制作記#293
                  更新日2013年8月10日更新           

2013年8月 10日(土)VOLLMER マクドナルド#6
           (ガーデンパラソルと人形の配置)
              
            


 前回は椅子とテーブルを並べ、ガーデンパラソル用のポールを立てたところで終わりました。
 今回は、パラソルの傘を作るところから始め、少し早いですが人形も並べます。


 最近ヨーロッパの旅番組を見ていると、オープンテラスのガーデンパラソルは、真四角か長方形の平盤4枚タイプのものが目立つようになりました。
 日本ではまだまだガーデンパラソルは8枚以上のものが主流を占めていて、4枚タイプはイタリアから直輸入として売られていうのが少数で、普及していませんが、もうすぐ4枚タイプの四角形のガーデンパラソルが日本でも多く見られるようになるかもしれません。

 モデルにしているドイツのシュトゥットガルト空港店も大きな長方形のアンブレラを使っています。



 以前、制作記#268で、このような現代的なパラソルはヨーロッパのメーカーでも発売していないと書きましたが、今年(2013年)の7月にVollmerから真四角なガーデンパラソルBeergarden Sun-umbrellasが新たに発売されることになっています。(例によって発売は遅れ、今年の秋の発売予定になっています・・・)
 
 その発売を待っているとレイアウト制作が遅れてしまうので、今回は自作の六角形のパラソルを使います。
 制作記#268で自作したパラソルをベースにします。

 マクドナルドのパラソルなので、コーポレートカラーの赤をベースにして、Mのマークと、McDnald'sのロゴを3箇所に入れたオリジナルデザインのパラソルを作りました。
 それを和紙のプリント用紙に印刷しました。



 印刷してみると、赤の色のボケ具合も良く、パラソルの骨もきれいに印刷されています。
 ただ白い字のMcDnald'sが読めるような字で印刷されなかったのは残念(^_^;)

 印刷されたパラソルのパターンをデザインナイフで切り取り、パラソルの白い三角の部分に一箇所だけ切り込みを入れ、白い三角の部分を糊代にします。

 パラソルの骨の部分に定規を当てて折り目を付け、糊代部分に糊を付けて接着すると、立体的なパラソルの形になります。


 パラソルの頂上部分に0.6㎜のドリルで穴をあけ、テーブルの0.5㎜の支柱に接着剤を塗ってから差し込みました。




 ガーデンパラソル付きのテーブルを接着するときに、人形も同時に椅子に座らせて配置しました。
 夏服になっていない人形は、下地にグレーを塗ってからフレッシュを塗って半袖にしました。

 テーブルを並べていきますが、トイレの前にテーブルを置くのはテラスと言えども飲食店としては芳しくないので、トイレの前に樹を植えました。
 これもBUSHの針葉樹アソートセットの大袋から。



 それから、建物の後ろにも背の高い針葉樹を2本追加しました。



 マックカフェの前にもパラソル付きのテーブルを置きました。



 自分の場合、人形を配置するのはストラクチャー製作の一番最後の段階で配置しますが、今回はパラソルを並べたら後から人形を並べるのは困難になってしまうので、特例として配置しました。



 マクドナルド インナーハーバー店のデザインコンセプトは港に近いので海のイメージにしたいところですが、山のイメージで仕上げることにします(^_^;)

 ただ、建物の背景として記念艦の艦橋とマストが見えていると、海のイメージが強くなってしまいます(^_^;)



 次回は山のイメージを強くする施設のために、マクドナルドの北東の角を空けてあります。
 この場所に山をイメージする水景施設を作りたいと思います(^_^)



 そして、マクドナルドの入口にマクドナルドらしいディスプレイを置きたいと思います(^_^)




 

 製作記#1~100   101~150   151~200   201~250  251~300