レイアウト制作記#243
              更新日2012年2月27日更新         

2012年2月25日(土) 県庁ロータリー周辺整備#8(ペデストリアンデッキの建築)


 県庁ロータリーの上にペデストリアンデッキを架けます。

 なぜペデストリアンデッキを設けるかというと、
 県庁、周辺の公園への回遊性を持たせたい、
 高架歩道を設けて歩車分離をすすめたい、
 置きたいストラクチャーがあるが、地上には置く場所がない、
 単にバリヤフリーエレベーターが作りたかった(^_^;)
 香港に遊びに行きすぎてペデストリアンデッキ好きになった、 

 等々の理由がありますが、このレイアウトにはテラスとペデストリアンデッキの数が多いのも特色となります(^_^)


 前回、ペデストリアンデッキの柱を立てたので、まず柱にデッキを支えるトラスを載せます。



 トラスに使用したのがドイツレベルのプラモデル 1/144  ISS 国際宇宙ステーションのキットのパーツを使いました。
 

 ドイツレベルの製品にはこのレイアウトでは非常に世話になっておりまして、最初に北海油田のキットを購入しました。



 このキットは1/200(Zゲージサイズ)ですがタワー、クレーン、ヘリポートなど利用できるパーツが豊富でレイアウトに採用させて頂きました。
 階段や手摺りなどのパーツもふんだんに入っているネタキットで、10,000円近い値段でしたが別々に同等のレイアウト用品を買い揃えるよりもかなり安く、パーツも手摺りはあくまでも細く、階段も実際に昇れそうなくらいシャープな造形で、コストパフォーマンスに優れたキットです。

 他に、レイアウトに並べたい1/144のフレッチャー級駆逐艦と元フレッチャー級の西ドイツ海軍Z級駆逐艦のキットです。




 このうちフレッチャー級は完成し、Z級もレイアウトに登場すべく建造中です。
 この2艦の完成後に高速ミサイル艇も建造の予定です。


 さて1/144  ISS 国際宇宙ステーションのキットですがトラスも多く、太陽電池のパネルも大量に附属しているので、1/144のパーツを大量に獲得できると思いました。

 

 しかし、これは大きな判断の誤りでした(^_^;)

 届いたキットを開けてみると、トラス部分は一番主要なトラスが抜けているだけで、他の細かいトラスは全く抜けていないし、太陽電池パネルもただ四角のモールドが入った、ただのプラ板でした(>_<)

 あまりレイアウトの部品には使えそうもないので、素直に国際宇宙ステーションの模型として組み立てようかと思いましたが、1/144サイズの大型キットは完成させるまでの時間かかるので、その分、レイアウト製作のための時間がとられるし、完成したとしても横75㎝縦50㎝高さ40㎝もの大きさになってしまい、展示場所はデスクトップレイアウトくらいの場所を用意しなければならないので、制作するのは断念してレイアウトにパーツを使っていくことにしました。  たとえば太陽電池パネルは堤防などに・・・



 結局、レベルの国際宇宙ステーションのトラス部分を使かうわけですが、トラスは抜けていません(^_^;)
 抜けているトラスならPlastructより良く抜けたプラパーツが売られていますが、これを4本使うと金額が2,000円を超えるので、出来の悪いのを承知で使います(^_^;)



 トラス部分は抜けていないので、あまり見栄えは良くないのですが、ペデストリアンデッキを被せれば見えなくなる場所なので宜しいかと(^_^;)

 下書き第二弾をボール紙に貼って、大きさを再確認しました。 
 もう一つの確認事項は点字ブロックの位置がエレベーターのドアと合っているかどうかの検討です。



 それぞれミリ単位の修正を行い、大きさ、位置とも合ってきたので、本番のプリントはシール用紙に印刷ししました。
 
 下書きでは、ブロックタイル風の模様で印刷していましたが、本番では木甲板調の印刷をしました。
 県庁なので、県の林業振興も兼ねて、県産材をペデストリアンデッキに敷き詰めてアピールすることにしました(^_^)



 貼り付けるのはスチレンボードでもいいのですが、宙に浮いていると反りが懸念されるので、1.5㎜厚のプラ板を使用しました。



 次に手摺りを取り付けます。

 このレイアウトにはテラスとかペデストリアンデッキが多く、空中回路も含めてペデストリアンデッキは5本も作っているので、いので、手摺りの取付も手慣れたものです(^_^)

 まずEverGreenのL字アングル6.4mmをチタンシルバーで塗装したものをデッキの縁に貼り付け、プラ板の切り口を隠し、手摺りの土台とします。



 手摺りに使うのは光栄堂の塩ビシートに印刷されたブロンズのフェンスを使います。]
 これはカッターで切り出さなければならないので、良く切れるカッターでシートと定規をカッテングマットにテープで貼り付けて(ズレ防止の為)カットします。



 手摺りのシートをL字アングルにゴム系接着剤で貼り付けて出来上がりです。



 ペデストリアンデッキが繋がる県庁舎周囲のスカイウォークの手摺りのない部分にも、手摺りを取り付けてます。



 これでようやく2年近く前の制作記160までで中断した庁舎周囲のスカイウォークが繋がりました。 スカイウォークは2年近くかけて県庁舎を一周したことになります(^_^)

 同じく制作記160で作り始めたバリアフリーエレベーターもようやく上の出口がペデストリアンデッキの繋がりました(^_^)

 次回は、ペデストリアンデッキに街灯などアクセサリーと人形を配置し、そして大震災復興モニュメントをペデストリアン上に作りたいと思います(^_^)


   製作記#1~100  #101~150    #151~200   #201~250          乱文乱筆失礼_(._.)_