2008年6月7日(土) 児童公園の設置 #4(人形の追加) ・ アメリカからの買物
レイアウト製作記91で、児童公園に配置する人形が2月にアメリカに発注しましたが4月現在まだ到着しません・・・・と書きましたが、その商品が6月になってようやく届きました(~_~;)
5月くらいまでは、細かいものを頼んだので、注文品が在庫になく揃うまで発送が保留になっているかと思っていましたが、問い合わせてみると−なぜか、あなたの注文品の発送が棚上げになっていました−との返事がきました(>_<)
自分は気の長い方なので、イライラすることはありませんでしたが、送られてきた物の中で、レイアウトの作成上特に急ぎで必要なものはありませんでしたが、強いて言えば児童公園に人形を並べたとき使いたかった、キックボードに乗る子供達です。
築山の斜面からキックボードで滑り降りる子供の人形を1体置きましたが、物足りない感じがしたので、今回3体ほど追加で置きました。
しかし良く見ると、彼らが乗っているのはキックボードではなく、2人が板で自作したキックボードまがいのモノに、もう一人が園芸用の4輪トレーラに乗っています・・・・
しかし、子供達が斜面を滑り降りる光景はなかなか楽しそうですが、現実にはちょっとまずいことがあります・・・・
自分の子供もキックボードが大好きで公園でよく走らせていて、自分も子供に伴走するために、大人用のキックボードをGWに購入してヘルメットを被り親子して走っています。
実際にキックボードに乗ってみて斜面を滑り降りると、スピードが出てかなりスリルを感じます。そしてキックボードは車輪が小さいだけに、石を踏んだだけでも転倒の危険があります。
よって、斜面をスピードを出して滑り降りる行為は、死亡事故につながりかねない大変危険なことです。現実にキックボードのハンドルには、これで斜面を滑り降りないようにとの、注意書きのシールが貼られています。
なので、自分の造ったレイアウトのシーンですが、現実にはあってはならない光景なのです・・・(-_-;)
この人形セットには木からローブでタイヤを吊りして、ブランコのように遊んでいる子の人形も入っているので、木に吊してみました。ご丁寧にも木から吊すワイヤーもセットに入っています。
いずれの子供達の人形の髪の毛と、服装は日本らしくないのでリペイントしてみました。
ちなみに、今回購入したレイアウト用品は主に新製品を中心としました・・・
Woodland Scenicsの人形
まずは駅前広場が完成すると、多数配備される人形を少しずつ買いそろえていきます。
今回は"Woodland Scenics"オンリーで、新製品ばかりなのでまだ日本の輸入代理店ホビーセンターカト−にない物を購入しました。
※2011年追記・・・・この中の何点かはホビーセンターカトーでも取扱ってます
左上から 「自転車仲間」「遊びの時間」「ニューススタンド」
右上から 「ピケットライン(デモ)」「恋人達のささやき」「ミッキー牛乳配達」
いずれのセットも動きのあるものばかりで、人形だけでも楽しめるものですが、各パッケージにセットの内容をイメージしたイラストが乗っていますが、イラストのイメージよりも、人形の方がプロポーションを含む造形が悪く、ガッカリすることがありますが、人形のポーズはシチュエーションはPreiserの人形よりも面白いです。(ただ歩いたり座ったりしているだけの人形でなく、シーンを演出しようとしている) さすがに造形と塗装は”Preiser”、”Faller”の人形に負けますが・・・・
このへんは”Preiser”、”Faller”のモーリシャスでの塗装と、”Woodland Scenics”の中国での塗装の差が出るようです・・・
(今年の新製品、自転車、バイク、スクーターに乗る人が発売されるのを楽しみにしています)
これからは私の推定ですが、”Woodland Scenics”と”Noch”(ドイツ)の人形は同じものです。日本に来るものが”Woodland
Scenics”が先で”Noch”の人形が後から来たので、”Woodland Scenics”が”Noch”に人形を供給しているのかと思っていましたが、製品としては”Noch”の人形の方が種類も多いので、これは”Noch”の方が”Woodland Scenics”に人形を供給しているのではないかと思います。
同様に”KATO”が発売している”Preiser”製以外の人形も”Noch””Woodland Scenics”と同じ中国の工場で製造されているのかと思います。
3社の人形が共通しているかは、”Noch”のホームページを見て理由が判りました。”Noch””Woodland Scenics””KATO”の3社は互いに業務提携を結んでおり、”Athearn”(アメリカ)もこの連合に入っているようです。
自動車は”Herpa”のフォルクスワーゲンゴルフ
柵も欲しかったので”Atlas”の「ヘアピン・スタイル・フェンス」を購入・・・・ 少し柔らかい黒いプラ製なので、塗装しにくいかも
機関車のパーツを多く出している”BLMA”社からは、工事現場でよく見られる「ポータブルトイレ」と「資材倉庫」
そして、「モダン・ヤード・オフィス」。 これらは今回の駅前広場ではなく、次期プロジェクトの「車掌区・保線区事務所工事」で使用する予定です。
続いて、艦船模型のエッチングパーツで有名な”Gold Medal Models”から「TVアンテナ」 同じ八木アンテナでも日本と形が異なるものも含まれています・・・
あとは、レイアウトに関係ないのですが、”Micro Trains”の貨車の積荷として発売されている、米海兵隊などで使われているLVTP(水陸両用装甲兵員輸送車)3両セットで、貨車に載せてみようかと思います。 この手の車輌は1/144でも発売されていますが、Nゲージの車輌に載せて走らせようと思もうと、この製品のように1/160でないと車輌の建築限界に引っかかります。
同じく積荷で「クレーン・ボディ」は、大型ストラクチャーの空調設備に流用する予定です。
次はまったくレイアウトに関係ありませんが、同じく”Micro Trains”の「US.Navyシリーズ」というコレクションシリーズで、艦のシルエットと艦ナンバー、概要とエンブレムが記載されているBox car(有蓋貨車)で、アメリカ海軍好きには嬉しいコレクションシリーズです。
左上から 「重巡Astria」 右上から「空母Gilbert Islands」
「重巡Salem」 「空母Saratoga」
「駆逐艦The Sullivans」 「空母Midway」
「駆逐艦J.P.Kennedy.Jr」
どんな基準で艦を選んだのか不明ですが、第二次大戦で活躍した艦かと思うと、「空母Midway」や「重巡Salem」のように戦後就役した船もあるし、発売されている11隻中、7隻が現在も記念艦として博物館となり現存しているので、名艦を集めたと思います・・・
レイアウト参考書として、雑誌も購入しました。
ロックスターのロッド・スチュアートさんのHOレイアウトが8ページに渡って掲載された”Model Railroader”2007年12月号で、乱立するビル、道路に溢れる自動車、こぼれんばかりに置いてある人形、と凄いレイアウトです。
アメリカの鉄道模型雑誌は、レイアウトの記事中心なので、車輌の記事中心の日本の雑誌よりも自分には楽しめます(^_^) (英語の勉強にもなります・・・)
以前、自分のレイアウトのウェザリングがきついのではないかと、ご意見を頂戴しましたが、アメリカのレイアウトはみなきついウェザリングをしているので、自分のレイアウトもアメリカ流です・・・
また日本の”RMM”のように冊子付録が付いていて、”Getting started”という鉄道模型入門が付いています。初心者を鉄道模型に引き込もうという努力は日本もアメリカも同じですね(^_^)
左: ”Model Railroader”から年1回出ている”レイアウト・プラン集”で、10のレイアウトプランというよりレイアウトの紹介が載っています。
ほとんどHOのレイアウトですが、毎年楽しみにしています。 これもレイアウトプランの冊子付録”Layout Planning Ideas”が付いています。
右:これも同じ会社の、”Realistic Layouts 4”で、シーナリーと自作ストラクチャーのテクニック集です。
最後にドイツの雑誌ですが”Eisenbahn Kurier"の”ミニチュア・ワンアーランド”特集号で、もちろんドイツ語で書かれています。(大学の第二外国語がドイツ語だったのに読めない(~_~;)
自分のレイアウトの手本としているので写真を見るだけでも、充分刺激を受け、参考になります。
(ミニチュアワンダーランドのwebをいつも見ているので、目新しさはありませんでしたが・・・)