制作記#447
                      更新日2021年 6月26日更新            

2021年 6月26日(土) 戸崎市まちなか図書館の建築#4(新潟市りゅーとぴあと屋上庭園)

 FALLERのホルメル駅のキットを一部、キットの仕様とは変えてキットを組み終わりました。
 これから屋上庭園・遊歩道を造ります。

 子どもの学校が新潟になったので新潟を訪れる機会が増えました。

 自動車で出掛けるときはGoogleMapで事前にルートを検討するのが好きです(^_^)

 そんなとき新潟市中心部に近い白山公園を見ていたら、空中庭園というものがありました。
 空中庭園とは何だろう? この大規模な屋上庭園は何だろう?

 

 航空写真を3Dモードで見てみると、高い建造物の上に、以前訪れた長野県松本市のまつもと市民芸術館の屋上庭園(トップガーデン)よりも規模が大きく、丘のように盛り上げっているのも面白そうで、ここを実際に訪れて歩いて見たくなりました。

 行ってみるとokujouteienn

 休日のある日、新潟市の「りゅーとぴあ」を訪れました。新潟市内はコロナ禍の中、他県ナンバーの「新潟ナンバー」の比率が以上に高く、地元での他府県ナンバーガー2割から3割くらい見られるのに対し。新潟市では感覚的に95%以上が「新潟ナンバー」ではないかと思えるほど、「長岡」ナンバーや他府県ナンバーを見るのが非常に希で、他府県ナンバーで訪れるのが肩身が狭くなるような街です(^_^;)

 GoogleMapの航空写真で見た空中庭園は螺旋状の斜路になっています。自転車のもので、自転車から降りて押して進むように看板がありますが、高校生は気にせず乗車したまま通って行きます(^_^;)
 でも中心部はステージになっており、野外ステージとしても機能します。

 

 空中庭園からりゅーとぴあの本体を見上げます。屋上の庭園は下からは見えなくなっています。
 
 

 下の広場には、「What's NIIGATA」の金属製のモニュメントが置かれています。自撮りの場所になっているらしく、ひっきりなしに自撮りする人が訪れます。
 観光名所にはこういった映える施設は必要です。

 新潟市出身の小林まこと氏のホワッツマイケルのイラストが描かれています。

 

 りゅーとぴあ本体の中に入ります。

 6階建の施設に、コンサートホール、劇場、能楽堂、スタジオ、練習室、カフェばどが入っています。
 シースルーのエレベーターで6階の屋上階に行きます。

 

 屋上階は展望ラウンジになっていて、キッチンカウンターとフリースペースになっています。
 フリースペースは多くの高校生が自習スペースとして使用しています。全般的に新潟の高校生は市内の公共施設で自習する姿を多く見かけます。

 

 「りゅーとぴあ」の「りゅーと」は江戸時代の新潟は花柳界が栄えたので「柳都(りゅーと)」と呼ばれていたことから来ています。
 この施設は花柳界の雰囲気は全くない盆か施設になっていますが、ダイニングとして和風のカフェ旬彩 柳葉亭のキッチンカウンターがあります。
 和食の日替わり定食や丼類、特選緑茶 村上茶、特製紅茶 北限の紅茶や甘味、そしてアルコール類も提供しています。
 カウンターで注文するセルフサービスになっていますが、味は悪くないです。全般的に女性向けになっているので量はあまり多くないです。
 
 私は「まぐろ漬け丼」880円、カミさんは写真の「海の幸丼ぶり」990円を頼みました。

 



 展望ラウンジから外の屋上庭園に出てみます。
 レンズ状に盛り上がった丘のようになっています。

 

 残念ながら訪れたら日は、曇で青空ではないので写真的な見栄えはありません(>_<)
 
 楕円形の丘を巡る通路が設けられています。高い場所にある施設ですが外の景観の見せ方の設計がうまく、高さを感じさせずに散歩することが出来ます。

 

 屋上庭園は北側が高くなり、南側は下がっていて高低差はかなりあります。

 

 芝生広場には、250以上のフラワーサークルが多数、埋め込まれています。

 

 Googleの航空写真を見たときに、丘を登る通路を歩きたかったのですが、残念ながらメンテナンス通路になっているので、来訪者の立入は禁止になっています。

 

 この高さのある斜面の緑地の中を歩きたかったです・・・・・残念

 

 ここから信濃川の鉄橋を渡る6両編成のJR越後線のE129系電車です。

 

 信濃川と新潟駅方面の眺めです。芝生に横たわって、この景色を眺められれば最高になるかと思います。(芝生内は立入禁止になっています)

 


 全部で5つある空中庭園は4箇所が駐車場の上に造られています。それぞれの空中庭園は空中通路で結ばれています。

 

 5階の能楽堂には茶室と中庭があります。屋上庭園が盛り上がっているので1階下の中庭でも高さを感じます。

 


 エレベーターで2階のコンサートホールなどの共通ロビー。
 コンサートホールを巻く3階の高さにある空中ブリッジがインパクトを与えています。

 

 2階にはカフェ「わたしの珈琲店」があります。

 

 このコンサートホールでは子どもが合唱で参加していましたが、コロナ禍なので保護者といえども中には入れません。通路で練習しているのを聞くだけです(^_^;)

 

 それどれの施設は空中ブリッジで結ばれています。

 

 渦を巻いたような空中庭園は噴水の設備があります。夏になれば噴水が出ているのではと思います。

 

 公園は高低差を設けていて、水の流れる水景施設もあります。

 

 この水景施設はレイアウトに造ってみたいです。

 



 この新潟市の白山公園に隣接して白山神社があります。公園と神社の敷地の境が判りにくくなっていて、公園と一体化した神社になっています。(江戸時代は公園も神社の敷地だった)

 

 全国に205社以上もある白山神社。新潟県内にも8社もありますが、中央区にあるこの白山神社は新潟県を代表する神社の一つになっています。

 

 おみくじは鯛の形をした「鯛みくじ」です。備え付けの釣り竿で釣り上げる方式です。
 真ん中の北前船に乗せられた白い「恋鯉みくじ」は縁結びのお守りとセットになった、おみくじです。これを小学生低学年の子が釣っていて、まだ早すぎると思った(^_^;

 
 


 住民票の手続で、新潟市の繁華街 古町にある新潟市中央区役所を訪れました。
 古町と言えば新潟市を代表する繁華街ですが日曜日の午後で一番、街が賑わっている時間だと思っていましたが、区役所のあるNEXT21という高層ビルにある地下駐車場に入りましたが、まったくといっていいほど駐車車両がいません。

 

 駐車場に直結している新潟地下街 西堀ROSAも、20年前に訪れたときには多くの買い物客で賑わっていた記憶があるのですが、空き店舗が目立ち、来街客も大きく減少していました。

 

 古町のアーケード街も驚くほど来街者が少なく、昔の古町の賑わいを知っている自分としてはかなりショックを受けました。

 

 区役所の人に話を伺うと、コロナの影響と言うより、2020年3月22日に閉店した、新潟三越百貨店の影響がかなり大きいそうです。
 閉店直前までは多くの来街客で賑わいましたが、閉店後は古町全体の来街客が大きく減少したそうです。
 以前から、郊外のロードサイド店や大型商業施設が増加していて、中心市街地の来街者の減少は続いていたのですが、中心市街地の核店舗となっていた大型商業施設の閉店の大きさに、全国どこでも見られる事ですが改めて驚きを感じました。

 



 気を取り直して、戸崎市の街造りを進めて行きます(^_^;)

 新潟で訪れたりゅーとぴあを参考に屋上緑地にしたいところですが、FALLERのホルメル駅キットのウリの一つは屋上に敷き詰められた太陽光パネルです。
 この太陽光パネルは活かしたいので、屋上庭園はオリジナルの大きさにして、大規模な屋上緑地は別棟に設けることにします。

 屋上緑地を横断して、別棟に至る通路を設けます。

 通路に使用するのはMID WEST社のプラ平棒の材木版のMICRO-CUT SCALE LUMBER#8020 1mm×3.2mm(京商扱い)を15mmの長さにニッパーでカットして並べて接着しました。

 ガラス天井の部分は女性がスカートを履いていた場合、下から見えてしまうことがあるので、防止の為に幅を広くして20mmでカットしました。
  

 材質がシナ材なので塗装可能なので、タミヤ スミ入れ塗料のブラウンを筆で塗りました。

 

 手摺りはFALLERの手摺りを、ハンブロール メタルコートのシルバーで塗装。

 

 手摺りの取付が終了しました。
 花類はNOCHのものを植えました。

 

 次回こそ、図書館の東側に建物を建てて、太田市美術館・図書館のような建物を増築したいと思います(^_^)

 製作記#1~100   101~150   151~200   201~250  251~300  301~350  351~400  400~450