1/400空港ジオラマ制作記#17 ターミナルビルをリペイント2013年3月17日更新
空港ジオラマの制作を始めてから、5ヶ月。 なんとかここまで進んできました。
改めて、ジオラマを眺めてみると、ジオラマの中心をなすターミナルビルが気になってきました。
ジオラマ全体がウェザリング塗装を施してあると、ターミナルビルの色調が気になります。
もともと塗装済完成品なので、塗装をする予定はなかったのですが、ビルの外壁のブルー系の色が好みに合わないので、自分の好みの色にリペイントすることにしました(^_^)
世界の空港のターミナルビルの画像をwebで検索してみました。
最終的に決まったのが、2010年にオープンした羽田空港の国際ターミナルビルをモデルにすることにしました。
ホワイトとシルバー系の色のビルディングです。
リペイントする前に、オリジナルのターミナルビルの色の記憶を留めておきます(^_^;)
ターミナルビルは固定していないので、ジオラマから取り出して塗装することにします。
リペイントするのは、ブルー系の外壁です。
シルバーのルーフとガラス部分は塗装しないので、厳重にマスキングテープでシールしておきます。
エプロン側のガラスは外れなかったけれど、エントランス側のガラスは外れたので外しました。
内側には照明用のLEDが付いていたので、これもマスキングしておきました。
塗装するため、持つ場所を増やすために、木で出来た裏蓋をネジ6本回して外してみました。
中にはLED点灯の為の配線がしてありますが、日本製品に比べたらやや乱雑です。
マスキングが終了したら、最初にホワイト・サーフェーサーを吹いてみました。
ホワイト・サーフェーサーは隠蔽力が強いのと、塗装するターミナルビルはレジン製ですが、下地処理は完璧で塗装済なので、問題なくサーフェーサーは吹けると思っていました・・・・・
で、吹いてみるとホワイト・サーフェーサーは斑になるし、下地の薄い青色が透けて見れるという、散々な結果でした(^_^;)
下地処理を行うサーフェーサーの為に別のサーフェーサーを吹くのは本末転倒な話ですが、別のサーフェーサーを吹くことにしました。
用意したのはボークス造形村のGKサーフェイサー黒です。 うたい文句は金属プライマーも含まれているのと、被膜が厚い黒いサーフェーサーなので下地処理としては強力そうです。 これを吹いたらすんなり下地が出来ました。
乾燥後に、ホワイト・サーフェーサーを吹いてみました。
そうしたら、鮮やかなツヤ消しのホワイトに染まりました(^_^)
今度から、鉄道模型のストラクチャーをホワイト・サーフェーサーで塗装するときは、ブラック・サーフェーサーを吹いてから、吹くことにしてみよう(^_^)
スプレーで塗装した後に、マスキングテープを剥がすときには、塗装がうまくいったかどうか緊張する一瞬です(^_^)
剥がしてみるとホワイト・サーフェーサー吹きはうまくいったようです(^_^)
外壁の塗装をホワイトに変えたら、明るい感じのターミナルビルに変身しました。
屋上のエアコンの室外機だかウォータークーラーのような立方体も、ターミナルビルに馴染むように、ライトサンドで塗装しました。
これからスポットナンバーと、マーシャラー装置こと駐機位置指示灯VDGS(Visual Docking Guidance System)をシールで再現しようと思うので、まだボーディング・ブリッジは取り付けずに外したままです。
次回はこれらの自作のシールの作成と、貼り付けを行いたいと思います(^_^)