2013年1月26日(土) エデン・スクェアの開設#5(ガーデンパラソル)
EDEN仙台に置いてあるパラソルを参考に、ガーデンパラソルを造ってみようと思います。
この大きめの布製のガーデンパラソルは、今世紀に入ってから各地で見かけるようになりました。
このタイプのガーデンパラソルは比較的、店格の高いショップなどに置かれています。
日本だけでなく、アメリカや中国でもこのタイプを見かけます。 香港でも庶民的な店には昔からあるナイロン製のパラソルで、高級店になると布製のガーデンパラソルになります。
お値段の方も布製のガーデンパラソルはお高いようで、店舗用は1本100,000円を超えるお値段のようです(*_*) ネットで探してみると一万円台のパラソルもあるようですが、店舗で使うモノはそれなりの値段がしそうです。
さて、Nゲージで使えるようなガーデンパラソルはないかと、長い間探していました。 アメリカやヨーロッパ製のアクセサリーとしてないかと探してみましたが、FALLERを始めするストラクチャーメーカーの発売しているパラソルは、従来のナイロン製の小さなものでした。
日本では、こういうニッチなレイアウト用品はこばあるが得意ですが、こばるから発売されているのはビーチパラソルしかありませんでした。
既製品にないのであれば自作するしかないので、実物のガーデンパラソルを観にアウトレットモールに行ってきました。
傘の部分は8枚はぎの布製。
骨やポールは木製と高級感があります。
パラソルの形にするのには3角形を組み合わせて傘型にします。
本当だったら8つの三角形を組み合わせたいところですが手間と、シワシワになるのでデフォルメして6つの三角形を組み合わせみました。
これをインクジェットプリンター対応の薄口の和紙に印刷すれば、布のような質感の傘が出来ます。
傘の形を、こげ茶色のラインで印刷したのは、こげ茶色の線が裏から見れば、透けて傘の骨に見えるからです。
傘を切り抜き、一ヶ所だけ切り込みを入れます。
これを骨の位置で定規を使って折り目を付けます。
最後に一番小さな三角形の部分をのりしろにして、糊付けすると傘の形になります。
言葉で説明するのは難しいのですが、試しに上の画像をコピー&ペーストして紙に印刷してもらい、実際にやってみてみると判ると思います(^_^;)
ガーデンパラソルの支柱として、0.5㎜のプラ丸棒をダークブラウンで塗装し、傘の中心部に穴を開けて差し込み、支柱の根本にベースを付けて出来上がりです。
試しに置いてみました。
ついでにTOMYTECのジオラマコレクション ラーメン屋台に付いていたパラソルとテーブルを並べてみました。
ジオラマコレクションの方は、傘も小さいし、傘の支柱とテーブルの脚がやたらと太いので、レイアウトに使うのは却下しました。 テーブルの上のラーメンどんぶりだけ切り取って、テーブルに並べさせて頂きました(^_^;)
ガーデンパラソルには白以外のものもあります。
下の写真は京都市の大正時代の電話局をリノベートした新風館ですが、ガーデンパラソルに力を入れていて、白、青、赤、黄などのパラソルが置かれています。 ときどきパラソルの色を変えているようで、前に行ったときには青いパラソルだけでしたが、このときには4色のパラソルを使っていました。
こういったカラーのガーデンパラソルを作るのは簡単で、先ほど傘の骨組みを印刷した反対側に、青とか赤などの色を印刷すれば出来ます。 他の場所に、色の違うガーデンパラソルを置く予定です。
制作した4つのガーデンパラソルをエデン・スクェアに置いてみます。
せっかく置いた、テーブルの上や人形がパラソルで見えなくなってしまいますが、夏の暑さ対策に有効化と思います(^_^;)
次回で、エデン・スクェアの仕上げをしたいと思います(^_^)