2017 千歳基地航空祭の旅#6(千歳基地航空祭#1)
                                           2017年 9月 7日更新     
 

 小樽駅から乗ったのは5時53分始発の721系エアポート快速新千歳空港行き。7時14分には千歳に着き、そこから2㎞ほど歩くと千歳基地のゲートに30分以内に到着します。 
 
 
 

 JRを使っての推奨のルートは南千歳駅で降りて、シャトルバス行くことになります。
 しかし、シャトルバスを行列に並んで待つのは性に合わないので(^_^;)徒歩で行く予定でした。
 南千歳駅から千歳基地正門まで約2.7kmで30分強
 千歳駅から千歳基地正門まで約2kmで30分弱。千歳駅からの方が近いのと、市街地を歩くので退屈はしないだろうということで、千歳駅から歩く予定でした。南千歳駅から歩いても、永延と基地のフェンス沿いを歩くことになりそうでしたから・・・

 しかし列車に乗っているうちに少し、少し気が変わってきました(^_^;)
 今回は、2泊分の衣類と大雨に対応可能な雨衣と、衣料品で体積が増えているのと、パソコン、カメラなどの機器も、小型のバックパックに入れているので少々重い荷物になっています。30分以上歩いて、基地に行き、広い基地内を6時間近く歩き回るのには、少しキツいのではないか・・・ 体を鍛えるのにはいいかもしれませんが、夏の日差しの中を重い荷物を背負って歩いて、汗だくになるのは少しつらいものがあります・・・

 それで予定を変更して、手荷物預け所やコインロッカーのある千歳空港まで行き、千歳空港からタクシーで基地に行くことにしました(^_^;)

 朝、7時すぎの千歳空港は、まだ各地からの到着便が着く前の時間なので、ほとんど人のいない閑散としたターミナルです。コインロッカーも空きが多かったので、難なく入れられました。
 誤算だったのは、まだ到着便がないのでタクシー乗り場にはなかなか空車のタクシーが来ず、10分ほど待たされました。
 空港から千歳基地正門までは、交通規制のために迂回と渋滞があるため10分ほどかかり、料金は昨年と同じ1,600円でした。


 正門を入って約200m進むと、用廃機が並ぶスカイ・パークのところが分岐になっています。観客全員が青矢印の方向に向かいますが、先に野外売店地区に行きたいので、一人だけ赤矢印の方向に進んでいきます。
 誰も歩く人がいないので、このルートで歩いていいのか気後れしますが、食べ物やグッズを販売している売店エリアは、持ち物検査場の外にあり、一度、正規のルートで会場に入ってから、売店エリアに行くと、再度、持ち物検査を受けなければならないので、昨年の航空祭の経験から最初に野外売店エリアに向かいました。
 ただ、このルートは祝賀会受付の前を通るので、受付をしている自衛隊員が招待客が来たと思って、一斉にこちらを見るのには恐縮してしまいます(^_^;)

 

 上の地図の赤丸の部分には、警察の車両がまとまって駐車していて、その中に機動隊の爆弾処理車「爆弾処理用具Ⅰ型」が積んでありました。
 道警は航空祭に不審物が置かれることも想定して、特殊車両をも持ち込んでいるのはさすが・・・

 


 野外売店エリアで朝食をとり、買物を済ましてから、手荷物検査を受けて会場に入ります。

 エプロン地区には第203飛行隊の千歳基地60周年記念塗装機。垂直尾翼左側にはイーグル(鷲)のイラストが。右側には同飛行隊のシンボル、ヒグマが描かれています。
 この機体は機動飛行を行う予定でした・・・

 

 千歳基地航空祭の会場は広いので、地上展示機は特に大型機が目立ちます。

 岐阜基地 飛行開発実験団所属のC-1 FTB(フライング・テスト・ベッド)。C-1輸送機の試作1号機を、銀色塗装のまま実験機にして、エンジンや各種装備品の飛行実験に使用している機体。

 

 百里基地 第501飛行隊のRF=4E偵察機。

 

 やはり迷彩塗装と垂直尾翼のウッドペッカーの舞台マークが好きです(^_^)

 

 1/144航空自衛隊基地ジオラマを製作しているので、アース線や「REMOVE BEFORE FLIGHT」のタグの取り付け方は気になります。
 しかし、まもなく退役するRF-4Eファントムの「REMOVE BEFORE FLIGHT」のタグは、ボロボロ、タグというよりボロ紐状態で、引退するものには予算をかけないぞ、とういう末期の青函連絡船と同じ扱いになっています(^_^;)

 

 千歳基地名物のF-104J戦闘機 
 F-4ファントム戦闘機の前に使用していた機体ですが、非常に良好な紺でションで保存されており、現役の機体と勘違いするくらいです。
 尾翼にはパンダにしか見えないヒグマのマークが描かれています。

 




 朝の小樽では晴天で無風、雲一つない空で航空祭日よりだと思っていました。
 しかし、小樽から電車で1時間20分、南に直線距離で約60kmほど離れている千歳基地上空は、晴天ではなく、雲が低く垂れ込めていました(^_^;)

 とりあえず、最初のプログラム、オープニングフライトでF-15J 2機、T-4 2機で1航過行われました。

 

 ただ、その後が芳しくありません・・・ 
 雲が低いため、2000ftも上がると、雲の中に入ってしまうようです(^_^;)

 2,3日前の天気予報ではこの日の千歳空港は雨で、前線が通過するらしく、強い雨が降ることが予想されていました。豪雨になってもいいくらいに、しっかりとした雨衣を用意してきたのですが、予報が直前で変わり、晴れになりました。

 しかし、雲が低い状態はいかんともしがたいものがあります。

 次は千歳救難隊の救難展示ですが、固定翼のU-125Aと、回転翼のUH-60Jがいつも通りペアを組んで飛行展示を行うはずでしたが、U-125Aは滑走路のエンドまで行ったけれど、天候悪化で飛行せずに戻ってきました。

 

 飛行展示はUH-60Jのみでしたが、飛べなかったU-125Aの分まで張り切って展示飛行をしました。

 

 

 ホイストで要救助者を釣り上げる救難展示は、救難団のファンとして何度見ても、飽きることがありません。

 

 

 要救助者とメディックを収用すると、いつもは会場上空を去ることになりますが、このときはしばらく展示飛行を行いました。
 機体を会場の端から端まで、真横に右から左へ1往復横滑りさせました。

 

 その後は、同じく会場を左から右へと機体を回しながらヘリコプターならではの機動飛行を行いました。

 

 結果からして、この航空祭で機動飛行を頑張ったのは米軍を除くと、一番飛行展示を頑張ったのは千歳救難隊のUH-60Jだったということになりました・・・



 千歳基地と言えば2個飛行隊が所在するF-15戦闘機が目玉になるかと思いますが、もう一つの目玉は特別校空輸創隊のB747-400、いわゆる政府専用機です。

  

 政府専用機のハンガーは滑走路を挟んだ反対側で、遠く離れていても小型の軍用機を見慣れた目には、大きいのがやってくるというのを感じます。

 

 政府専用機は異機種編隊飛行でF-15と共に編隊航過飛行と、政府専用機単独の航過飛行が予定されていましたが、異機種編隊飛行は天候が悪いので、中止。
 政府専用機が1回ローパスをしただけでした。

 

 昨年はローパス後に大きく捻りながら右旋回して翼にベイパー(水蒸気)が発生するくらい旋回してくれたので、民航機のB747ではなかなか見ることが出来ない飛行を堪能しました。(写真は2016年8月7日撮影)

 

 同じく、着陸のためにベースレグから90°ターンしてファイナルに入るトラフィック・パターンを描くB-747-400を見れるのも航空祭の醍醐味です。(写真は2016年8月7日撮影)

 

 この2機のB747-400の政府専用機は2年後の2019年に退役の予定で、2機のB777-300ERが就役することになります。
 乗員は全日空などで現在訓練に励んでいます。

  退役まで2年を切ったB747-400政府専用機。野外売店には政府専用機専門の売店があるのも千歳らしいです。