平成30年(2018年)自衛隊記念日観閲式#3
2018年11月22日更新 ![]() |
ほぼ貸切状態の装備品展示会場をさすらっているうちに式典も終わり、観閲行進が始まります。
徒歩行進が始まる前に観閲会場に並んでいた車両部隊が、一斉に会場から出て、スタンド裏の道路に観閲行進する順番に整列します。
三ヶ所以上の出口からスピードを出して定められた待機に移動する様子は一見の価値があります(^_^)
戦車部隊の移動風景は迫力がありますが、戦車部隊は会場の南端の出口から退出するので一般客が近づけないエリアにあります。
その次に迫力があるのは、砲身が長く、車体も大きい99式自走155mmりゅう弾砲だと思うので、これが出てくるであろう出口で待機します。
最初に出てきたのは89式装甲戦闘車。
化学科部隊のNBC偵察車。 N核、B生物、C化学の各兵器に対応する車両です。1987年に82式指揮偵察車のバリエーションとして制式化された化学防護車の後継車両で、2010年に制式化されました。
大型の車両になって赤い回転警告灯が付けられ緊急車両に指定されました。地下鉄サリン事件でも出動した化学科部隊は、赤色灯が必要な時代になったということでしょう・・・
野戦特科部隊の155mmりゅう弾砲FH70。そろそろ引退の時期であり、後継の自走装輪式の装輪155mmりゅう弾砲が開発中です。
待ってました99式自走155mmりゅう弾砲の登場です。
99式自走155mmりゅう弾砲の巨体が動くのを間近で見れるのが、観閲式の醍醐味です(^_^)
他の部隊に気をとられているうちに、戦車部隊が待機場所に整列していました。
戦車部隊の待機場所の道路が狭いので1列に整列せざるえず、長い列を作ることになります。
毎回のことですが待機場所のスペース節約のため、砲身と前車の車体が重なるほど詰めて待機している光景は見事です。
戦車部隊が待機している道路は狭いので1列に並びます。
この光景は鉄道輸送されている戦車の光景を想起させてくれます。
待機車両の前の方に移動し、普通科部隊の方に向かいます。
高機動車と120mm迫撃砲。普通科隊員も車両に搭乗して待機です。
普通科部隊の後ろには施設科部隊が待機しています。
油圧ショベルは民生品の車両をそのまま使用しています。観閲式用に新車かと思うほど再塗装もされ、きれいな状態になっています。
施設科部隊で珍しいのは坑道掘削装置で、陣地に坑道(トンネル)を掘る為の装備で、軍用車両に見えますが、これも民生用の工事機械をそのまま使用しています。
専守防衛には必要な装備です。
待機車両を見回しても、まだまだ車両部隊の行進が始まるのに時間があるので、再び観客のいない装備品展示コーナーに行き、広報ブースに行きました。
そこには戦闘糧食の展示がありました。見ていると需品科の女性幹部がいろいろと説明して下さいました。
缶のは戦闘糧食Ⅰ型。いわゆる缶飯で昔ながらの戦闘糧食です。ただし、もう陸上自衛隊では缶飯の調達は停止しており、レトルトパック型の戦闘糧食Ⅱ型に完全に移行します。
ただ缶飯は海上自衛隊などは継続して(缶は緑色に塗装されていないが)調達は継続されます。
缶飯を演習で食べるときには、野外装具(フィールドキッチンカー)で部隊ごとに加熱します。
いわゆるパック飯の戦闘糧食Ⅱ型は、演習の際には携帯加熱剤を使用して、個々の隊員がそれぞれ加熱します。
メニューは2年ごとに見直され、味の方は概ね隊員から好評だとのことです。(説明には、かなり美味しくなりましたと、あります)
戦闘糧食Ⅰ型は形が違う民生品や、自衛隊で体験喫食したことがありますが、量も多く、味も美味しく感じます。
戦闘糧食Ⅱ型は、パッケージの色を変えた民生品が売られていて、レトルト食品の味はしますが美味しいです。
徒歩部隊の観閲行進が終了すると、車両部隊の行進の前に航空部隊の飛行観閲式が行われます。
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