2014年9月23日(土) 戸崎観光港岸壁&桟橋#3(係留柱・岸壁の側壁)
これから岸壁を細かく作っていきます。 製作記#312の続きです。
まずは岸壁に欠かせない船の係留柱(ship mooring bollard)を取り付けます。
このボラード、キノコのような形をしたものが、90度横に曲がっており、自作するのは少し困難です(^_^;)
Nゲージサイズの1/150から1/160、そして1/144でもこの形をしたボラードは販売されていません。
いろいろ探してみると、このレイアウトではあまり使わないTOMYTECの建物コレクションの漁港A、Bの岸壁にボラードが付いているようです。
これを利用しようと思います(^_^)
ボラードは漁港A(水揚げ場・漁協事務所)1箱に16個付属しています。
ブラックグレーで塗装されているので、これを塗り替える色を、白か黄色か、いろいろ考えましたが、錆止め塗料の色で塗装することにしました。
実物は、係留ロープによる擦れで塗料が剥がれているので、わざとムラになるように塗りました。
これの取り付け棒の直径がノギスで測ると1㎜径なので、少し太い1.1㎜のドリル刃をピンバイスに取り付け、岸壁に穴を開けて取り付けました。
岸壁にボラードを16個並べてみましたが、岸壁側壁に規則的に空いた穴が気になってきました。
これはこの岸壁が、TOMYTECのバスコレ走行システムの道路パーツS70(6本セット)を45枚組み合わせて作ってあるので、バスコレ走行システムで磁石のステアリング誘導用の針金を、自由に張り替えられるようにするためか、一枚につき6ヶ所の穴が開けられています。これを一部埋めましたが、2/3くらいまだ穴を残しましたが、その後、実際の岸壁を何カ所も見てくると、側壁に穴が開いているのは不自然な感じがしたので、穴を全部埋めることにしました(^_^;)
側壁にプラ板を貼って、穴を埋めます。寸法を測ると、EverGreenのプラ平棒で0.5㎜(厚み)×6.3㎜(巾)のプラ平棒を6本必要なので、それをグレーサーフェーサーを吹いて、コンクリートのようにしました。 ウェザリングは後日、全体に施すので、現時点では行いません。
これを接着しますが、バスコレ走行システムの道路パーツは柔らかい材質のABS樹脂製で、プラスチック用の接着剤が効かないので(タミヤなどからABS樹脂用の接着剤が発売されていますが)、瞬間背着剤を使いました。
次回は、岸壁に欠かせない車止め(車輌転落防止材)を取り付けようと思います。それも黄色と黒の縞模様のものを付けようと思っています。かなり困難なものに手を出すので、順調に進むか、少し不安ですが(^_^;)