2020年12月12日(土) スタジオジプリ「耳をすませば」の地球屋前ロータリーを造る#2
レイアウト製作記#425 スタジオジプリ「耳をすませば」の地球屋前ロータリーを造る#1の続きです。
スタジオジプリのアニメーション映画「耳をすませば」に登場する骨董品店の「地球屋」。
その店舗の前のロータリーにある大木は印象に残ります。
モデルとされている東京都多摩市桜ヶ丘2丁目のロータリーには、大木はなく雑木林のようになっていますが、アニメの設定に従います。
このイメージで作成していきます。
大木を植えるベースとなるロータリー内側のサークル状の植え込みの台座はSankeiのペーパーキットのものを使用します。
Sankeiの「耳をすませば 地球屋ジオラマセット」にはペーパーの幹や枝に、グリーンスポンジの葉を接着する大木がセットされています。
地球屋の2階の2倍の高さがある、立派な大木です。
ペーパーキットの大木が、どのような形になるのか、試しに造ってみました。
造ってみると、いかにもペーパーキットの樹木といった感じで(幹や枝が平らになっている)レイアウト上に置くのは少し厳しい感じがするので、レイアウト製作記427で触れたように、アメリカのレイアウト用樹木の専門メーカーのJTT Treeの樹を、アメリカから取り寄せてみました。
JTT treeの樹はリアルな造りで、一度、JTTの樹を使用すると他のメーカーの樹がチャチに見えるので、少し値段の高い樹になりますが、他のメーカーの樹を使い気にはなりません(^_^;)
数ある樹の製品の中から選んだのはパインツリー(松の木)です。
日本の松とはかなりイメージが異なるパインツリーですが、もみの木のようです。 日本の松に近いのはOld Pineです。
パインツリーには、Zゲージ用から、Gゲージ用まで9種類のサイズの樹が用意されています。
アニメの設定を見ると地球屋の建物の2階の高さの倍くらいの高さの巨木になるので、10cmくらいの樹を選びます。
それに該当するのは、HOスケール用の4inchのパインツリーなのでこれを使用します。
石垣で囲まれたサークル状の台座はパーパーキットのものはそのままでは、再生紙のボール紙の素材感が強いので、若干、塗装することにしました。
一番下のベースは、グレーサーフェーサーを吹いてコンクリートのような感じにします。
石垣部分はライトブラウンで軽くドライブラシして仕上げました。
植え込みの樹の周りは、アニメの設定に従って、KATO=Nochのをヤマト糊:1、水:1の割合でペースト状にして盛り上げ、1日以上乾燥させて固まるのを待ちました。
固まったら完成です。
地球屋前ローターリーに巨木を立てました。
実際にレイアウト上にみると樹が大きい分、ロータリーが狭く感じてしまうので、少しロータリーは大きくしようと思います。
あと1軒だけ、ロータリーに並べる建物を造ってからロータリーの地面造りを行いたいと思います(^_^)
製作記#1~100 101~150 151~200 201~250 251~300 301~350 351~400 400~450