レイアウト制作記#40 更新日2007年3月5日更新 TOPへ
2007年3月3日(土) 道路工事 #1 丁字路・脇道
再開発広場の整備が進んできますと、広場の目の前の道路も整備しなければなりません。
本来ならば道路が基本で、まず道路を引いてから建物や構築物を並べるところですが、ストラクチャーの大きさや配置位置を優先したため、ストラクチャーが完成してから道路工事をする羽目になっています(^_^;)
↓とりあえず、試し刷りした道路を印刷したペラ紙を並べて、レイアウト上で道路の位置を検討しています。
道路は大きく分けて、
1.丁字路
2.駅前大通りのアンダークロス
3.大通りから分岐する跨道橋(オーバーパス)
です。
レイアウトを走る道路は何カ所か外界(レイアウトの外)に通すために、エンドレスで引かれている線路を越えなければなりません。
当初計画ですと、レイアウトには立体交差4カ所、踏切2カ所と考えていましたが、いやしくも都市型レイアウトを名乗り、県庁所在地の駅周辺をレイアウトで、駅周辺に踏切があったら渋滞が起こるのは必至なので道路行政上、踏切は設けずにすべて立体交差にすることにしました。
東海道新幹線を造るとき、高速の新幹線でどうやって踏切事故を防ぐかという命題に、「踏切を造くらなければいい」という、けだし名言ですが真理をついた答えがあります(^_^)
丁字路とアンダークロスの道路部分は、もう1年前に「一太郎&花子」でだいたい書き上げていました。
しかしオーバークロスの部分は、丁字路で分岐すると新戸崎駅からの高架線をくぐり、その直後、左にカーブしながら上り坂を上り、戸崎駅からの複線を越えて行く道路です。ここのカーブの部分の道路の白線をきれいなカーブで描くことが、なかなか出来ませんでした(^_^;) そのうち「花子」のスキルが上がればなんとかなるのではと思っていましたが、ようやくラフに描くことが出来ました(^_^)
このアンダークロスとオーバークロス、かなりの規模の工事となり実物なら3年以上かかる事業ですが、レイアウトなので3ヶ月以内には完成出来るよう願っています。
歩道を造る前に、道路がレイアウトボード上に出来ていなければなりませんので、最初に丁字路の部分を貼り付けます。
A4のコート紙に顔料系のインクジェットプリンターで印刷したものを、ヤマト糊を薄く水で溶いたものを筆で塗って貼り付け。ほとんど障子貼りの要領です(^_^)
以前、道路はA4サイズのシールプリント紙に印刷して貼り付けていましたが、シール紙は貼るときに皺になる可能性が高く、また一度貼って位置を修正するときは、シールプリント紙だと不可能に近いのですが、薄いヤマト糊だと貼ってから位置を修正出来ますので、今後はこの方法にしようかと思います。 もちろん乾燥後はしっかりとベニヤ板の上に接着されているのは言うまでもありません。
用紙を変更して困ったことは、同じプリンターで同じ色で印刷しているのですが、用紙によって色がまちまちになることで、これはウェザリングで似たような色調に整えてあげるしかないです。
(ちなみに一番上の画像で、試し刷りした道路の紙は、カラーレーザープリンターで印刷したもので、グレーのボケ具合などなかなかいいのですが、トナーを使って印刷されたものが、10年以上色落ちがない確信がもてないので、本番用は顔料インクジェットプリンターで印刷する予定です)
路面が乾いたら、エアブラシを使ってライトグレーを吹いてウェザリングです。
道路を敷いたら次は歩道で、これもプリンターで印刷した用紙をいつものスチレンボード(両紙つき)にヤマト糊を薄めたもので貼り付け、カッターで歩道の形に切り取ります。
歩道もモジュールのようにレイアウトに配置する前に、道路標識や街灯などを取り付けます。ついでに人形も並べてしまいます。あとで人形を歩道に並べるのはたいへんですから・・・
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