レイアウト制作記#224
              更新日2011年9月29日更新         

2011年9月24日(土) 戸崎反転地公園#9(人形の配置#1) 


 制作記209戸崎反転地公園#8の続きです。 3ヶ月間中断していましたが、その間に人形を買ったり、未塗装の人形を塗装、塗装済の人形は塗り替えを(市販の人形の髪や服装の色が気に入らないため)しました。

 人形を用意して塗装を行うのは、お金と手間と時間がかかることですが、今回の戸崎反転地公園の場所はレイアウトの四隅の1つ、北西の角にあり、レイアウトの運転台から見ると、県庁舎の建物に隠れて見えない場所にあります(^_^;)


 
 だから、あまり一生懸命やらんでもいい場所なんですが、つい力を入れて造ってしまいました(^_^;)


 電車が見える展望台

 さて、最初に線路を見下ろせる展望台があるので、ここにアクセサリー類と人形を置きたいと思います。
 このスペースは有料スペースの戸崎反転地公園の外側で、自由に出入でき、高架線と地上線両方の線路を眺められるので、人気スポットになっています。



 用意した最初のアクセサリーはWoodLand Scenicsの人形セットのOutdoor Diningです。



 テーブル2つと人形が5体のセットです。

 黒人さん2人に、金髪の人もいるので日本のレイアウトに置くには肌と髪を塗り替えなければなりません(別に外人さんが公園でピクニックやっていても今の日本ではめずらしい光景ではないが・・・・)
 
 黒人の肌は下塗りにグレーを塗り、その上から肌色を塗り日本人の人形にしました。

 これを置く地面には模様としてイギリス郊外の地図を貼り付けました。

 


 
 もう一つ、ストリートファニチャー的なものとして、ピンバッチを使ったオブジェを配します。
 これは今年の7月に和歌山県立近代美術館を訪れたときに、ミュージアムショップで記念に買ったものです。



 美術館に行って記念に買うものは、レイアウトに置けるものをいつも買っています。けっこう単価は高いものですが、記念に買うものなので(^_^;)

 今回買ったのは、Superheadzというトイカメラとロシアと日本が融合したようなデザインをやっている会社のグッツで、スウェーデン人のリサ・ラーソンさんも噛んでいるらしい?キャラクターのピンバッチです。



 なにやら、子どもやウサギがかわいらしいピンバッチです。
 ピンバッチの後ろのピンの部分を切り取り、地面に立てたりしました。



壁のオブジェ

 反転地の周辺に石積みの高い塀を置きましたが、高い塀のお陰で圧迫感があります。



 なにやらエルサレムの嘆きの壁のような感じになっています・・・・


 ちょっと雰囲気を変えるために、壁面にオブジェを貼り付けます。
 
 オブジェに使うのは、1/100 アーキテクチュアルモデルのもので、平面な紙のシートから切り取って箱庭的なものを造る素材らしいです。
 
 

 これは、昨年訪れた金沢21世紀美術館のミュージアムショップで記念に買ったものです。 これを切り取って、壁に貼り付けました(^_^)







 人形 

 人形はPreiser KATO WoodLand Scenics TOMYTECジオコレ Kt工房の人形を動員しました。

 塗装が終わった人形から配置していきます。

 反転地公園の入口に看板とKATOの近郊形ホームの自動販売機を設置しました。



 おっと!自動販売機が浮いてしまっています。 肉眼では気が付きませんでしたが、デジカメ写真だとよく目立ちます(>_<) 修正しておかないと・・・




 反転地公園の中は、平日の午後にもかかわらず修学旅行の中学生も訪れて、たいへん賑わっています。

 楕円形のフィールド内は、バランスを鍛えるために水平に平らになっている部分が全くないので、人形はなるべく動きのあるものを選択しました。 今までポーズが大げさで都市型レイアウトには向かなかった人形も投入できます。

 モデルにした岐阜県養老町にある養老天命反転地を訪れたときに撮影した観客の動きを参考に、人形を配置していきます。




 思いっきり傾いている小屋の壁に寄りかかって記念写真を撮る修学旅行生。



 被写体になっている修学旅行生はジオラマコレクションの学生(夏服)ですが、携帯で写真を撮ろうとしている子はKt工房の人形でスタイルに差があります。  デジカメで撮ると特に足が太く靴が大きく感じるので(接着するのは楽ですが・・・)、Preiserの無塗装人形の足と交換すると格段に良くなるかもしれません(^_^)


 楕円形のフィールドの一番底から、垂直に伸びるハシゴをよじ登って、この不思議な空間からの脱出を試みる人たち(^_^;)



 これはモデルにした養老天命反転地にはないオリジナルですが、戸崎反転地ではシンボリックな施設になっています。
 芥川龍之介の「蜘蛛の糸」ではないですが、次々に人々が登っていきます。足を踏み外したら怪我するでしょうが、そんなことは自己責任というのが反転地流の考え方です(^_^;)
 公費で養老天命反転地を造った岐阜県と当時の県知事は偉いと思う(^_^;)  まあ、訪問客が危険な施設だということがわかっていて、注意して楽しんでいるので、あれだけの人が訪れても怪我人が異常に少ない結果になっているのだと思う・・・


 ただし、屋根に上がるスキンヘットの男の行為は、反転地流でも危険な行為だと思う(>_<)



 スキンヘットの男はNOCHの登山家の人形です。



我々はどこから来たのか 我々はどこへ行くのか



 壁面に1つだけあるドア、どこでもドアみたいですが、開けたら真っ暗闇の迷路になっているそうです(^_^;)


 何かと肉体を酷使し、神経が疲れる施設なので、疲労感を感じたら施設から背を向けて休憩するのが宜しいかと・・・




 今回のエリアで人形を90体以上投入しましたが、賑わった情景にはまだまだのようで、人形の数を増やし次回も残りのエリアに人形を配置していきたいと思います(^_^)                          


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