平成17年度 陸上自衛隊 第16旅団 観閲式 #3  16th Brigade Review

2005年10月10日掲載  (注)第16旅団は架空の旅団です(^_^)                              
 

 第2梯段 機甲科 第16偵察隊 73式小型トラック×2  偵察バイク×6  87式偵察警戒車×4          
  
 
戦場でも偵察隊は先頭に立ち、敵状を探り攻撃部隊指揮官の決心の為の情報を提供します。 それゆえこの観閲式では参加部隊の先頭にたちます。 
 重要な部隊ゆえ旅団化にあたり部隊の縮小こそ行われませんでしたが、第3小隊がコア化(平時は定員の2割程度の人員しかいなく、有事の際は予備自衛官を招集して定員を充足する。平時は予備自衛官の訓練に当たる)されています。
 
 昨年度はオートバイだけの参加でしたが、今年度は A班 ジープ B班 バイク C班 87式偵察警戒車と揃って参加しました。



 
73式小型トラックは(新)と(旧)の両方が並んで参加しています。
 名前は同じですが(旧)の方は1973年に三菱ジープをベースして採用、(新)の方は(旧)が老朽化してきたために新たに1996年に三菱パジェロをベースにしたものを採用したものです。年代も型式も全く違うものが同じ名称で呼ばれているのには、大人の事情というものが存在します(^_^;)
 採用時に99年の排ガス規制が念頭にあり、新名称にするとこれに引っかかってしまうので、あくまでも(旧)73式トラックの改良型として採用しています。
武装は5.56oMinimi機関銃が一丁搭載しています。 

   
 この73式小型トラックの(旧)の方は、アイコム製のダイキャスト製のジープをリペイントして、人形を載せ、軽装甲機動車に付いているMinimi機関銃を付けました。
 (新)の方は民間型のパジェロがかつて津川から発売されていましたが、陸自仕様とは外見が懸け離れているので、これを使用するのはかなり無理があります。そこでWiking製のベンツの4輪駆動車(製品名はJeepになっている)が角張った感じが似ていますが車体長がかなり長くなっているので、そして後ろのドア一枚分を切り取り車体を短縮化し、屋根も切り取りました。 
同じくMinimi機関銃を搭載しています。
 
ぱっと見は73式小型トラックになっているので満足していますが、陸自では多くの部隊でこの車両が使用されているので、発売されるのを期待しています。

  
 オートバイは偵察用として市販のオフロードバイクを自衛隊仕様(ステップ前ガード、後部無線キャリヤー、スロットルスイッチ付き)にしたもので、ホンダのXLR250が使用されてきましたが20年も経過してきたので、現在はカワサキのKLX250に代わりつつあります。 
 
このオートバイはコナミの「陸上自衛隊装備大全第壱弾」の73式装甲車に付属のオートバイをそのまま使用しています。 胸に89式小銃を下げています。


 87式偵察警戒車は偵察部隊に配備されている装輪装甲車で25o機関砲を主要装備とし、攻撃して相手の反応を確かめる威力偵察に使用するのは、防御が心許ない車両ですが、82式指揮通信車からのバリエーションで偵察部隊に専門の装甲車を陸自が配備したことを評価したいです。
 

 この車両も「陸上自衛隊装備大全第壱弾」のもので、2色迷彩色のうち茶色だけリペイントして、車長の人形を載せています。 車長の人形はPrizerの消防士の未塗装のものをグリーンで塗装してあります。さすがにこのサイズで陸自の2型迷彩服の迷彩塗装は出来ません(^_^;)
 


次へ→   第3梯段  第88普通科連隊

                 平成17年度観閲式トップ

(^_^;)(^_^;)