制作記#122
              更新日2008年1月5日更新       

2009年1月3日(土) 戸崎駅1番線プラットホームのリフレッシュ工事#2

 HAPPY NEW YEAR!

 レイアウト製作記も2009年を迎え、区切りのいいところから始めたいのですが、残念ながら昨年からの作業が継続中で、たいへん見栄えも悪く新しい年を迎えています(^_^;)
 年末年始を挟んでレイアウトの運転を楽しめず、大規模なリフレッシュ工事のために長期運休状態です(^_^)
(2008年は区切りよく、オーバークロス道路を完成し年頭所感からスタートから始められたのですが・・・・)


 前回の続きで戸崎駅1番線のホームの4分の1ほどを仕上げたので、今回は残りの4分の3を仕上げます。
 4分の3のホームはTOMIXの対向式ホーム(近代型)を使用しています。このホームを取り出すために上を覆っている高架駅の新戸崎駅を一度分解します。 



 自分のレイアウトは移動することを考えていない固定レイアウトなので、高架線や高架駅ともに、製作の過程を考慮して固定していません。なので容易に高架駅を撤去することが出来ます。


  
 注意深く、高架駅と周辺のホームを取り除いていきました。4年以上見ることがなかった1番線の全貌が見えてきました。



 4年以上、メンテナンスをしていませんでしたが、埃も積もることもなくきれいな状態に保たれていました。
 大型シートを使用した埃対策は効果有りの判定を下しても良いでしょう。(私ならこうする! レイアウトの埃対策:参照)



 ホームの高架の下に隠れ、見えない部分は、ベンチや人形は全く置かれていません。
 今まで、カメラカーが入線しても真っ暗で見えなかったのですが、照明設備が導入されればそうは言ってはおられません。レイアウトらしくホームの什器備品と人形を配置します。

 ホームに置かれるベンチは手持ちのジャンクパーツの中に、KATOとTOMIXのベンチが3種類ほどあるので、色も形もバラバラですが並べてあります。塗装はCR旅客鉄道のシンボルカラーである紫色が各所に使われています。

 ホームの設備ですが、他のホームに準じてホームエレベーター、売店、立ち食い蕎麦スタンド、駅弁売場を置きたいところですが、カメラカーでしか見えないところなので、ここは手を抜いてKATOのホーム事務室のみ置くことにします。



 ただ、そのまま置くとホームに乗客が歩くスペースがなくなるので(KATOの対向式ホームの幅が42oに対し、TOMIXのは25〜30oとかなり狭い)、ホーム事務室を半分に切断して置きました。切断面は見えないので、ローレリーフ状態でかまわないでしょう。

 最後に他のホームのようにステップを取り付けます。0.5oのプラ角棒イエローで塗装したものを貼り付けておきます。(製作記20参照)イエローのラインはいいアクセントになります。



 ホームが仕上がると、人形を配置します。

 人形にはこだわりがある方ですが、ここの人形の配置も簡略化します。 他の見えるホームではとても置けないような人形を配置しました(^_^;)
 まずはレイアウト上の人形のほとんどは夏服の装いですが、ここには他では使えない冬服の人形(コートを着用した人形もいます)をどさくさに紛れて置きます。どうせカメラカーの映像では、人形はシルエット程度にしか映らないだろうとの目算があります。
 
 次に造形の悪い人形も、在庫処分だと言わんばかりに、ここに置きました(^^;)
 TOMYTECの歴史で、なかったことにして欲しいという感じの出来の、ジオラマ・キャラクターの人形が置かれています。(戸崎駅の風景#12参照



 もう一つ、人形の出来で、鑑定団的に言えば「いけません中のいけません」と言いたくなるPlastructの人形も、枯れ木も山の賑わいとばかりに置きました。 この人形はバリも多く、造形もおおざっぱな上に身体の厚みのない薄っぺらで、塗装されていますが塗りもはみ出るなど悪く、肌色などは半透明で透けています。(Plastructの人形の出来について弁護させて頂ければ、建築模型用の用途が主たる物なので、鉄道模型並の精度は要求されていません。Nスケールの人形だとなんでも興味を示して買ってしまう自分が悪い・・・・と庇ってみる・・・・)



 薄っぺらな身体も、再塗装を施して、カメラカーの進入方向に向けて配置すれば問題なく人形のシルエットに見えるでしょう・・・・



 そんな中で最近発売され製品で、当たりだと思ったのはトラムウェイN日本人乗客人形です。 中国製で造形も良く、TOMYTEC「ザ・人間シリーズ」を越えているのは言うに及ばず、KATOジオタウン=Woodland Scenicsの人形よりもいい出来です。
 立っている人と座っている人がいて、12体入りで1,365円です。つり革に掴まっているポーズの人形の扱いは困りますが、ホームのベンチなど座っている人形の数が必要な今回は重宝しました。



 次回は、このホームを照らす照明設備を取り付けて、高架駅を元の状態に戻します(^_^)


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