レイアウト制作記#204
更新日2011年5月20日更新 TOPへ
2011年5月20日(金) 戸崎反転地公園#3(石粉粘土で地面造り#2)
制作記202からの続きです。
前回、野球のボールを使って、きれいにすり鉢状に造成しましたが、参考にした養老天命反転地はもっと起伏に富んでいることを思い出しました。
かなり、すり鉢状(=カルデラ)の周辺部が盛り上がっています。
再び、GSIクレオスの軽量石粉粘土をカルデラの周辺部に盛りつけて行きました。
前回描いた、北海道の部分にも粘土を盛り付けました。 北海道は乾燥後描き直しです。
養老天命反転地にあった死なない為の道のように、切り通しの道や、トンネル状になった道などもチマチマ作成。
今までレイアウト作成をしていて常にバリアフリーに気を使ってきましたが、今回ばかりはそれを気にせずに、転んだり足を滑らしたら怪我をするような危険なものを作っています(^_^;)
その後、3日間ほど乾燥させて、実物の養老天命反転地に倣って道を筆で描きました。
北海道の地図も再度描きました。
塗装の方は、カルデラの周辺部をターナーアクリルガッシュの香色+消炭色で作った薄茶色で塗装。
カルデラに銀の小さな日本列島をタミヤエナメルのシルバーで描き、その周辺をタミヤアクリルのフレッシュ(肌色)で塗装。
カルデラの草が生えるところには、下地としてタミヤアクリルのフラットグリーンを筆で塗りました。
石粉粘土は乾燥による収縮が大きく、何ヵ所も隙間が開いてしましました。
制作記202で用意したFALLERのストラクチャーを接着してから、グランドカバーとして草を植栽していきます。
草はWoodLand Scenics=KATOのターフ(若草色)をヤマト糊と水でペースト状にしたものをコテを使い載せていきます。
ヤマト糊を混ぜたターフが固まれば、石粉粘土表面をワックスで固めたと同じ効果が出て、将来のひび割れを防止するのではないかとの思惑があります。
描かれた日本列島を塗りつぶさないように、丁寧にターフを盛りつけていますが、若干ズレるようで男鹿半島や松江周辺、佐多岬などの半島が消えてしまいました(^_^;)
ペースト状になったターフの上に、乾いたターフを上からふりかけ、指で押しつけて平らにします。
ターフが完全に乾燥するまで、また2日間放置しておきます。
それから、迷路などのアクセサリーを置いたり、草や樹を植える予定です(^_^)