制作記#119
              更新日2008年12月17日更新       

2008年12月13日(土) 車掌区周辺の整備#1(車掌区建物と電波塔)

 県庁舎の改築に続いて、製作記80に記したプロジェクト 2.駅西側保線工事(バラスト撒布・レール塗装・架線柱信号機等設置)、車掌区・保線区事務所工事を手掛けます。  

 
戸崎駅を挟んだ東側はほとんど仕上がりましたが、西側はバラストも撒いていないベニヤ板平原状態になっているので、、車掌区を中心とした鉄道施設を設け、バラストの撒布、レールの塗装を行いたいと思います。

 線路周りの整備も行うので、しばらくレイアウトでの列車の運転は長期運休としなければなりません(>_<)



 地面を作る前に、配置する建物類を作っておかなければならないので、ストラクチャーの制作にかかります。
 
 中心となる建物は車掌区で、これは”KATO”の”イージーキット 詰所”を以前組み立てた物で、いつ作ったのかとレイアウト製作記を振り返ってみると、製作記22に載っており2年以上も前に作ったものです。
 とても組み立てやすいキットで、完成後もがっちりとした感じで、”KATO”のストラクチャーの出来は”FALLER”や”Kibri”などのドイツやデンマークのメーカーを凌駕していると思います。 難点は車輌中心のメーカーなので種類が少ないことですが、ほぼ製品は国内外で安定的に供給されているのでよしとしましょう・・・・



 キットにはシールが付属していますが、使用しないで”一太郎&花子”で作ったオリジナルの看板シールと、ポスター、たれ幕を貼り付けてあります。



 電波塔

 列車無線に使用する基地局用の電波塔も車掌区の隣に建てます。
 電波塔に使用するのは、製作記65でも紹介した”アオシマ”の”サターンロケット+月着陸船”のキットで、発射台がついているのでこれを鉄塔に仕立てます。

 このキットかなり古いキットで発売されたのがアポロ・ブームがあった頃だとすると、軽く40年近く前のキットで、自分は10年以上も前にプラモ屋で売れ残りだったキットを、レイアウトの鉄塔に使おうと買った物です。
 そんな古いキットですが最近”アオシマ”から再販されています。



 赤く成形された発射台パーツの鉄骨部分を”ホワイト・サーフェーサー”を吹いて下地兼塗装とし、この程度の高さの鉄塔なので塗装は”グレー”一色でもいいかと思いますが、何かと手間を掛けたくなる性分なので、筆塗りで”ダーク・グレー”を使って2色の塗り分けを施すことにしました。



 この発射台のタワーを縞模様に塗装し、タミヤの接着剤を使用して接着したのですが、乾燥してしばらく経つと接着した部分が剥がれてバラバラになってしまいます。
 思い当たるのは最近起きたタミヤのItaleri製「1/48 イタリア 装甲偵察車 AB41」の回収騒ぎで、ABS樹脂が混入しているためにプラ用接着剤が利かなくなっているかもしれないので、組み立ては透明ゴム系接着剤と瞬間接着剤を使って再度組み立てました。
 再販されたキットの素材は大丈夫かと思いますが・・・・・
 


 もともとが発射台なので、鉄骨の外にパイプが露出しています。(液体酸素や消化剤などのパイプでしょうか、かなりの本数があります)
 普通の電波塔ですと、ケーブルなどのパイプは鉄骨の中に何本も通してあるので、違和感は感じますがとりあえずパイプは”チタン・シルバー”で塗装しておきます。

 次週はこの電波塔にアンテナ類を取り付ける予定です(^_^)


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