2009年3月21日(土) 車掌区周辺整備#8(構内踏切と駐車場の整備#1)
レールとバラストの塗装が終了したので、地面の整備と各種アクセサリーを配置していきたいと思います。
車掌区周辺のメインとなるのが車掌区の建物(KATOの詰所)で、これを配置しました。
しかし、そのまま置くと地面より浮き上がっている感じがするので、下のスチレンボードをストラクチャーの台座の形に、カッターで切り取りとって、ストラクチャーをはめ込みます。
地面とほぼ面(つら)位置になるので、違和感が消えます。
構内踏切の設置
業務用の地下連絡道路と、車掌区の脇の事業車用の駐車場、そして高架線路下の資材置き場を結ぶ、構内踏切を2カ所設けました。
ここをトラックが走り回るのでしたら、1.5倍くらいのスペースを確保したかったのですが、線路に挟まれた場所ゆえ、タイトな駐車場スペースになっています(^_^;)
白の停止線と両側の黄色の線をマスキングしてから、ドライブラシで塗ります。
ドライブラシでやると、ラインがうっすらと、かすれたように描けます。
駐車場の周囲に、車止めとしてコンクリートブロックを置きます。 線路際なので、たとえトラックが運転を誤って衝突しても、線路上に進入することがない頑丈な物を置きました。
これはアメリカのBLMAより発売されているCONCRETE'K-RAIL'BARRIERSで、このタイプのバリアーはアメリカの工事現場や、都市においてもよく見られます。
クレーンで吊せば設置出来るので、1995年のオクラホマシティ連邦ビル爆破事件後、ホワイトハウスや全国の連邦関係のビルの周辺にトラック爆弾防止の為に置かれました。 コンクリートブロックは、アメリカでは都市の一風景になりました。
ニューヨークのワールドトレートレードセンターも1993年の第1回目の爆弾テロの後、コンクリートブロックでビル周辺を囲み、テロ対策が施されていましたが、残念なことにその甲斐なく2001年の航空機2機を使ったテロで破壊されてしまいました・・・
職場に100円ショップで購入した大型クリップがありました。
見た目はカラフルでいいのですが、コーティングされているので書類が留まりにくいと、クリップとしての使い勝手はたいへん悪く、女子事務員に不評なためもらい受けてきました。
一ケースに50本くらい入っており、赤白と黄黒のものは警戒色でいろいろと使えそうです。
ただし太いので踏切の遮断棒に使うのはつらいと思います。
この大型クリップをニッパーで切断分解すると、U字の形をした柵が3本、直線のバーが4本採れます。
このクリップの直径が1.3oなので、1.5oのドリルでバラストに穴を開け接着しました。
コンクリートブロックに囲まれた駐車場に、事業用自動車を置きます。
自動車はBuschの救急車のセットを青色の警告灯をそのまま残し、CR旅客鉄道のイメージカラーのパープルで塗装しましたが、JR東日本の新幹線の色みたくなりました(^_^;)
事業用踏切の遮断機は、制作記24で使ったWALTHERSのTrackside Structures に入っているものを使いました。
踏切板は1o厚のスチレンボードを現物合わせで、ハサミでカットしインテリアグレーのスプレーで塗装したものを接着してあります。
奥の高架下の資材置き場に通じる事業用踏切のゲートは遮断機を置かず、フェンスタイプのゲートを設けてあります。
次回以降は、車掌区周辺の線路際に草を植えたり、もう少しアクセサリーを配置していきたいと思います(^_^)