平成17年度 陸上自衛隊 第16旅団 観閲式 #1  
16th Brigade Review

2005年10月26日掲載  (注)第16旅団は架空の旅団です(^_^)                              
 

 第1梯段 第16旅団司令部    高機動車×1   82式指揮通信車×1
 
 
今回の観閲式の観閲部隊指揮官は戸崎駐屯地司令も兼ねる第88普通科連隊長(一等陸佐)が、観閲部隊の先頭に立ちます。
 
 
高機動車にはドライバーと、助手席に連隊長が挙手の敬礼をしています。(この場合、部隊で敬礼しているので挙手の敬礼をするのは指揮官のみ) 後ろに旗手が載り、指揮官の敬礼と同時に部隊旗(これは連隊旗)を垂直の位置から水平にして敬礼を行います。(戦前の帝国陸軍の連隊旗は天皇陛下から直接、授かったものなので神聖化されていましたが、陸上自衛隊の連隊旗は部隊の備品の一つに過ぎないので、神聖化されることもなく連隊旗御自ら受閲者に敬礼します)(通常は旗は真正面に水平にしますが、高機動車などに乗車の場合は真正面に水平にすると、運転者の目の前に旗が降ろされてしまうので、このように真横に水平にしています。戦車等はその心配がないので、旗は真正面に水平にします)
 
 後方の
82式指揮通信車は司令部所属の陸自初の装輪装甲車装甲車で、乗員2名+6名の指揮・通信要員が乗車可能です。他に普通科連隊本部、特科連隊本部などにも配備されています。走行中も指揮・通信が可能らしく、使い勝手の良いこの車両はすでに200輌以上も調達されて全国の部隊で見ることができます。
 
 紅白の幕が貼られた受閲台に上る受閲者は、第16旅団長(陸将補)と戸崎県知事、戸崎市長と並んでいます。制服を着た旅団長は挙手の敬礼で答礼し、文官である知事はタキシード姿で帽子を胸に当てて答礼しています。
 観閲台の脇には戸崎駐屯地音楽隊が観閲行進の間、行進曲の演奏を行っています。 

 進行方向は道路を逆走する形になっています。 左側通行だと各指揮官が受閲者に対し敬礼をする場合の号令が「頭、右!」でなく「頭、左!」になってしますからです(^_^;)
  
 
先頭の高機動車はアイコムのダイキャスト製品に2色迷彩を施し、人形を載せました。
 挙手の敬礼をしている指揮官は、KATOのジオタウンシリーズの「警官」の人形の塗り替え、他の隊員はTOMIXの「駅員」の塗り替えです。 
 
 2台目の
82式指揮通信車はコナミの「陸上自衛隊 装備大全 第壱弾」のものです。 本来ならば観閲式の場合3名が車上に立たなければなりませんが、人形不足で1名しか立っていません(-_-;)
 
 観閲台は紅白の幕を「花子」で作成しています。本来ならば観閲台の左右に、関係市町村長、県議、市議、地元の名士等が座る観客席を設けるべきですが、今回は間に合わなかったので来年度の課題に(^_^)
 
 観閲行進にはつきものの音楽隊を今年は配置しました。 種類が豊富なPreizer製の人形ならば軍楽隊やマーチングバンドでもあるのではと思いきや、HOサイズの軍楽隊はありますが、1/160ではアルペン風の楽隊(Bavarian musicians79120 79121) しかなく、服装もチロリアンハットに、チロル風ベストを着用し、足下はハイソックスというスタイルなので、まったく自衛隊の音楽隊にはふさわしくないのですが、帽子の形と修正しベストを削り取って、後は塗装で第3種夏服着用のようにしています。
 観閲式には観客もいた方が良いでしょうと、観客の人形と沿道警備を行う警官の人形も置いてみました。ただ沿道にはレギュラーで配置している人形もまじっているので、少しややこしくなっています(^_^;)

 

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(^_^;)(^_^;)