制作記#415
                      更新日2018年10月10日更新            

2018年10月6日(土)モノレールとざき中央駅の建築#14(人形の配置)


 モノレール駅の追加工事です。
 プラットホームに人形を配置し、屋根と屋根の間にビームを張ります。


 人形の配置

 
プラットホームに人形を配置します。

 ただし、
同じ鉄軌道でも2本レールの一般鉄道と違い、1本レールのモノレールでは車両限界が違うのか、対向ホーム同士の間隔が狭いので、屋根と屋根の間から見えるプラットホーム上の光景は覗き込んで、かろうじて一部が見えるレベルです。

 

 



 極端な話、レイアウトを眺めたときに、ここのモノレール駅のプラットホームの内部が見えるかというと、ほぼ美恵婦負ので、人形は配置しなくてもいいかという考えもあります(^_^;)
 しかし、都市型レイアウトでまったく人形が置かれていないホームというのも何ですので、配置することにします(^_^)

 だたし、置く人形はPreiserやKATOのような1級品ではなく、割安なTOMYTEC情景コレクションのザ・人間シリーズのような2線級の人形を投入します。

 今回は、TOMYTECのザ・人間シリーズだけでなく、鉄道模型イベントのJAMで購入した未塗装人形50体500円という格安の人形を使います。
 袋から取り出して人形を見てみると、ランナーからの切り口や押しピンの跡が大きく目立っています。これは50体500円という値段なので不満はありません。
 問題は人形の造形であきらかにPreiserの未塗装人形のコピーと判るいかがわしいものです(^_^;)
 それと、大部分が5種類程度のポーズの人形で、同じポーズの人形が多くあるのも残念です(^_^;)
 
  未塗装人形の塗装は、最初に顔、手(スカートを履いていれば足も)を塗装し、髪を塗装後、上下の服を塗り、最後に靴とソックスを塗って終わりです。
 
筆は極細の面相筆を使います。
 塗料はエナメル系のタミヤエナメルかハンブロールを使います。
 どうしてもラッカー系やアクリル系の塗料だと乾燥時間が短いので、時間経過と共に塗料が濃くなっていき、塗料の伸びがなくなり塗りにくくなってきます。

 


 人形を塗装するにあたって、塗装の参考にと9月に関東地方から北陸地方まで列車で旅しながら、プラットホームで待つ乗客達の休日の服装をチェックしてみました。
 すると、上のシャツまたは下のパンツ、スカートのどちらかが黒系を着ている人が、半分近くいました。 これほど日本人の現在のファッションに黒系が思いませんでした。
 夏服で黒系は半分近くですが、冬服になるともっと黒系の服の割合が高まります。今回の人形の塗装では、黒系の服の割合を増やしました。



 塗装がすんだ人形をプラッフォームに配置します。

 想定する情景はモノレールが出発した直後の情景にすることにしました。

 通常、列車が出た直後のプラットホーム上は、下車客が出口に向かうため階段やエスカレーターに列をなし、群れをなしてます。

 

 エレベーターの前も列を作ります。

 

 プラットホーム上の情景としては、乗客の数も少なく、華やかさに欠けますが、そのように並べてみました。

 
 
 同じKATOの近郊形ホームでも製作記#193のときに比べたら、かなり人形の数が少なく済みます。


 屋根を渡るビーム

 多摩モノレールの駅を見てみると、屋根と屋根の間にオレンジ色のビームが張っています。

 

 モノレールには空中架線はないので、このビームは屋根を支える梁の役目を果たしています。

 

 モノレール駅のプラットホームはKATOの対向式近郊形ホームを使用しています。このホームの屋根の上屋の構造が架線吊架用の梁を兼ねていて、切れ込みを入れれば、ホームを跨ぐビームを取り付けることが出来ます。

 H鋼のビームはEverGreenのH-COLUMN 2.5mmを使用することにしました。オレンジ色に塗装し43mmの長さにカットしたのを6本、ホームの屋根と屋根の間に張りました。
 実物のビームは構造上の力を合わせるために、「く」の字型にして合わせてありますが、ここでは「く」の字にするのは省略してあります(^_^;)

 
   


 製作記#1~100   101~150   151~200   201~250  251~300  301~350  351~400  400~450