2018静岡ホビーショーとレイアウト用品#2(KATO他)
                                           2018年 5月15日更新                                                                                                                                            

 KATO
 KATOは車両の展示に2コマ。そしてレイアウト関連で1コマのブースで展示しています。
 車両の紹介は他の人に任せることにして、レイアウト用品のみの紹介です(^_^)


 KATOは特に新しいストラクチャーの展示はなく、レイアウト関連では昨年に引き続き、業務提携しているドイツのNOCH社のグランドカバーの製品をNOCHの担当者も来て実演展示を行っていました。

 

 こうした情景用のグランドカバーは各社から新製品が続々と発売されている分野で、ホビーショーでも多くのブースでも展示されていて、競争が激しい分野です。
 KATOとしてはこうした情景素材を鉄道模型売り場だけでなく、プラモデル売り場でも扱ってもらいところです。

 

 NOCHは創業100年を越える老舗企業で、鉄道模型の情景制作の為の情景素材、線路、橋梁、トンネル、壁などの製品を1,500種類以上発売しています。
 以前より、KATOから同社の製品は発売されていますが、KATOの不満としては日本の情景に合わないヨーロッパ的な製品が多かったと言うことでした。
 特に、草木の色調が明るく、日本のように湿度があって、しっとりとした緑の情景を作るのには不向きな製品が多くなっていました。
 KATOはアメリカのWoodlandScenics社とも業務提携しています。こちらの会社もNOCHと同じく情景素材に力を入れているメーカーですが、樹木やグランドカバーの色調が日本の情景に合っています。
 KATとしては、NOCHに日本の情景に合ったWoodlandScenicsの製品のような色調にしてほしいと強く要望した結果、日本の情景用の製品を取り揃えることが出来ました。

 

 KATOは手を動かして樹木の制作やグランドカバーをレイアウトに施すとことを推奨しています。

 


 Green Max

 今年は海外委託生産のストラクチャーの展示はありませんでした。
 まあ、Nの完成品モデルを次々に発売しているので、手間のかかるストラクチャーの海外委託生産は敬遠したくなるのも判ります(^_^;)

 



 Modemo

 地元の模型メーカー ハセガワなので広いブースで展示していますが、その鉄道模型は定位置の一角に展示していました。

 DDF制作の江ノ電のミニレイアウトは毎年お馴染みのもので、走行しているので来場客の目を引きます。

 

 同じく箱根登山鉄道のミニレイアウト

 

 「NTシリーズ20周年記念」のボードが置かれています。
 NTシリーズの第1作は東京都電6000形でした。あれから20年経ちましたか・・・
 東京都電も2013年発売 第138作の東京都電9000形にもなるとだいぶ製品の質が上がってきました。

 


 Woody JOE

 木製のキットを発売している静岡のメーカーです。

 帆船や城を中心に発売しているメーカーですが、年々ラインアップが増えてきました。
 
 日本の城シリーズは1/150のスケールに統一しており、各天守閣の大きさの比較が出来ていいです。

 

 新しいシリーズが東海道五十三次シリーズで、特に1/150スケールとはうたっていませんが、ジオラマコレクションの人形を使っていることから1/150を中心にするのでしょう。

 

 Woody JOEもNゲージに参入  懐かしの木造電車&機関車 Nゲージ

 木製の車体キットで、木造電車と客車が6種類。機関車が1種類に貨車です。
 動力や台車はKATOの小型車両用を使います。

 

 Bトレインの木造版の車両で、レトロなデザインの小型車両が軽快に走ります。

 

 1/150の駅舎が2種類。プラットホームも木製キットで発売されます。

 

 これは1/75でNゲージには使用できませんが、会津 さざえ堂のキットは個人的に興味があります(^_^)

 

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