レイアウト制作記#37    更新日2007年2月14日更新    TOPへ

2007年2月10日(土)   再開発地区の整備 #3 地面の製作 

 
再開発広場(市では「市民交流広場」と名付けている)に賑わいをもたらすための小道具造りと、それらを載せる地面造りに励みました。

 1.やきそば店



 最近の街おこしのトレンドはB級グルメです。 代表的な物は、帯広市:豚丼、盛岡市:冷麺、仙台市:牛タン、喜多方市、佐野市:ラーメン、宇都宮市:餃子、横須賀市:海軍カレー、富士宮市:焼きそば、加古川市:かつめし、香川県:讃岐うどん、広島市:お好み焼き、佐世保市:佐世保バーガーなど、例を上げればきりがないほど全国各地に名物があります。
 カレーや餃子のように、わざわざそこに行かなくてもと思われるような食べ物でも、マスコミに紹介されると、遠路はるばる訪れて行列を作ってでも食べに来るという、知名度アップと同時に来街者が増え地元に、お金が落ちるという成功事例が数多くあります。
 我が戸崎市もなにか名物はないかと、商工会議所で検討した結果、市内に昔からの焼きそば専門店が7店舗もあり、太めの蒸した麺を2度焼きしてオリジナルのソースを使用した焼きそばは、多くの市民の日常食となっています。 
 そこで商工会議所が音頭とって「戸崎やきそば会」を設立し、幟やパンフレットを作成し、マスコミに情報発信すると、休日になると各焼きそば店の前に、行列が出来るようになりました。 この駅前の再開発地区にあたって、「戸崎やきそば会」は来街者が気軽に戸崎の焼きそばが食べられるようにと、開いた組合直営の焼きそば店です。

 この焼きそば店は、KATOのジオタウンシリーズの「駅前施設セット」に入っている公衆便所です(-_-;)   これも出来がいいので公衆便所以外の用途を考えていました。(元の公衆便所の画像は悪いイメージが残るので、掲載は遠慮しておきます(>_<) )
 看板などを一太郎で造り、全体の意匠は「富士宮やきそば」を参考にさせていただいております。
 基本的に持ち帰り専門店なのですが、広場でも食べられるようにテーブルと椅子も用意しておきます。


 2.交番


 これもジオタウンの「駅前施設セット」に入っている物で、同じ物を「レキシントン・ハイツ」のエントランスに使ってしまったので、差別化を図るため塗装で趣を変えることにしました。
 塗装のパターンは神奈川県警の真鶴駅前交番をヒントにさせて頂きました。
 1980年代から交番の建築デザインはこった物が多く(特定郵便局もそうでしたが、民営化を控えた最近のものは、簡素な建物に回帰していきましたが・・)、交番の建物を観察するのも面白い物です。(露骨に写真を撮ると職質の対象になるが・・)
 実物の真鶴駅前交番は半分だけ、ジオタウンの交番によく似ていて、大磯駅に続いてKATOが参考にしたのかと思うほどです。
 各種シールを作成して、交番に貼り付けます。



 屋根にはでかでかとKOBANの看板をプラ板に貼り付け(静岡駅前交番を参考、ロゴマークは福岡県警の物を使用)、ポスター、掲示板を貼り付けておきました。 


3.広場の地面


 今まで広場の地面は、配置の検討用に試し刷りのペラ紙を敷いてきましたが、ストラクチャーの位置もだいたい決まり、そろそろ街路樹や街灯なども立てようかと思うので、地面を造ることにしました。
 地面はいつも通りに「一太郎&花子」で作図したものです。これを4ヶ月くらい、試行錯誤しながら作図していましたが、いよいよ最終版を印刷します。
 ノーカットのA4ラベル用紙に長持ちする顔料系のインクを使い印刷して、光栄堂の「スチレンボード両面紙つきB4サイズ 1o厚」に貼り付けます。 
 


 そして、縁や建物に合わせてカッターでカットします。こうすると、建物のベースの厚みが埋没してストラクチャーの根本がすっきりとするかと思います。

 この地面に、次回からアクセサリーを並べていき、賑わいを演出していきたいと思います(^_^)

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