2013年5月25日(土)戸崎観光港計画
レイアウトの拡張プランはパソコンで作図したペーパープランだけなので、ペーパープランを参考に、地形等や、実際に置く物をペーパーに印刷して、モックアップまではいきませんが、レイアウトベースに置いて検討してみたいと思います
これから港を造っていきます。
港には、商業港や、原材料、製品の搬出搬入する工業港、漁港、軍港、マリーナなどがあります。
さすがにコンテナ船や大型貨物船が出入りする商業港は規模が大きすぎて鉄道模型のレイアウトでは手に負えません。
レイアウトに向いていて作りやすいのは漁港ですが、県庁所在地の中心市街地に隣接した漁港という事例はなさそうだし、TOMYTECジオラマコレクションの漁港はパス。
護衛艦や駆逐艦も置きたいのですが、軍港になると県庁所在地の駅前には、これまた置きたくない。
実際の例としては県庁所在地ではないけど、横須賀線横須賀駅を降りると、目の前に海上自衛隊とアメリカ海軍の横須賀基地が広がっていますが、横須賀駅は1889年に軍港への輸送のために開業した路線だから、横須賀駅は例外です。
結論として都市型レイアウトに似合うボルチモアのインナーハーバーをモデルにした観光港にしようと思います。
アメリカ合衆国 メーリーランド州最大の都市 ボルチモア市は治安が悪いことが有名で、トム・クランシー氏の小説でもぼろくそに書かれています。
それほど治安が非常に悪かった港湾地区を30年に渡って再開発したのがインナーハーバー地区です。
、ショッピングモールや先駆的な水族館の手本になったボルチモア国立水族館、そしてメモリアルシップ(記念艦)のアメリカ海軍の帆船USS Constellation、第二次大戦中の潜水艦USS Torsk、沿岸警備隊のUSCGC Taney、灯台船のLV116 Chesapeakeが公開されています。
ボルチモアには実際に行ってきましたが、大阪海遊館のモデルとなった国立水族館や、記念艦巡り、そしてMLBのボルチモア・オリオーズのベースボール観戦、そして鉄道ファンには嬉しいボルチモア&オハイオ鉄道博物館など、観光地巡りが楽しめる街です。
さて、レイアウトの製作に移ります。
Nゲージのレイアウトの港には2つの方法があって、実際にNゲージサイズの船を置く方法と、遠景として1/700の船を置く湖山鐵道さんのレイアウトや鉄道模型趣味に載っていた方法です。この方法だと大型艦も置け、壮大な港の風景が再現出来て、見てみて気持ちのいいレイアウトになります。
私のレイアウトでは、船にNゲージサイズの人形を置きたいので、Nゲージサイズの船をレイアウトに置くことにします。
ただし場所の関係で大型船舶は置けないので、小型船舶だけがレイアウトに並べます。
港のほんの一部の情景しか再現できませんが・・・・
ボルチモアのインナーハーバーを参考にしたウォーターフロントの情景を作ろうと思います。
記念艦が公開され、戸崎港と周辺島嶼部とを結ぶ連絡船や小型のフェリーボートが入出港する観光港にしようと思います。
制作記#272 レイアウト拡張計画で作図した図面を元に、制作記#273 レイアウトベースの制作で制作したベースの上に、仕掛かり中の艦のキットと、道路や埠頭を印刷した紙を置いて、ストラクチャーの位置の確認と、どのようなイメージになるかを、レイアウトベース上で検討してみました。
海面はTOMYTECの海面プレートを仮に使用しています。
最終的な海面の仕上げは、制作記#254 海面#2と同じく、ターナー色彩のアクリルガッシュと、グレイインペイント アクアシリーズで行うことになります。
岸壁と埠頭、道路は図面にあわせて、1/150サイズで印刷した紙を貼り付けて、イメージを確認しました。
よく検討したところ、港の部分が大きくて、商店街の部分が少なくなっており、街を代表する商店街としてはボリュームに欠けるので、商店街部分の巾を30㎝ほど広げて店舗の数を倍増し、その分海面を狭くすることにしました(^_^;)
港の岸壁や埠頭の位置を決めるのには、レイアウトに置く船を実際に置いてから再検討した方がいいと考えています。
この戸崎港の制作に備えて、購入してある船のキットがあります。
スケールは1/144か1/150に統一したいところですが、そのスーケールの船は少なく、用意してあるキットは1/125から1/200までと巾があります(^_^;)
半分以上は1/144ですが。
商店街に配置するストラクチャーのキットの収集は、まだ半分ほどです。
以前のやり方では、戸崎駅前大通りなどの道を最初に造り、ストラクチャーキットを組み立てて道沿いに並べました。
レイアウトの拡張部分は、最初にストラクチャーキットを完成させてから、道路の配置を決めることにします。
ストラクチャーキットも、ヨーロッパ製のものが主役になります。
CR旅客鉄道レイアウトのコンセプトが、
KATO、アメリカ製、ヨーロッパ製のストラクチャーキットを使用して、日本風の建物にしたものが並んでいます。
なので、一部例外がありますが、外国製の物を使います。
艦船のキットも、ドイツRevellの製品が中心になっています。
これからしばらく、買い込んだストラクチャーキットや艦船のプラモデル作りが続く予定です。
港の関係で艦船のプラモデルを一気に何隻も作りたいところですが、それだと鉄道模型レイアウト制作のホームーページというより、艦船模型のホームページになってしまうので、商店街のストラクチャーと艦船の制作はなるべく交互に行っていく予定です(^_^)