制作記#126
              更新日2009年2月10日更新       

2009年2月7日(土) 車掌区周辺整備#4(地面の地割り)

 レイアウトの曲線部分にカントが付いたので、地面の整備作業に取りかかります。

 

 今のうちに、線路際に置くアクセサリー類をアメリカにオーダーして調達しました。今回は線路際のアクセサリーに強いBLMA社の製品ばかりです。



 エッチングパーツの信号リレーボックスなどちまちま組み立てていますが、レイアウトに配置できるのはかなり後になります。



 ざっとこれからの車掌区周辺整備の工程を上げてみると、

(1) 車掌区(カーブ周辺)の地割

(2) 建物・道路の基礎工事

(3) 車掌区歩道橋の基礎工事

(4) 業務用地下連絡道路工事

(5) バラストの散布

(6) レール・バラストの塗装

(7) 線路際の草の植栽

(8) 信号機・標識の取付

(9) 歩道橋の設置工事

(10) アクセサリー・人形・自動車等の配置


と、一つのセクションレイアウトを完成させるくらいの時間と労力を費やしそうです(^_^;) しばし、お付き合いのほどを・・・


(1)車掌区(カーブ周辺)の地割
 
 建物や通路駐車場スペースのバラストを撒かない部分を決めてから、バラストを撒くことになります。
 カーブ周辺の土地は、三日月の形をした非常に利用が難しい地形なので、紙の上では決まらないので現物合わせで何を置くか決めようと思います。
 実際にストラクチャーを置き、自動車も置いて駐車場・道路の形をA4の紙をハサミなどで切って、配置場所を決めました。

 

 各ホームから車掌区に通ずる専用の歩道橋(GMの歩道橋を使用)もパーツを実際に置いてみて、柱の位置を決めました。


(2) 建物・道路の基礎工事

 
建物の基礎と駐車場・道路はスチレンボードを塗装して置こうかと思うので、スチレンボードの形を決めるために型紙を作ります。
 
 型紙はA4の紙をレールの上に置いて、レールをなぞるようにボールペンで強く線を引くと、紙が切れてレールの線形に型紙を抜くことが出来ます。



 型紙をいつもの光栄堂スチレンボード(両紙付き)2o厚の上に載せて、スチレンボードをハサミで切り取り塗装します。塗装はコンクリート感を出すモデラーズのインテリアグレーを吹き、乾燥しないうちに(フレスコ画の要領)レットブラウンとフラットブラックの缶スプレーを、少し離れたところから軽くミスト状に吹いてウェザリンを施しました。


(3) 車掌区歩道橋の基礎工事
 
 ホームから車掌区へ通じる専用歩道橋も作ります。社員の安全を図るためJR池袋駅で見かけた、社員用の歩道橋です。
歩道橋はGMのキットを使用しますが、歩道橋の高さは道路用なのでNゲージの車両制限の高さ45oにするため柱は5oのプラ丸棒をフラットレッド+フラットブラックを混色して塗装したものです。



 柱を立てる穴をバラストに開けるのですが、バラストはヤマト糊でカチカチに固まっているので、バラストにドリルで穴を開けても問題はなかろうと、5oのドリル刃で穴を開けました。



 開けた穴に柱を接着して立てて置きます。



 一応、車両限界いっぱいいっぱいの客車を転がして柱に接触しないか、試しておきます。
 歩道橋の桁を掛けるのはバラストを撒布して、エアブラシでレールを塗装した後になります。
 
 次週は建物と駐車場の土台を完成し、バラストを撒いてみたいと思います(^_^)


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