制作記#194
              更新日2011年3月2日更新         TOPへ

2011年2月26日(土) 県庁公園の造成工事#1                            


 今回から地面造りを行います(^o^)

 
 まもなくレイアウト制作記も200回を迎えますが、制作記100の頃は200までには何とかレイアウトの完成に近づくかと書いていましたが、今のペースだと300まで行きそうです(^_^;)

 まあ、継続的に手を動かしていれば確実に完成に近づくと信じながら、毎週レイアウト制作に励んでおります(^_^)


 前回まで11回に渡って新戸崎駅のホームをKATO近郊形ホームへの置き換えを行ってきましたが、順番からすると制作記160で県庁舎前にバリアフリーエレベータを作り、そこに繋がる高架歩道と県庁舎正面のロータリーを完成させる。 これが中途半端な部分を残さないための順番です。



 が、しかし、この庁舎前のロータリーを仕上げるには、ロータリーの後ろの部分が仕上がっていないと難しいので、今回は一つ順番を跳んで、県庁舎脇のカーブ周辺の整備を先に行いたいと思います。



 レイアウトの四隅のうち、県庁舎の西側にまとまったシーナリー未着工部分があります。



 ここは内側のエンドレス(高架)と外側のエンドレス(地上線)をクロスさせるために作った人工地盤で、材料はKATOの高架プレート6枚で、橋桁で持ち上げてあります。
 この高架プレートは高架駅用に購入したもので、最初のレイアウトプランだと高架駅は新幹線用で、新幹線が8両編成まで停車出来るように高架プレートを用意していました。 しかしプラン変更に伴い、在来線車両6停車可能の駅に縮小したため不要になったものを利用しています。

 

 この未着工部分には列車の運転上、非常に危険な箇所があります・・・・

 右側のユニトラックの複線高架線路がSジョイナーで、左側の高架プレートに接続されていません(>_<)

 宙に浮いた複線高架線路が、高架プレートからはみ出した線路にユニジョイナーだけで接続されています・・・・ 

 なぜこのような状態になったかというと、元々は高架プレートと複線高架線路はきっちりと接続されていましたが、下を通る大通りの歩道の巾を広くするために、高架プレートをセットバックさせたため、大きな隙間が生じてしまいました(^_^;)



 しかし、ユニジョイナーは優秀です。
 強度があります。

 たとえ60トン近い戦車を載せた列車が走っても・・・・・



 いや、これは実際には軽いRoco製の戦車運搬貨車なので冗談として・・・・・

 実際に重いのはこいつらです・・・・・



 アメリカの機関車共は、模型でも図体がでかい上に牽引力を得るために十分なウエイトを積んでいます。 手で持つとずっしりと重さを感じます。
 これを、瀬戸大橋開通前に荷重試験のために機関車だけを9両繋げた試験列車と同じように、アメリカの機関車を9両走らせて荷重試験を行いました・・・

 ユニトラックとユニジョイナー恐るべし・・・・・  ビクともしません(^_^)

 だから、しばらく隙間があいている状態が何年も続きましたが、レイアウトでの列車の運転を楽しんでおりました・・・

 しかし、シーナリー的にはこのままには、しておけないのでこの隙間を埋めるべく、複線高架線路のプレートを追加します。



 ノギスで隙間を計ってみると37㎜、複線高架線路のプレートをこの長さに切断します。

 切断は、レーザーソで切れますが今回はバンドソーを使いました。
 これを使えば、あっという間に切断できます。



 RYOUBIのバンドソーはバンド上になった糸鋸の刃で、回転数を可変することにより、プラスチック、木材、竹、金属まで切断できます。
 
 これを購入したきっかけは、単線の高架線を並べて複線にした場合、複線の間に高架線路の側壁が残ってしまいます。 それを切り取るために購入したのですが、購入後、KATOより複線高架線路が発売されたので、その必要がなくなりました(^_^;)・・・
 とりあえず、糸鋸代わりにレイアウト制作に重宝しています。値段ははりますが・・・

 ただ、高速で刃が回転するので、このように厚いものをまっすぐカットするには技術がいるので、刃のガイドとして車両ケースを接着剤で貼り付け治具としました。



 Sジョイナーを使って接続し、その後、ターナーアクリルペイント アクリルガッシュの消炭色と白でグレーを作って塗装です。
 


 次に公園になる部分の地面を作ります。
 この公園は、観光名所になるに足りるほどの公園にしようと思います(^_^)

 この公園部分は、戸崎セントラルタワーから伸びている高架歩道と同じ高さにするために、地盤を22㎜ほどかさ上げしよう思います。
 22㎜かさ上げするには、20㎜のものに2㎜のスチレンボードを載せれば大丈夫です。 20㎜のものを探すと、2006年5月の制作記12(消滅中)で車両展示台を作成したときの残りの20㎜厚のスタイロフォームがありました。



 5年前にDIYショップで購入したもので、今では住宅エコポイントのお陰で断熱材の需要が高く、品薄になっているものです。(お客さんの建築業者によれば、今、現場で一番盗難の被害にあうのが断熱材だそうです(^_^;) )
  あれから5年ほど経過していますが劣化はしていませんでした。(もっとも建材が5年程度で劣化してもらったら困る(^_^;) )

 
 公園にする真ん中をカーブの線路が横断している複雑な地形になるので、型紙を作ってスタイロフォームをカットすることにします。



 コピー用紙を置いて、レールに沿ってボールペンで線を描くと、書き跡が切れて行きます。

 切れたコピー用紙をスチレンボードに重ねて、スチレンボードを型紙に合わせてカッターや、ハサミでカットします。



 スチレンボードをスタイルフォームに重ねて、カッターでカットしました。



 カットしたら、スチレンボードの後側を1㎝ほどカットして上側を狭め、スタイロフォームに貼り付けて、カッターで削るように線路側に傾斜を付けました。



 スタイロフォームはカッターでサクサク削れますが、削った跡はけっこう荒れていますが、仕上げに石垣をプリントした紙を貼る予定です(^_^)


 次回も公園の地面作りを続けます(^_^)
 

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