2014年4月9日(水) VOLLER OBI Home Mart改めB&Wビルの建築#1(外壁塗装)
インナーハーバー トランジットモールのストラクチャー造りに戻ります。
あと2軒ほど、店舗のストラクチャーを造ったらインナーハーバートランジットモールの地面造りに移ります。
今回の店舗の設置場所は、下の写真の赤い四角の部分です。写真の緑色のラインは、ハイラインを延長して伸ばす予定になっています。
ハイラインの横に置くストラクチャーなので、デザインに気を使ったストラクチャーにしようと思います(^_^)
今回は2階建てのファッションビルを造ります。
使用するストラクチャーキットは、VOLLMERのOBI Baumarktのキットです。
2013年に発売されたキットです。VOLLMERのNスケールのキットは、最近は年に1、2作、日本の現代の情景に合いそうなストラクチャーを出してくれます。この製品も発売を待ちわびました。
パッケージの完成写真を見ると、1階のファサードはレンガかブロックのパターンになっていますが、製品のパーツを見てみると、ブロックパターンになっておらず、ザラッとした仕上がりになっています。 おそらくパッケージの完成写真はHOスケールのキットの写真を使っているのでしょう(^_^;)
ドイツのOBI BaumarktのWebサイトを見てみると、ホームセンターでDIYに必要な工具や材料を豊富に販売しています。
しかし、キットのパッケージの完成写真を見てみると、日本のホームセンターとはだいぶ印象が異なります。
キット付属の内装用のシートを見ても、DIYの店と言うより、書類やパソコンが並んでいる普通のオフィスといった感じです。
OBI Baumarktは、ホームセンター事業の他に、インテリアやリフォーム部門の店舗だと思えばいいかと思います。
Wikimediaの写真を見ると、キットのイメージに近い店舗があります。
パーツを見てみましょう。
前に見たことのあるパーツが入っています。
見たことがあるのは、9年前の製作記#4で造った消防署のキットと、建物の外見も似ています。
コストダウンと、ストラクチャーのバリエーションを増やすために、金型の使い回しは歓迎です(^_^)
今回のストラクチャーは、トランジットモールのハイラインに近い店舗なので、デザインに気を使った建物にしたいと思います。
また、戸崎市を代表する商店街の立地に、ホームセンターやリフォームの店舗よりもファッション関係の店舗の方が、ふさわしそうなのでファッション関係の店舗にします。
ビルの外装はブラック&ホワイトを基本とするので、1階部分を黒で、2階部分を白で塗装します。
塗装はまた、ランナーに付いたままの状態で塗装です。
ブラックはブラックサーフェーサーで。ホワイトはホワイトサーフェーサーで。
最初に全体をブラックサーフェーサーでブラックに染めます。
ブラックサーフェーサーは、以前はボークス造形村のものを使っていましたが、缶スプレーの内容がアサヒペンやジェイズのスプレーと同じで、冬場の低温下ではガスの出に勢いがありません。
春になっても、スプレーが玉になって出てしまい、きれいに吹くのがどうも困難です。
そこで今回は、クレオスのブラック サーフェーサー1500に換えました。
春のやや低い気温でも、勢いよくガスがでます。 最近、ボークスでも、クレオスのブラックサーフェーサーの方を、自社製品よりも目立つところに置いてあります(^_^;)
クレオスのブラック サーフェーサー、1500だけあって、サーフェーサー独特のザラザラ感はなく、なめらかな仕上がりです。つや消しに仕上がらなく、ややツヤのあるセミグロスブラックのような仕上がりになりました。
1階部分はブラックで。2階部分はホワイトの外装にしたいので、ブラックサーフェーサーの上にマスキングして、ホワイトサーフェーサーを吹きました。
ブラックもホワイトもいずれも2回吹いています。
VOLLMERのプラスチックキットは、金型が古くてもメンテナンスがいいのか、バリもなく、ストレスを感じることなく組み立てることが出来ます。
壁面に窓枠を取り付け、その内側に窓ガラスのパーツを接着します。
この窓ガラス用のクリアパーツも、厚みはありますが、表面には以前はあった金型の傷もなく、透明なパーツになっています。
各パーツの数は多かったのですが、パーツの合いも良く、順調に組み立ても進みました。
今回は、塗装に時間がかかったので、壁面を組み合わせて、建物の形にするまでには至りませんでした(^_^;)
次回は建物の形にしたいと思います(^_^)