2012年7月24日(火) ハイライン高架橋の塗装
制作記#254ではアクリルガッシュで海面の色を塗り、その上にターナー グレインペイントアクアを2回ほど塗って、海面を作りました。
グレイペイント アクアの乾燥に2日間ほど時間をかけましたが、完全に乾燥はしません。
その後、一週間経過しても、硬度は高くなりましたが、表面はベタベタしたままで、物を置くと貼り付いてしまうほどです。
これは作業上、特に大きな問題ではないので気にせずに、制作を続けます。
今回から海面の上に並べるハイラインに手を加えて行きます。
具体的には、塗装とウェザリングです。
第3パートは明治時代のレンガ橋
これは 宇都宮ロコ模型店から頂いたもので、すでに店主によるウェザリングが充分に施されているので、このまま使います。
隣のウッドデッキとは高さが合わないので、高い隣に合わせて6mmほどプラ棒で下駄を履かすことにより、高さを調節してあります。
すると、橋台が海面から浮いてしまうので、浮いた部分に小石を接着して浮いている部分を隠します。
橋台を波の衝撃から守るために大石が置かれている設定にします。 波よけなら、波消ブロックやテトラポットがTOMYTECより発売されていますが、ここは湾内の港湾、直接外洋からの波にはさらされないので、テトラポットを使いたいのはやまやまですが、残念ながら使えないので、明治時代からの橋台としては大石を橋台の周りに置いてある形にします。
第2パートはハイラインにする際に新造されたウッドデッキ
制作記#251で組み立てた冷蔵貨車用プラットフォーム改→ウッドデッキですが、まだ未塗装だったので、仕上げの塗装を行います。
まずウッドデッキの構造材部分を、エアブラシで塗装しました。
タミヤアクリルのダークブラウンを通常のエアブラシ用の塗料よりも、さらに薄めたものを吹きました。
吹くと、元々のウッド材の色と、塗料のダークブラウンの色が混じった色合いになりました。
歩行するデッキ部分は、タミヤのスミ入れ塗料を筆塗りしました。
スミ入れ塗料はエナメル塗料を薄めたものなので、元のウッド材の色と、スミ入れブラックの色が混じって、ダークブラウンの色合いになりました。
第1パートは昭和時代に作られたコンクリート製の高架橋
KATOのユニトラックの高架橋ですが製品のままだと、プラスチック製のものにしか見えないので塗装します。
コンクリートのようにするため、グレーサーフェーサーを吹きます。
ウェザリングとして、フラットブラックをエアブラシで軽く吹き、スミ入れ塗料のブラックで、壁面にスミ入れしました。
第1パートの目玉は、ハイラインらしいネイチャー・ウォーク・ウェイです。
地面はいつものように一太郎&花子で作画して、シールプリントに印刷したものをスチレンボードに貼り付ける予定です。
例によって、何回か下書きを印刷して、実地で検討して修正していきます。
レンガ橋の第3パートにも石畳のパターンを印刷した紙を置いて検討します。
次回は、地面を造って、ネイチャー・ウォーク・ウェイの緑化をしたいと思います(^_^)