思います(^_^;)


 
 一番最初に行ったのは、型に流したときの隙間からもれた樹脂のバリみたいなものが窓の部分に多数あるので、これだけは割り箸で突っついたり、ピンセットを使って取り除いておきました。


 
 一応、塗装済みのキットですが、塗装した方がより様になるので、パーツの段階で塗装することにします。

 塗る面積が大きいので、いつものターナーアクリルガッシュ ジャパネスクカラーを使って塗装しました。

 和の色の狐色を使いました。 この色合いにはモデルがありますが、それは後ほど・・・

 


 塗装が終わると、外壁、内壁(窓サッシ)、そして窓ガラスの3枚を貼り合わせます。それらは、また次回以降に・・・・

 いつもよりも進行のペースが遅くなっていますが、それは1/144の駆逐艦の方も同時に手掛けているからです。
 二正面作戦は良くないのはわかっておりますが(^_^;)



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