2022年 4月22日(土) USJのホグワーツ特急のようなもの#1
図書館の前に蒸気機関車を置きます
蒸気機関車は日本のものでなく、イギリスの機関車 LNER Class A1"Flying Scotsman"
イギリスの特急列車「フライングスコッマン」の牽引機です
デル・プラドコレクション社の「世界の鉄道」シリーズの1/160のディスプレィモデルです
これを置こうと思ったのは2つの理由から
1つは、通いの模型店の店主からレイアウトに使ってと、この機関車を頂きました
もう1つは、大阪のUSJに行ったときに、ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターで出会った光景を思い出しました
この光景をレイアウトに再現しようと思いました
USJに映画ハリーポッターに出てくるホグワーツ特急の蒸気機関車がトンネルから出てくるものが飾られています
ホグワーツ特急のフォト・オポチュニティ
有料で客車を模したスタジオでホグワーツ特急の車内での写真を購入出来るらしい・・・
というのも自分はハリーポッターシリーズにはまったく関心がないので、映画の1本も見たことがないので・・・
2014年にUSJにウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターのエリアがオープンしたばかりの頃、当時小学生だった子どもを連れてUSJに行ってきました
東京ディズニーランドもそうですが、こういったテーマパークは狭い空間でも広く感じる演出が素晴らしいです
ハリーポーッターのエリアもかなり広く感じますが、GoogleMapの航空写真を見ると狭い空間を良く活かしているのを感じます
ハリーポッターのホグワーツ城も、巨大な城が建っているように見えます
しかしGoogleMapの航空写真で見てみると、パーク内で目に見える城の部分は本のわずか
ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニという4人掛けのシートに載って城の中を映像を見ながら飛び回るというアトラクションがありますが、城の後ろに巨大なパビリオンの建物があります
まあ、テーパーパークの航空写真を見るのは、テーマパークの舞台裏を覗くようで興醒めに感じますが、テーマパークの設計の工夫は興味深いものがあります
ホグワーツ特急はハリーポッターエリアの入口を入ったところにあります
それはハリーポッターの魔法学校のあるホグワーツ城のある街に行くには、ホグワーツ特急に乗って行くので、入口に置かれているのでしょう・・・
ハリーポッターのエリアに行くには100m以上、森の中を歩いて行くとゲートが現れます
ゲートを入るとホグワーツ特急の蒸気機関車が現れます
かなりよく出来たレプリカでアメリカのユニバーサルスタジオには、レプリカのホグワーツ特急のアトラクションがあって、スイスのケーブルカーケーカーのガラヴェンタ社は、ケーブルカーメーカーで、ケーブルカーのように客車の特急列車がケーブルで引かれて走行するらしいです
日本のユニバーサルスタジオのホグワーツ特急は動かせるスペースがないのでトンネルの中に蒸気機関車のキャブが入ったままの状態で再現されています 十分な土地があるアメリカのユニバーサルスタジオが羨ましいです・・・
さて、USJのホグワーツ特急を参考に、ホグワーツ特急のようなものを制作して行きます(^_^)
最初に手持ちのトンネルポータル、GREEN MAXの単線用トンネルポータルを使用する予定でした
しかしTOMYTECのジオラマコレクションのトンネルポータルの方が石積のトンネルポータルらしいのでこちらに変更
USJのホグワーツ特急のトンネルポータルは機関車のキャブの屋根の高さギリギリになっているので、同じように高さをギリギリの高さにします
トンネルポータルの内径は50mmありますが、ギリギリの高さにするためにトンネンルポータルの下の部分を15mmカットして35mmの高さにしました
また、ジオコレのは完全塗装済みですが、テカテカとツヤのある仕上がりになっているので、ツヤ消しクリアーを吹き、タミヤ ウェザリングマスターの錆色を全体に軽くまぶし、茶色の色を少し付けています
トンネルポータルを取り付けるために、地球屋前ロータリーの台地状の丘にトンネルの穴を開けます
穴を開ける前に製作記#438 スタジオジプリ「耳をすませば」の地球屋前ロータリーを造る#(ロータリー道路設計)で崖の部分にKATO=WoodlandScenicsのフォーリッジクラスターを貼り付けました
穴を開ける前にフォーリッジクラスターを剥がします
清掃業務用の剥がしヘラを使用したら簡単に剥がれるのではないかと思いましたが、しっかりと固定されていてなかなか剥がれません・・・・
この製作記#428を見るとフォーリッジクラスターを何の接着剤を使ったのか見たら、ヤマト糊でした・・・
こんなにしっかりと接着されているとは思わなかったのですが、剥がしヘラでは手に負えなかったので、レーザーソー、大型ニッパー、大型カッターなどを駆使してフォーリッチクラスターを剥がしました
そしてカッターを使ってスチレンボードに4cmの穴を掘りました
トンネルらしく見えるように、トンネルの内部をボール紙で造ります
ボール紙を97mm×40mmnの長方形に切り出し、グレーサーフェーサーを吹いてコンクリートのような色にしてから、トンネルポータルの内側にカーブを付けながら、巻き付けるように貼り付けます
トンネルポータルを台地に埋め込みました
トンネルに機関車を入れます
USJは機関車のキャブ部分までトンネルの中に入っていますが、フライングスコッマンにはテンダーが付いているので、テンダーを見せるためにテンダーが半分隠れた位置に機関車を置きます
地下駐車場入口
地球屋前ローターリーの丘は体積のある台地状になっています
この台地の中を立体駐車場にしたら地上4階地下2階で、かなりの台数の大規模駐車場が出来そうです
参考にしたのはレイアウト製作記#447でも取り上げた新潟市の芸術文化施設りゅーとぴあ一帯の白山公園です
多くの駐車場が設けられていますが・・・
航空写真で見ると、駐車場の上は公園化されていて、駐車場が地上からは目立ちません
地下の駐車場はこのレイアウトでは3箇所ほど設けられています
そのうちの一つは県庁の地下駐車場で、レイアウト上に地下駐車場を造らなくても、駐車場入口だけ造ればいいので気楽です(^_^)
地下駐車場入口は、県警本部棟の脇に造ることにして、駐車場出入口の大きさは大型観光バスが出入り出来るほどの大きさにします
道路幅の基準は3.5mなので1/150にすると23.3mmもあれば充分ですが、駐車場の入口に余裕を持たすために30mm(実物換算4.5m)の幅にして、2車線で60mmとしましたが、中央分離帯として10mmほしいので70mm幅にすることにしました
入口の天井の高さも車高の高いハイデッカーの観光バスも高さは約3.8mと道路法で定められているので、30mm(実物換算4.5m)ならば余裕です
70mm×30mmの穴を開けます
壁面にはJTT-Tree社のコンクリートブロックが張られているので、カッターでプラスチックの板を切断します
金属製定規をマスキングテープでズレないように固定して、カッターを入れていきます
底面はスタイロフォームなので、カッターでサクッとカットすることが出来ます
地下駐車場の入口を開けることが出来ました
次回は駐車場の入口の内張と、ゲートを そしてトンネルポータルの周辺に草を貼り付けていきたいと思います(^_^)
製作記#1~100 101~150 151~200 201~250 251~300 301~350 351~400 400~450 451~500