2009年9月11日(金) 街路樹の植換えと、百貨店の垂れ幕
しばらくグリーンマックスのビジネスビルのキットを使って戸崎セントラルの建築を行っていましたが、ストックしていたキットが尽きたので、製作の進行が停止しておりました。
幸いなことに8月27日頃、キットが再販されたので再調達を行い、現在パーツの塗装作業を行っていますので、製作記としては1回ビルの建築はお休みして、平行して行っている作業を紹介します。
~うれしいこと~
製作記139にて、ビジネスビルのキットの透明の窓パーツに傷のようなウエルドライン(成形際に樹脂が金型に回り込んだ後、再び合流して出来る線)が入っていると記しましたが、再販の際、金型の改修が行われて、パーツに付いていた傷が消えていました(^_^)v
金型を手直しして、湯溜まり(ランナーを成形中に流し込んだの部分を工夫してウエドラインが発生しないように改修したようです
上が最初に発売されたもので、窓ガラスの真ん中にウエルドラインが発生しています。上下の窓パーツを繋ぐ湯溜まりは大1個。
下が再販された窓ガラスのパーツで、湯溜まりが小2個、大1個に改修され、ウエルドラインは消えています(^_^)
街路樹の植替え
レイアウトに配置する樹にはこだわりがあって、KATOやTOMIXから発売されている樹木はどうも好きになれないので、製作開始以来、いろいろなメーカーの樹を使用しました。
初期の頃はイマジンの樹が種類も多く、広葉樹やけやきの木を街路樹に投入していました。イマジンのものが供給が途絶えると(すでに閉店、流通在庫のみ)、主にヨーロッバのBusch の針葉樹や白樺を使用しました。
そして最近は天然素材が材料のWoodland Scenics のFine-Leaf Foliageや、
Heki のフォーリッジを、
樹の形にハサミで加工して街路樹にすると、枝葉の形がまばらな感じが好きで製作記108で、戸崎駅南口の街路樹にしていました。
フォーリッジをそのままレイアウトに配置すると、樹の幹や枝葉がリアルで見栄えは大変いいのですが、欠点として幹が細く、天然素材なので折れやすいので、レイアウト制作の作業中に体が街路樹に触れ、折れてしまうという事故が発生しました(-_-;)
この解決法として先日の(2009年)8月23日(日)に行ったJAM第10回国際鉄道模型コンベンションにて得た方法で街路樹を作り直します。
JAMは企業展示ブースの他、MP(モデラース・パフォーマンス)と呼ばれる個人や団体が、レイアウトなどを運転展示しています。
素晴らしい出来のレイアウトが多く、基本的に制作者がブースにおられるので、レイアウトの作り方や技法について気軽に質問でき、技法について教授が受けられます。(時間を決めて、スタッフが参加者を引率しレイアウト訪問を行う
その中で、レイアウト仕業人 Ken & Chicoというブースで、レイアウトの展示はありませんでしたが(レオアウトのパネル写真のみ出品)、鉄道模型雑誌とれいんの元社長の松本謙一氏のブースでした。
そこで、女性が(松本氏婦人?)がフォーリッジを使った樹木作りの実演をされていました。
今までの自分の方法は、フォーリッジを樹木の形していましたが、そこで教わったのは、木の幹は別に用意して、フォーリッジを枝にして幹に接着していました。
それに習って今回、街路樹を作り直しました。
フォーリッジを葉の付いた枝の形にハサミで切り、幹に接着剤を塗り貼り付けます。
今回、幹に使ったのはTOMYTECのジオラマコレクションのザ・樹木シリーズの竹を使いました。
これは竹と名乗るのはおこがましいほどの太さで、使いどころがなくストックしていたものの枝を切り取り、フラットアースのラッカーで塗装しました。
接着剤は木工用ボンドを使うのが一般的でしょうが、時間の節約と作業のしやすさから、透明ゴム系接着剤を使いました。
↑ 一番左の樹は、フォーリッジだけのもので。右の4本が今回、幹に接着して作成したものです。
フォーリッジを使った樹の欠点は、触れたりすると葉が落ちることがあり、街をきれいに保つために、年に1回ほどハンディ掃除機で掃除しています(^_^;)
ヘロヘロの街路樹から、頑丈な街路樹に変身しました(^_^)
2005年の1月に製作記3で造ったロゴス百貨店ですが、百貨店に付き物の広告垂れ幕が下げられています。
最近、Nゲージ用オリジナルシールで購入した垂れ幕を、4年前にワープロソフト一太郎で自作した垂れ幕と置き換えようと思いました。
今現在、不満に思うのは、垂れ幕だから壁にぶら下がっているのだろうと、ヨレヨレな感じで壁に固定してあることです(^_^;)
実際の百貨店の垂れ幕を見ると、きちんとしたフレームの中でワイヤーによってピンと張った状態で定されています。ヨレヨレな感じで貼り付けてのは、認識の誤りでした(^_^;)
さっそく修正すべく、4年前に貼った垂れ幕を剥がそうと思いましたが、しっかりと接着されていて、取れません(-_-;)
よく見れば、4年前の自作の垂れ幕も、出来映えはそんなに悪くはないかと・・・・納得し、そのまま貼っておいて、新しい垂れ幕を別の部分に貼り付けることにしました。
ロゴス百貨店をレイアウトから外しての作業を行います。
ロゴス百貨店以外の百貨店、多聞百貨店とエステスパークには垂れ幕を設置するスペースがなかったので、ロゴス百貨店の非常階段室の壁面(GMのストラクチャー)に取り付けることにしました。
余談ですが、ロゴス百貨店を取り除くと、レイアウトの景色がだいぶ変わります。
他のストラクチャーが大きいものが多く、あまり目立たない存在かと思いましたが、思ったよりも存在感はあるようです(^_^)
こちら側に、実物の垂れ幕を観察したとおりに、ピンと張った状態で垂れ幕を貼り付けます。
そして、実際の垂れ幕がステンレスのフレームの中で、ワイヤーなどで吊されているので、フレームを作りました。
フレームはEverGreenのプラ角棒0.3mmをクレオスのMr.メタルカラー クロームシルバーで塗って磨き上げたものを接着しました。
先日、とある模型の掲示板で意見の一致を得たのが、家族持ちの模型制作の時間の捻出方法で、
カミさんの睡眠時間9時間-自分の睡眠時間6時間=模型制作の作業時間3時間
という式が成り立ちました。
自分の睡眠時間を削って制作時間を捻出するのが、家庭円満の素かと(^_^;)
日曜日は原則的に、家族の為の時間に充てます。子供の小さい内は・・・・・・
ただし、今度の日曜日(2009年9月13日)だけは、航空自衛隊百里基地航空祭に出撃します(^_^)/