制作記#55   
                   
更新日2007年6月17日更新      

2007年6月16日(土) 人形の塗装作業

 本来ならば、オーバークロスの高架道路の建築を押し進めていく予定でしたが、足の負傷ゆえに松葉杖を突いてレイアウトの上で作業することはたいへん危険なので、回復するまでしばらく机上で行える作業を続けます(~_~;)



 さて、都市型レイアウトを都市らしくするのに一番手っ取り早いのは、人形を多数置いて、にぎわいを演出することです(^_^)
 私がレイアウトを作るに一番参考にしているWebサイトはドイツの”Miniatur Wunderland”(英文)で、営業案内の他に、レイアウトの画像や製作記も載っています。

 ハンブルクなどの都市を舞台としたレイアウトはストラクチャーもすごければ、置かれている人形の数も半端ではありません。今までのレイアウトの概念を崩すように大量の人形が投入されています。
 人形の数もレイアウト全体で完成後は15万人、現在のところ9万人が置かれているそうです。
 
 これに負けじと、自分の都市型レイアウトでも人形を大量に投入すべく努力を重ねていますが・・・・・



 人形の塗装法は制作記1に記しましたが、基本にタミヤのエナメル塗料を面相筆を使って塗装しています。(筆は上質な物が使いやすく、長持ちして便利)
 他に人形を保持できるピンセット(模型店で売っている掴むと開くピンセットが便利)と拡大鏡(いろいろ試しましたが、JAMで購入したプロ仕様の眼鏡タイプで高いものですが愛用しています)があると、人形の塗装も便利です(^_^)

 人形の空ケースをパレットにするのが便利で、塗料の瓶から爪楊枝で攪拌後、塗料を取り出し、時には混色して使っています。

 KATO=Preiserの「学生」の人形も、7月を想定したレイアウトなので、7月に学ランを着ているのは応援団くらいで、暑苦しいので夏服にリペイントします。
 まず、上着の裾のモールドがはっきりとしているので、ワイシャツ姿のように段差を削り、”フラットホワイト”塗装するのでホワイトや肌色のムラがが出ないように、隠蔽力の強い”グレー”で塗装し、その上から仕上げ塗りをしていきます。


 梅雨入り宣言が出た(2007年6月14日)にも関わらず、すっかり晴れ渡った本日、街に出ればレイアウトで想定した季節と同じ服装をした人々が多く街にあふれ、(去年と比べて、クールビズの人がだいぶ増えたのと、女性もアースカラーが減少して、明るい色調の服が増えてきたのを実感します)人形を塗装するにはいい季節になりました。 やはり、寒さ厳しき冬に夏服に人形を塗装している時と気分が違います(^_^)  これからも大量の人形をレイアウトへ投入すべく、人形の在庫を増やすことが出来ました。
 


製作記#1〜100   #101〜150   #151〜200   #201〜250