レイアウト制作記#227
              更新日2011年11月11日更新         

2011年11月11日(金) 県庁公園の整備#2(西口エントランス工事) 


 県庁舎の周囲が公園になっていますが、今回は県庁舎東側の部分を整備します(^_^)


 県庁舎建物へのエントランスを設けます。
 南側には高架歩道から直接出入りする北口はすでに設置済です。(制作記160参照



 今回設置するのは反転地公園に面する西口です。

 県庁舎の本来機能は県の行政事務を行う場所ですが、中心市街地に立地し、県内で一番の高さを誇る建造物だけに、広く県民や観光客に施設を開放して、県庁自身が中心市街地の集客の目玉の1つになるような施策がとられています。
 庁舎の展望台を観光名所にしているのは東京都庁や群馬県庁などがあり、、茨城県庁や栃木県県庁も展望台が設けられていますが、前者に比べたら観光名所度は低くなっています。



 今回設置する西口のエントランスは展望台などへの入口と考えています。



 県庁舎の展望台や34階の展望台から、戸崎市全体を眺望してもらい・・・



 次に開放的な21階の屋上テラス(県民広場)で駅前大通りを中心とした景観を楽しんでもらって・・・・・



 最後には庁舎から線路を挟んだ反対側の反転地公園に入場して、公園を楽しんでもらうのが観光のモデルコースになっています(^_^)

 そんなわけで、観光目的での来庁者用の入口も兼ねているので、少しカジュアルな感じのエントランスにしようと思っていました。
 それで使用したのがKATOの近郊形ホーム グレードアップセットに入っている待合室を使いました。
 
 

 待合室を壁面はフラットブラウンで塗装し、屋根とサッシはシルバーで塗装し、養老天命反転地反転地のポスターをコピー&ペーストしてプリントしたものを貼り付けました。

 そのままだと、待合室の裏面が

 眺めてみると、元々ホーム上の待合室だけに屋根の上に空調の室外機が独立して置かれているのがエントランスとして違和感を感じたので、屋根が窪んでいることを利用して、屋根上を緑化することにしました。


 緑はいつものように、KATO=WoodLand Scenicsのターフにヤマト糊と水を加えペースト状にしたものを盛っていきます。



 乾燥しないうちに、爪楊枝を半分に切断したものを4本立て、針葉樹の幹にします。



 屋根の上のターフが2日後に固まってから、楊枝にヤマト糊と水、そしてモーリンのカントリーグラスをペースト状にしたものを、爪楊枝に盛りつけていきます。
 


 そして乾燥させたら、ついでに精密ニッパーでドワ部分の透明ガラス部分を切り取り、ドアが開いて人が出入りしているようにして、人形を接着しておきました。



 県庁の敷地内を公園として整備するにあたって、1カ所問題になっている場所があります。
 東側から南側に抜ける経路が狭小になっていて、人が2人がすれ違うのにギリギリの幅しかありません(^_^;)


 
 これは県庁の正面玄関のロータリーを広くしようとして庁舎の位置を奥の方にズラしたので、ここに歪みが出てしまいました(>_<)

 この隘路の幅はわずか8mm。 150倍すると1.2m、公園として多くの人が行き来するのには狭い幅なので、この辺の対策を次回までの過大としたいと思うます(^_^;)

 さて、この角を曲がった先にも公園を展開するのですが、かなり以前からここは岡本太郎氏の作品をテーマにした公園にする予定でした・・・・・

 利用する岡本作品のフィギュアは今年が岡本太郎氏の生誕100年にちなみ、海洋堂が制作したカプセルトイ岡本太郎アートピースコレクションです。 最初は国立東京近代美術館で限定発売されましたが各地のPAECOで行われている「岡本太郎生誕100周年 顔は宇宙だ。」展でも発売されているので、全種類揃えることが出来ました。 
 


 ついでに、非常にリアルな太陽の塔(海洋堂製)の1/350と1/500のポリストーン製の模型も販売されていたので、太陽の塔ファンとして2体ともコレクションさせて頂きました(^_^)



 しかし、少し気が変わりまして、ここは別のものをテーマにした公園にする予定です(^_^;)
                          


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