2008年7月5日(土) 戸崎駅南口整備事業 #12
(歴史参考館庭園の作成#1)
今回の南口駅前広場の整備ですが、地面の方はいつもの通りパソコンで「一太郎&花子」を使って作画していますが、今まではA4のシール用紙に印刷してレイアウト・ベースボードに貼り付けていました。
しかし駅前広場の用地は、レイアウト・ベースボードに継ぎ足し継ぎ足しで拡張した部分なので、繋ぎ目がありデコボコしており、直接レイアウト・ボードに貼ると段差が生じるので、光栄堂のスチレンボード両紙付き1o厚に貼ってからレイアウト・ボードに接着することにしました。このスチレンボードはB4サイズなので、今回は、A4で作画するのではなく、より広いB4で作画しました。
印刷するにしても、B4サイズのシール用紙はないと思うので、A3サイズの上質コート紙に印刷し、強力スプレー糊(普通のスプレー糊だと剥がれてしまうので)を厚く吹いて、スチレンボードに貼り付けました。 けっこうしっかりと接着されているので、これからはシール用紙を使わないで強力スプレー糊を使おうと思います。
駅前広場全体で、B4サイズ3枚の紙に作画したので、作業は1枚ずつ地面を完成させていき、工期は3期に分けて進めていきます。ます第1工期は駅舎脇の広場です。ちなみに第2工期は駅前のロータリー、第3工期は「サザン・スクェア」周辺です。
第1工期の戸崎駅南口駅舎の脇にある空間を仕上げます。
都市型レイアウトは、空間を建物で埋めがちになります。このくらいの空間があるとTOMYTECのジオラマコレクションの建物を4個くらい置きたくなるのが人情ですが、あえて都市空間に緑のある空間を作り、潤いのある街にするのもいいかと思います。「西田正徳さんのアーバン・ガーデン・ウォッチング」を見ていると実感します。 もちろんレイアウトスペースの許す限りですが・・・
最初のプランは先に児童公園を作ったので、次に大人向けの公園をつくろうと考えていました。
コンセプトは岡本太郎さんの作品をメインとした公園で、制作記4で「戸崎21世紀美術館」にて岡本太郎さんの太陽の塔を使用して以来、氏の作品にのめり込み、川崎市多摩区の「岡本太郎美術館」や、渋谷区南青山の「岡本太郎記念館」や各地の岡本太郎作品を巡りイメージを膨らませてきました。
そしてミュージアムショップでレイアウトに使えそうな小物を購入して準備を進めてきました。
しかし、「西田正徳さんのアーバン・ガーデン・ウォッチング」を見ているうちに気が変わり、レトロな建造物を置き、噴水を中心にしたガーデンとすることにしました(^o^)
(岡本太郎さんワールドは「戸崎21世紀美術館」の隣接地に作ろう・・・・)
余談ですが、TOMYTECのバスコレクション第10弾の高速夜行バス「西鉄はかた号」のボディにも、岡本太郎さんの作品が描かれています。
置かれた建物は、グリーンマックスの「木造校舎の学校」(改造)で、「戸崎市歴史参考館」として建てることにしました、その付帯施設として噴水のある庭園を造ります。
(噴水はFALLERのもので製作記#88で紹介しました)
噴水の周りを、ウッドデッキで囲み芝生を植えます。 芝生はKATO=Woodland Scenicsのターフとヤマト糊のミックスで盛っていきます。
ターフは外側にグリーンを、内側に若草色の2色を使いましたが、乾燥後は同じ色に見え、芝に模様を描く意図は失敗に終わりました(-_-;)
また庭園内の点字ブロックはイエローからライトグレーに変更しました。歩道上の点字ブロックが目立つイエローに塗られているのは、点字ブロック上に自転車や物を置かれて、視覚障がい者の通行を妨げないようにするためなので、そのおそれのない庭園内の点字ブロックは周囲に調和した色にします。
芝生にはジョーシン・キッズランドで購入しいた建築模型用の(ヒルマ・クラフト製)の方位表示を埋め込んでいます。
方位については、一悶着あったのですが、長くなるので次回にでも・・・・(^_^;)
この歴史的建造物を利用した「歴史参考館」構想は、新築なった栃木県庁で旧庁舎のファサードだけ残し、引き前をして場所を移動し「昭和館」という名前の記念館にしたことを参考にしました。
次回はここに樹を植え、ベンチや緑を配置し、庭園全体を柵で囲み、アーバン・ガーデン化を進めていこうと思います(^_^)