レイアウト制作記#36    更新日2007年2月3日更新    TOPへ

2007年2月3日(土)   再開発地区の整備 #2 LRTの駅の整備  

 
再開発地区にLRTの駅(前回までは発着場と称していましたが駅とします)を設けます。



駅はCR鉄道系列下のファッションビルに密着した形というか、ビルの軒先を間借りしたような形です。このLRTは第3セクターで県と市とCR旅客鉄道が出資していますから。
 駅は単線で乗車用ホームと降車用ホームに挟まれています。出来れば複線にしようと思ったのですが、広場や遊歩道(トランジットモール)の面積も確保しておきたいので、日本においてLRTの新規路線を造ろうとすると、どうしてもヨーロッパの先進地に視察に行き、刺激されて帰ってくるので、デザイン性も高くしなければならずコストもかかります(^_^;) 架線のポールや、広場も少し今風にしなければならないので、市電時代の昭和の情景を作るよりも手間がかかります(^_^;)
 ヨーロッパのLRTのように、ゆったりとした空間を走らせてあげたいのはやまやまですが、日本の都市ではかような贅沢が許されるはずもなく、せせこましい空間を走らされています。
 このレイアウトにおいても、レールを引いてLRTを走らせることが出来ないので、レイアウトのほんの一角に始発点となる駅を設けるだけです。
 それも、複線の駅を設けたいのですが、広場やトランジットモールのスペースもとりたいので、単線の発着所としました。 途中まで複線できて、終点間際で単線になる線路配置を想定しました。 (出来れば広島電鉄鰍フ(JR西日本)横川駅くらいのものを作りたかった・・・)

 一太郎&花子で作ったプラットホームの地面を印刷して貼り付け、屋根はストラクチャーのジャンクパーツで作りました。
 ポスターや駅名票、時刻表などもシールを作成して貼り付け、ベンチなども置いてホームらしくします。
 ホームには安全のため柵を設けましたが、この柵はKATOのASSYパーツ「M250系スーパーレールカーゴ用手摺」を普通の柵の用にカットして、黄燈色で塗装しました。
 手間はかかりますが、なかなかこれほど線の細い柵は見たことがないので採用しました。



  さらに、ゴミ箱やパンフレット類が置いてあるスタンドも作ろうかと思いましたが、ホームの前にLRTの車輌を置くと、まったくホームが見えなくなることが判明したので、この程度で留めておくことにしました(^_^;)
 線路の端には終点なので車止めを設けますが、KATOのユニトラックの車止めがあったのでそれを塗装しておきました。 実物の路面電車の車止めを見ると、こんな重厚なものはなく、もっと薄く華奢な感じがしますが、路面電車はスピードを出さず、車体も軽いからでしょう。
 この車止めだったら、20m車が突っ込んできても平気なくらいですから、LRTが激突したら中にいる人は、ひとたまりもないと思いますが、万が一の事故の際、車止めを乗り越えて地下道に突っ込むよりはましだろうということで・・・



 これから広場の地面を仕上げ、降車用ホームも作成していきます。
  
 この「LRT戸崎駅前」は、CR旅客鉄道の戸崎駅と結節点となっていますが、少し戸崎駅とは距離があります。(レイアウトを実物大に換算すれば120m) これでは結節点としては不満足なものとなっています。
(このレイアウトではすでに駅前広場を作ってしまったので、LRTが駅前広場に入る余地が無くなってしまったといのが真相ですが)
 現在の駅は暫定的なものとして、将来は豊橋鉄道 市内線「(豊橋)駅前」のように、駅前広場に乗り入れる構想がありますが、予算の関係で実現できない状況です。



 CRの駅へのアクセスとして、地下街への入口を設けることにしました。
 使用したのは、KATOのジオタウンの「駅前施設セット」の中に入っている地下道入口の大と小で、塗装しないと色気がないので、壁面にレンガペーパーを貼り付け、各部塗装の上、薄めた田宮エナメルのフラットブラックでウォッシングを施してあります。
 地下道入口の大の方は、エスカレーターまで用意してあって芸が細かいです。これも塗装することによって映えます。最後に「LRT」と「地下街」の自作の看板を載せておきました。



 ファッションビルの駅の反対側は、来店客用の自転車置き場としました。 屋根を掛け、TOMIXの無塗装自転車セットを塗装した物を物量作戦で並べておきました。
 駅前に立地しているだけに、自転車置き場は満員御礼です。

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