制作記#65
                            更新日2007年9月10日更新            

2007年9月8日(土)  ヘリポートの制作#3

 別に完成しても、レイアウトでは高いところに位置し良く見えなくなるので、熱心に作り込まなくてもいいだろうという気はしますが、ヘリポートを含めた屋上周りの作業を続けます(^^;)

 少し時間がかかりましたが、手摺を付け終わりました。



 次ぎに、近所の県庁の屋上を見てみると、ヘリポートの他に電波用の低い鉄塔が立っています。それをまねて鉄塔を取り付けましたが、問題はこのキットの屋上の広さが近所の県庁の1/8くらいしかなく、ヘリポートの隣に塔が立つことになります(^_^;)
 ヘリポートの周辺に障害物が立つというのは、好ましい状況ではないのですが・・・・



 鉄塔は前回の製作記63で使ったAtlasの路線橋の橋桁を、赤と白の対空警戒色で塗装して箱形に組立て、Waveの”I・チップ”を使ったパラボラアンテナ等を取り付けます。 他に無線用のアンテナは真鍮線で、避雷針は0.75oのプラ棒を立てておきました。
 さらに防災の拠点なので、災害監視カメラをプラ角棒で作って載せておきます。
 
 屋上のヘリポートに行くためのペントハウスも設けます。これはあまり高さのない建物にするので、ジャンクパーツを含めて手持ちのストラクチャー類を検索した結果、KATOジオタウンのATMコーナーを使うことにしましたが、このストラクチャー前半分がガラス張りになっているので、一部だけマスキングして、グレーサフェーサーを吹き付けてあります。
 また、子クレーンを屋上に取り付けます。この県庁舎建築の際に、タワークレーンを分解して下ろしたり、その後メンテナンス用によく高層ビルの屋上に残されている子クレーンです。 この屋上部分、ヘリポートが大半を占め、場所の余裕がないためにペントハウスの屋上部分に取り付けました・・・
 このクレーンはアオシマの「サターンロケット」の打ち上げ台に付いていた物で、後ほど、この打ち上げ台も電波塔として登場してきます。


 また展望台を設けています。 実際の各所県庁の展望台に比べたら、かなり少し小さな物なので、余裕があればもう何カ所か展望台を取り付けたいところです。
 


 展望台は、Kibriの”信号所”のパーツを使っています。 中に人形と椅子を配置してあります。


 ヘリポート周りには、Preiserの未塗装人形を塗装した、誘導員(塗装は海自をイメージ)と消防、陸自、空自隊員を配置。それとヘリポートの発着の模様を撮影する、通信社のカメラマンを鉄塔の上に登らせています。



 誘導員の安全を考えて、航空母艦や護衛艦の飛行甲板に付いている、転落防止ネットを張ってありますが、これはタミヤの戦車のグリル用のエッチングパーツを使っています。

 航空法第51条により高さが60m以上の構造物には航空障害灯を設置することが義務付けられているので、タミヤの2oの透明プラ棒をニッパーで半分の太さにカットしたものに、”クリアーレット”で塗装したのを、ビルやタワー、クレーンの要所に貼り付けてあります。



  製作記#1〜100   #101〜150   #151〜200   #201〜250