レイアウト制作記#208
              更新日2011年6月20日更新         

2011年6月17日(金) 戸崎反転地公園#7(芝生・昆虫山脈)                            


 芝生

 前回までに主要なストラクチャー類の配置が終わったので、公園内に芝生を植えていきます。

 

 芝生はいつものようにWoodLand Scenics=KATOのターフを ターフ 1: ヤマト糊 1:水 1 の割合でペースト状にしたものをコテで塗っていきます。

 

 そして乾燥したターフーをパラリと表面にふりかけ、指で押して平らにしていきます。



 芝生ついでに、線路際のフェンスも取り付けていきます。

 フェンスは制作記198で使ったAtlasHairpin Style Fence を同じようにターフのペーストで固定しました。



 ヤマト糊が固まれば、フェンスも固定されます。
 
 無料スペースと有料スペースを隔てるフェンスも設置し、石垣の側面にも雑草を生やしておきました。



 最近、とある会合に参加して長野県の松本市に行ってきました。
 レイアウト制作の参考にしようと、あれやこれや見物してきましたが、今回は芝生の生え方にムラを付けてみたいと思いました。



 芝生を近くで見ると、グリーン一色でなく、薄いグリーンあり、芝生が剥げたライトブラウン、土色ありで変化に富んでいます。
 今回、芝生にアクセントを付けようと、最初は乾燥した芝生に、薄めたエナメルのライトブラウンを垂らしてみましたが、あっという間にパウダーに色が付くまもなく吸収されてしまったので失敗・・・・・・
 しかたがないので最後には、ライトブラウンやライトグリーンを、ドライブラシでパウダーに叩き付けるように色を載せて、芝生にムラを付けました(^_^;)


 昆虫山脈

 養老天命反転地の入口から楕円形のフィールドに行く途中に石が積まれた大きな岩山があります。
 昆虫山脈といって、水を求めて山をよじ登る姿を昆虫になぞらえたものです。
 ごつい岩石が積み上げっているので、怪我をしないように昆虫のように皆、這い上っていきます。
 


 水を求める昆虫たちの為に、頂上には手押しポンプが置かれ、水を汲み上げることが出来ます。(水は人間は飲用不可)



 かなり神経を使わないと危なそうな岩山ですが、男の人なら手を使わずとも軽々と登れます。

 初めて養老天命反転地に行ったときは、誰も昇っている人がなく、下から見上げてもただの岩山にしか見えなかったので、この岩山に昇っていいのだろうかと躊躇しましたが、昇ったときにポンプと水瓶が置かれているのをみて安心しました。 
  
 基本的に養老天命反転地は昇ったら危ないところには、「昇らないで下さい」との掲示が小さくありますが、オープン当初はこの掲示もなかたったとか・・・・




 とりあえず、子どもたちもママさんパパさんも喜んで昇っていく昆虫山脈を造ろうと思います。

 
 ベースにするのは石粉粘土(今度はメルファンドを使いました)



 これをベースにします。



 これに小石を埋め込んでいきます。 剥がれてしまうののはゴム系ボンドで貼り付けました。



 石の上に小石をゴム系ボンドで貼り付けていきました。
 実物は荒川先生がこだわって石を積んだらしいですが、小石を様になるように貼り付けていきました。



 頂上部分は、実物は細かな石畳でしたが、模型だとくどくなるので、モーリンの土作りをヤマト糊でペースト状にして塗り込み、2日ほど乾燥させます。



 乾燥後、手押しポンプと水瓶をジャンク部品からそれらしく塗装し据え付けました。



 完成した公園に楽しむ人形を配置すると、公園の楽しさが伝わってくるかと思います。 人形を準備せねば(^^)/

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