制作記#305
                  更新日2013年11月15日更新           

2013年11月14日(木)戸崎PARCOの建築#2(外壁の塗装)


 2棟合体
    
            
 KATOジオタウン大形ビルのファションビル1(ホワイト)とブランドビル1(ブルー)の2棟を貼り合わせて1棟にします。

 
 貼り合わせる面は、ホワイトの方は前回、出っ張っている庇や雨樋は壁面ごと切り取ってあるので、仮合わせしてみて、まだ少し出っ張っている換気扇のフードなどをカッターナイフで削り、貼り合わせる面を完全に平らにしました。



 接着してみて、正面中央に非常階段があるのが、大型店店舗としてはデザイン上おかしいので、プラ板を使って非常階段の部分を塞ぎます。



 非常階段の部分はノギスで測ってみると、182㎜×12㎜なので、この大きさの四角形を図形ソフトで描き、紙にプリントし型紙を作ります。

 それをプラ板にスティック糊で貼り付け、線に従ってカッターナイフで切り出せば、寸法通りに切り出せます。
 スティック糊なので簡単に紙は剥がれます。



 切り取ったプラ板を非常階段部分に貼り付けて蓋をします。



 屋上部分に隙間が生じているので、プラ板を使って隙間を塞ぎます。

 屋上に清掃用のゴンドラが有り、ゴンドラレールが敷かれていますが、レールが2棟の間で分断されているので、仕切りを取り払いました。後日、レールをプラ板を使って繋ぐ予定です。


 


外壁の塗装

 外壁の色はパルコらしくホワイトにします。

 いきなりホワイトを吹いても、きれいに発色しないのは空港ターミナルビルの塗装で経験しているので、最初にブラックサーフェサーを下地色として吹きます。



 次に、ホワイトサーフェーサーを2回吹きます。



 ホワイトサーフェサーを2回吹いただけでは、ややムラになっている部分があります。きれいなツヤ消しホワイトの壁面に仕上げるには3回吹いた方がいいと思いますが、ムラもウェザリングのうち、ということで、わざと2回吹きに留めておきます。


 屋上部分は特にサーフェーサーは吹いていませんが、ブラックサーフェーサーとホワイトサーフェーサーのミストがうまい具合に屋上部分に飛んで、ブラックとホワイトを霧状に吹いた感じになりました。 後日、屋上の機器類に塗装を施せば屋上部分も、それなりに見られるようになるのではと思います。




 ホワイトサーフェーサーを吹く前に、マスキングテープを貼って2階と3階の間に黒いラインを入れたというより、下地の黒を残して黒いラインを引きます。
 これは、調布パルコがこの部分に、ダークグレーのラインが引かれているのを参考にしました。
 ホワイトサーフェーサーの乾燥後にマスキングテープを剥がしてみました。



 やや、ホワイトサーフェーサーが、はみ出していますが、ブラックを筆塗りでリタッチしておきましょう(^_^;)

 次回は壁面のコンクリートパネルのパターンにスミ入れしたり、外壁の細かい部分に色差しをしていきたいと思います(^_^)

 


 製作記#1~100   101~150   151~200   201~250  251~300  301~350