制作記#192
更新日2011年2月16日更新 TOPへ
2011年2月12日(土) 新戸崎駅KATO近郊形ホームへの改修工事#10
(樹・照明・ハシゴ他)
ホームの改修工事もそろそろまとめの段階に入ろうと思います(^_^)
屋根のないホームの延長部と申しましょうか、制作記190で近郊形ホームに置き換えた部分ですが、こちらにも以前と同じようにアクセサリーを配置します。
ホーム照明
以前の照明は建築模型の街灯を使っていましたが、保有のジャンクパーツの中にKATOの(旧)島式ホームについてた照明が2本あったのでそれを使いました。
実際の駅(東北本線:自治医大駅)のを参考に、笠を取り付けました。
街灯の頭の部分を切り取り、モデラーズの自動車用ヘットライトのレンズのパーツから、小さなものを選んで電灯の上に貼り付け、アルミシルバーで塗装しました。
床置きの駅名票は、近郊形ホームの屋根に付けるやつを逆さまにして、ピンバイスで穴を開けて差し込みました。
街灯も同じくピンバイスで穴開けの上、差し込み。
親子連れのシルエットをしたのはFALLERのModern Service Board これは旧ホームからの移設です。
ホーム上の樹
旧ホームにも樹が植えてありました。 これは京阪電鉄の萱島駅の写真を見たとき、ホームにも樹があってもいいなと思いました。
そして実際に萱島駅に出掛けてみると、ホームに樹が生えているわけではなく、元々樹が生えていた部分にホームを拡張することとなり、古木のクスノキを保存するために、地面から伸びているクスノキのために高架のホームに大きな穴を開け、ホームから降りるエスカレーターからクスノキを鑑賞出来るという、なかなかの演出が施されていました(^_^)
訪問時に写真を撮影したのですが、発見できなかったので参考にWikipediaの写真をどうぞ(^_^;)
旧ホームの樹は10年近く前のBUSHの樹と、自作の樹を使っていましたが、10年経過した今の私のお気に入りの樹はJTT Miniature Treeの樹です。
その中でTR-1096Deciduous(落葉樹)を両方のホームに植えました。
上屋ハシゴ
ホームの屋根には点検整備用のハシゴが付いています。
以前はタキのAssayのハシゴを旧ホームに着けていましたが、今回は近郊形ホームのハシゴを使います。
ハシゴは地面から伸びて、関係者以外が上れないように板が貼ってあるタイプと、下半分がないタイプがありますが、KATOのは下半分がないタイプです。
ハシゴのモールドはかなり太めな四角い断面をしています。 タキ用のハシゴは非常に精密な作りだったのですが、KATOとしては車両用は精密に、ストラクチャー用は破損を考慮して丈夫に太くしているのでしょう。
上屋ハシゴはホーム下ステップと違って、目立たせて乗客に昇られたらたいへんなので、地味なグレーで塗装しました。
エンドステップ
近郊形ホーム基本セットには、ホームから線路へ降りるステップが2個付いています。
本当は基本セットにも入っているホームエンドに取付穴が開いてあって、そこに固定するのですが、ホームエンドは使用しなかったので、ステップを直接ホームの端に接着しています。 塗装はタミヤエナメルのアルミシルバーです。
蛍光灯ステー吊り下げ具
制作記187で付けようかどうか迷った蛍光灯の吊り下げ具。 実際のホームには付けられているので、この際に取り付けようと思います。今やらなければ、ずっとやらないと思うので・・・・
実際のホーム(JR横須賀線横浜駅)には一カ所に2本の鋼材で吊り下げていますが、一カ所に2本の鋼材にするにはたいへんなので、1本で済ますことにしました(^_^;)
それでも必要な本数はホームの屋根1基につき6本、屋根は6基あるので36箇所の吊り下げ具を付ける必要があります(^_^;)
吊り下げ具は、0.5mmのEverGreenのプラ丸棒をタミヤエナメルのデッキタンで塗装し、10mmにカットして接着しました。
0.5mmのプラ棒は取れやすいので、最初にタミヤの瓶入りのセメントで貼り付け、乾燥後、同じくタミヤセメント流し込みタイプ)専用を流し込んで、さらに固めておきました。
効果のほどはホームに屋根を戻したら分かりますが、この後に人形をホームに並べるので、しばらく屋根を外したままにしておきます。
次回、ホームに乗客の人形を並べて新戸崎駅のホーム改修は終了したいと思います(^_^)