制作記#442
                      更新日2021年 4月27日更新            

2021年 4月24日(土) スタジオジプリ「耳をすませば」の地球屋前ロータリーを造る#9(人形の配置#1)


 地球屋前ローターリー地区に人形を配置します。

 この公園は中心市街地にある県庁公園なので、賑わいを演出するために用意する人形の数を増やしました。
 80体ほど用意してピンセットを使い、透明ゴムボンドで接着します。

 

 このレイアウトの季節設定は、7月中旬の梅雨が明けたばかりの初夏の設定なので、人形はすべて夏服の人形に塗装しました。

 用意した人形は、Preiserの未塗装の人形から、KATO=NOCHの人形を中心に用意しましたが、特にKATOの人形は流通在庫が現在のところ流通在庫が少なくなっているので、TOMYTECの情景コレクションのザ・人間シリーズも使用しました。TOMYTECの方は流通在庫は豊富になっています。

 

 人形の配置は満遍なく配置するのではなく、なるべく、ペアかグループで配置します。

 

 このようなテーマパーク的な公園に1人で行く人間はほぼいないので(自分はムーミン・バレーパークには1人で行きましたが・・・・)、ペアかグループで並べます。

 

 地球屋前ロータリー地区と、とざき反転地地区を結ぶ階段も設けました。

 



 ヨーロッパやアメリカなどではロータリー道路が多く見られます。これは自動車文明の前に馬車文明があって譲り合うことで、信号を設けずに交差点を通行できるメリットがあります。
 日本の場合は馬車文明が起きないで、いきなり自動車文明になってきたので、ロータリーは日本の道路にあまり馴染みがなく、主要道路では数少なく、ロータリーといえば駅前ロータリーが一般的でしたが、最近は日本の道路行政も変化してきて各所にロータリー交差点やラウンドアバウト(ロータリーと違って一時停止せずにロータリーに進入出来る交差点)が造られるようになってきました。

 「耳をすませば」の地球前ロータリーのモデルとなった東京都多摩市桜ヶ丘2丁目のロータリーです。レイアウト製作の参考に訪れてみたいとことですが、コロナ禍の中、不要不急の外出は自粛しなければならないので、GoogleMapで検討します。

 

 ロータリー道路には、ロータリーの道路標識があります。以前は四角い黄色の警戒標識でしたが、2010年頃から丸い青色の情報標識に変わっています。
 このロータリーの標識は市販のレイアウト用品にはないので、画像をプリントしてKATOの道路標識に貼り付けました。
 実際の道路なら「止まれ」や「横断歩道」の標識も設置すべきですが、公園内の実際の道路でないので、あえて設置しませんでした。

 



 このレイアウトにはテラスが多く登場しています。 (レイアウト製作記#100 戸崎市はテラスがいっぱい 参照

 レストラン ラビットハウスの3階にもテラスが設けられています。
 ここからは戸崎本線を行き交う列車や、とざきハイラインを眺めることが出来ます。

 

 もう一つベランダがある建物があります。
 地球屋は斜面に建てられているので、ロータリーに面した入口玄関がある1階と地下にベランダが設けられています。

 

 アニメーション映画「耳をすませば」でも、主人公の月島雫が、天沢聖司に誘われて建物脇の階段を降りて地下のベランダに降りる階段の途中から眼下に街の風景が広がると、「空に浮いているみたい」と感動するシーンが印象的です。

 この映画を見た人が、「地球屋」のペーパーキットを造ったら月島雫と甘沢聖治の人形をベランダに置きたくなるかと思います(^_^;)
 似た姿の人形を塗り替えて2人としましたが、ヒロインの月島雫とした人形の背が、頭半分ほど小さかったみたいで、月島雫の人形がまったく目立ちません(>_<)
 また月島雫に似た人形があれば塗り替えて置き換えるつもりです。

 

 製作記#1~100   101~150   151~200   201~250  251~300  301~350  351~400  400~450