制作記#133
              更新日2009年4月7日更新       

2009年4月5日(日) 車掌区周辺整備#10(社員専用跨線橋の設置) 


 戸崎駅の各ホームから車掌区へ通じる専用跨線橋を設置します。
 これは車掌区に関係する社員の安全を守るためで、JR東日本 池袋駅のホームの北端に設けられている車掌専用の跨線橋みたいなものがあり参考にしました。
 
 同じ戸崎駅の反対側にある戸崎運転支所に出入りする社員は、構内通路を指差確認を行って線路を横断しなければなりませんが・・・

 

 また自分の地元の駅の場合、車掌さんはホームから改札口を出て、駅構内から駅前広場を渡り延々と歩き、一般道に面した駅構内のはずれにある車掌区まで、10分は歩かなくてはならないようです。 
 
 戸崎車掌区では、社員の業務の効率化と利便性もはかるためにも跨線橋を設けることにしました。


 跨線橋はGMの歩道橋のキットを使用しました。歩道橋としては通路幅は狭すぎるのですが、社員専用跨線橋ならば、この狭さがちょうどよくなります。

塗装の方は床板はコンクリートなので、モデラーズのインテリアグレーをスプレーし、側板はアサヒクリエィティブスプレー・サテンカラーのクリーム色をスプレー、手摺りの部分だけフラットブラウンを筆塗りしました。

 

 橋脚は事前に制作記126にて、バラストを撒く前に立ててありますが、これはキットのものでなく、EverGreenのプラ丸棒を45mmの長さに切ったものです。キットのは道路に使用する歩道橋なので、そのままでは高さが足りなくなるので、Nゲージの高架橋の基本となる高さの45mmに合わせて作りました。
 階段の方は、ホームの高さ分だけかさ上げされた形になります。



 社員専用跨線橋は長さがあるので、歩道橋のキットは1箱では足りず、2箱使用しました。

 最初に床板を組み立て、現物合わせで長さを調整しました。手摺りも階段の位置に合わせて、レーザーソーやニッパーで切断し貼り付けました。
 
 

 細かな設計をせずとも現物合わせて何とか形になっていくようで、ニッパー片手に切った貼ったを繰り返していきます。
 接着はタミヤのセメントで、一部強度が必要なところは、透明ゴムボンドを使用しました。



 跨線橋の線路からの高さが、45oだとパンタグラフを上げた車輌が通るのがやっとのような気がしますが、この高さをクリアーしないと高架橋をくぐれなくなるので、この高さで問題ないようです。



 跨線橋の完成後、パンタグラフの付いた機関車を何台か走らせてみましたが、上げすぎは禁物のようです。
 外国車はパンタグラフが大振りなので、要注意です。
 特にヨーロッパ型の架線集電をするパンダグラフは、かなり高く上がり引っかかるので、レイアウトを走らせる場合には、パンタグラフを上げて走らせるのは禁物です。



 こうしてホームの端に跨線橋を設けると、社員専用でなく乗客にも開放したくなりますが・・・・


 
 あとは跨線橋を歩む車掌の人形を置きたいところですが、人形は車掌区周辺整備の一番最後にまとめて配置したいと思います。
 

 次回は架線柱を設置して車掌区周辺の整備の終盤に移りたいと思います(^_^)


    製作記#1〜100   #101〜150   #151〜200   #201〜250