制作記#170
              更新日2010年 7月27日更新         

2010年 7月27日(火) 戸崎駅南西街区の整備#5
                (道路工事#2路面のウェザリングと線路際フェンス取付)
                 


 プリンターで印刷した道路をエアブラシを使って、ウェザリングします。



 道路のグレーを濃いめに印刷したので、フラットホワイトとグレーを調色した、極薄いライトグレーを吹きます。
 塗料はタミヤアクリルで、ラッカー系と同等の乾燥時間で、臭いもきつくなく、紙に吹いても問題ない塗料です。

 調色した塗料を塗料2:3アクリルの溶剤で、極薄く薄めて吹きます。



 エアブラシでのウェザリングは一発勝負になります。 失敗したり、ウェザリングをやり過ぎると、リカバーするのに困難を伴います。
 今回、歩道の継ぎ目をウェザリングでごまかそうとして、やり過ぎてしまい、シールを貼り直してリカバーする必要が生じてしまいました(^^;)
 ウェザリングはボカす感じがいいので、べったりと汚れた感じはまずいです(>_<)


 奥のファミリーレストランの駐車場にする部分も、グレーで印刷したシール用紙をスチレンボード1㎜厚に貼り付け、エアブラシウェザリングしましたが、出来が不満足だったので、制作記167で使用した、ターナー アクリルガッシュ ジャパネスクカラーを調色して、アスファルト部分を調色割合を変えながら、3回筆塗りしました(^_^;)
 
 仕上げにその後、エアブラシで再度ウェザリングを行いました。


 地面のウェザリングが終了すると、ストラクチャー類を配置する前にやっておいた方がいいことがあるので、それを行いました。
 ロードサイド店群と線路を隔てるフェンスを設けます。 これは街の方でなく、鉄道会社の固定資産になります。

 フェンスは最近発売された、キャスコCASCOジオラマアクセサリー フェンスキットが経済的でいいのですが、ここはレイアウトの手前で目立つ場所なので、今回はエッチング製のものを張り込みます(^_^) 
 ホビダスのフェンスもいいですが、一番使い勝手がいいMicro Structuresフェンスが手元にあったので、これを使いました。



 エッチングのフェンスアサヒペイントのスプレー エメラルドグリーン(京浜東北線のエメラルドブルーに近い色ですが)を吹きます。
 フェンスの上部が有刺鉄線になっているので、その部分の塗装はしないよう、マスキングテープで覆っておきます。



 フェンスを線路際に立てますが、以前制作記128で線路際の境界としてタミヤの3㎜角棒を接着していたので、それにゴム系透明ボンドで貼り付けました。

 取り付けると、多々ある鉄道模型用のフェンスの中で、Micro Structureのフェンスが特に目の細かいフェンスであるのが判るかと思います。



 フェンスが折れ曲がったところは、ハセガワ・トライツールのエッチング用プライヤーで曲げます。



 設置してみると、えらい長さのフェンスとなりました・・・・・


 この後は、信号機やガードレールを取り付ける前に、歩道に一カ所ウェザリングをやり過ぎたところがあり(^_^;)、そこを補修した後、街路樹なども植えようかと思います(^_^)


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