2012年1月9日(月) 県庁ロータリー周辺整備#2(公園の拡張とフィギュア・植林)
これからはしばらく、市販のストラクチャーは使用せずに場所や地形に合わせて、スチレンボードやプラ棒などでストラクチャーをスクラッチしていくことになります。
前回の制作記234で述べたように、県庁ロータリー周辺の整備は、いくつかの手順を踏んで行います。
基本的に地面を仕上げてから、上の構造物を設置していくことになります。
その手順ならば、ロータリーの地面の制作を行いたいのですが、赤枠で囲んだトンネル部分が未処理で大口を開けているので、この部分(①の部分)を何とかして、隣接した県庁地下駐車場の入口(②の部分)の工事も同時に進めたいと思います。
トンネルの入口は人工地盤の下に潜り込むトンネルなので通常の卵形の断面ではなく、角を落とした四角い断面の入口にしようかと思います。 同じようなトンネルのあるJR武蔵野線の新小平駅トンネルを参考にしたいと思います。
地形に合わせてトンネルポータルを作らなければならないので、スチレンボードで自作することになります。
いざ、トンネルポータルの設計に取りかかろうかと思いましたが、トンネルの上の部分の地形が決まらないと、トンネルポータルの位置が決まらないので、先にトンネルの上の地形を造ることになります・・・・・
ムーミンの森公園の拡張した地面造り
前回作成したスタイロフォームの地面に、海辺の遊歩道に降りる階段を設けます。
25㎜巾の階段部分をレーザーソーで切り取り・・・
階段はEverGreenのプラ平棒を組み合わせて作りました。
厚さ1㎜×6.5㎜の平棒を25㎜巾でカットした17枚、ずらして接着して階段にしました。
あとは、制作記197でやったように、地面に津川洋行の石畳と側壁を取り付けるのですが、石畳と側壁の手持ち在庫がなかったために発注しました。 材料の到着待ちです。
ムーミンのフィギアと植樹
ムーミン谷公園に、ムーミンのフィギュアを置きます。 スナフキンのフィギュアも戸崎21世紀美術館の展示室から取り出しに成功し、無事に置けました(^_^)
参考にしたあけぼの子どもの森公園は自然公園なので、ムーミンのキャラクターは一体も置かれていないのですが、レイアウトの中の公園は、なにしろ狭い公園なのでキャラクターのフィギュアでも置かないと間が持ちません(^_^;)
大型のフィギュアが置いてあるのは香港の同じく無料の公園 スヌーピーワールドがあります。 これをモデルとして今回の公園を作成しました。
ムーミンの森公園というからには、樹をある程度植えなければ・・・・・
というわけで植林を行います。
樹は香港のAvenue of Starsを参考として、ビッチリと葉が生い茂っている木ではなく ある程度枝葉に隙間があり、木々の間から置かれたフィギュアが見える感じにしたいので、スカスカに開いている樹にしました。
このイメージに合う樹は市販のものは手持ちになかったので、制作記108で使用したドイツHeki社の”15 Finely Detailed Leaf Trees and Bushes - Dark Green”を樹の形にハサミで成形して植えます。
これで作った樹は幹が細めで、葉もリアルでいいのですが天然素材なので幹や枝が折れやすいのが欠点です。
ムーミン谷の建物もタミヤのウェザリングマスターでゴシゴシと汚して、食玩ぽさを消して落ち着かせました。
森の中にあるスナフキンのテントに置いたスナフキンとムーミンのフィギュアが通る列車の車窓から眺められます。
スニフの家の前には、スニフとミイのフィギュアを置いて、その裏にJTT-treeのプラタナスを2本、葉はとてもリアルなのですが、針金をよじって作ってある幹なので太く感じます。
しかし、意地悪で生意気なキャラクターのミイと、温厚で大人の雰囲気のスナフキンとが異母兄弟であったことは知りませんでした・・・
あとは公園を訪れている人の人形を配置すれば完了となります。 人形の配置は今手掛けている公園の拡張が終わったら行おうと思います。
それとカーブの線路の部分に、架線柱も設置することになりますが、架線柱は一番最後にしたいです。 レイアウトの制作作業で一番ひっかっかってやっかいなのが架線柱ですから・・・