制作記#76
    更新日2007年12月10日更新                  

2007年12月8日(土)  オーバークロス道路の工事 #6 (路面の固定)    
 
 この箇所も今回で6回目、進捗状況は6週も費やしているわりには、まだこの程度かという難工事になっています(-_-;) 今回は何とか、オーバークロス道路の傾斜路の固定に漕ぎ着けました。



 まず、高架道路の路面に歩道を貼り付けます。歩道はいつもどおり光栄堂スチレンボード両紙つきの1o厚にプリントしたものを接着し、固まるまで洗濯バサミ等で固定しておきます。

 
 何度も書いていますが、私の道路は「一太郎&花子」で描いていますが、作画時に液晶ディスプレーで見る色合いと、紙やシール用紙に出力した場合の色合いが異なるのが困りものです。
 10年以上色落ちしない顔料インクのA3まで印刷可能なインクジェットプリンター(EPSON PM-4000PX)を使用していますが、色が変わる原因は、印刷する紙やシール用紙の品質の違い(コートの有無とか)にあると思います。 それもだいぶ色調が異なります、特に道路のグレーに違いが目立ちます(>_<)
 
 しかし、実際の道路を見れば区画ごとに、舗装の経過年数によってだいぶ色合いが異なるので気にしないことにします。 
 またアスファルト塗装は、少し雨でも降ればダークになり、雨が何日も降らないような乾燥した時季には、道路は白に近い明るいグレーに変わるなど、天候によって色が変わるので、道路の色も海の色と同じく、これといった決まった色はなく、どの色を使っても正解ということになります。
 私の道路の表現は、ダークグレーでプリントしてからライトグレーやホワイトを使ってウェザリングする場合と、今回の高架道路のようにライトグレーでプリントして中央の部分をブラックでぼかすウェザリングを施したりと、まちまちです。


 

 歩道が付け終わったら、いよいよ傾斜路をレイアウトに固定します。
 レイアウトに固定後、ガードレールや街灯を取り付ける作業の関係上、上を通るユニトラックの複線高架線路を一旦撤去してから作業を行います。 高架道路が出来るまで、CR旅客鉄道はしばらく運休です(^_^;)



 傾斜路はゴム系の透明ボンドでレイアウトにしっかりと接着しておきます。
 レイアウトに固定後、側面の側壁も取り付けておきます。
 


側壁は2段構えにしています。なぜならば、実際の高架道路ならば路盤の下に路盤を支える桁が設けられていますが、作った高架道路は場所の制約上、あまり高くすることが出来ないので、桁を設けると下を通る線路の車両限界に引っかかり、2階建列車などを走らせることが出来なくなるので、横から見ると路盤の下にさも桁があるよう錯覚させるために、側壁を2段構えにしてごまかしてあります(^^;)



EveeGreenのプラ棒で造った側壁も、急な曲線を描いているところに接着するので接着後、洗濯バサミでしっかり留めておきます。



 傾斜路の横はロゴス百貨店があります。 道路と百貨店の間に三角形の空間が生じてしまったので、ここは定石通り緑地にします。ただ緑地にしても面白くないので、傾斜路と百貨店の裏口を短絡させる階段を設けることにしました。
 階段の下は、前回の製作記75でも使ったアジサイを植えておきます。



 ここは百貨店の商品搬入所なので、それらしくフォークリフト(アイコム製)に積荷を載せて走らせたり・・・



 
 今回は、傾斜路を形良くレイアウトに固定出来たので一安心です。これにガードレールや街灯を取り付けて、この道路を重厚な感じにしていきたいと思います(^_^)


  製作記#1〜100   #101〜150   #151〜200   #201〜250