レイアウト制作記#30    更新日2006年11月16日更新   TOPへ

2006年11月11日(土)   ファッションビル「CRoss」の建築 #3

 ファッションビルの艤装(?)が続きます。
 ビルの顔となるファサード(正面)にエントランスを設けます。 テナントビルらしく入口ドアはセットバックさせて奥まったところに、TOMIXの街並みコレクション第5弾の劇場の入口部分だけ持ってきて、貼り付けたものです。 入口には特注の大判な足拭きマットを敷いてあります。
 


エントランスの右側には、KATOジオタウンの「駅前施設セット」の中に入っているATM コーナーを改造し、「クレープ・ハウス」にしました。 まずベースを切断して、色差しとウェザリング、それらしいポスターをWebで検索して印刷したものを貼り付けてあります。
 このクレープ屋は立地にも恵まれ、若い女性で繁盛するのではないかと・・・



 エントランスの左側には、有楽町マリオンのからくり時計よろしく、午前10時から午後7時までの毎正時に3分間からくりが動く、「ピエロの木」があります。 音楽に合わせて踊ったりラッパを吹いたりする大がかりなもので、オープン以来、一時間ごとに大勢の人が集まってじっと眺める戸崎市の新名所になっています(^_^)

 このピエロはドイツの人形メーカーPreiserの2006年の新作(だと思う)「Clowns(ピエロの英語名)」(上代$15.99)という7体セットで、HOスケールではサーカスのミニチュアが出来るくらいサーカスのストラクチャーや列車が充実しているので、その流れでNでもこのような人形セットやサーカスの馬、熊、象、ライオン、虎などが出ていると思います。都市型レイアウトではピエロの使い道は、オブジェかストリートパフォーマンスをしている情景しか使いようがないのですが、つい良くできた人形セットなので買ってしまいました(^_^;)
 それでこのような使い方をしたわけです・・・



 この建物は元が冷蔵倉庫だったので、両側の側面には荷物用のプラットフォームがそれぞれ鉄道用とトラック用のがあります。それらは取り付けずにおきましたが、大きな荷物用のドアが片側に3カ所も開いていて、それらを塞がなくてはなりません。 塞ぎ方としては、実物のパルコのように店舗の壁面に大型ポスターを貼ってあるのにならって、Webから店舗のイメージに合いそうな広告用のポスターを探してきて、印刷して貼り付けました。
 余談ですが、広告といえばバブル崩壊後の不況時代から、駅前の広告は消費者金融会社などのノンバンク(貸金業者)の広告が8割くらい席巻していましたが、今や(2006年11月現在)違法取り立て問題で金融庁による営業停止処分や、貸金業者もグレーゾーン金利の撤廃で、貸倒引当金を計上や違法分の利息の返還をしなければならず、当期損失に陥る可能性が大になり、湯水のように使っていた広告宣伝費を圧縮するようになってきたので、今後は貸金業者の広告も減少していくことでしょう。 もともと、このレイアウトには貸金業者の広告は一切設置していなかったので影響は出ていません(^^;)
(ゴールデンタイムを中心にまんべんなく放送されていた、大手消費者金融のテレビCMも、めっきり見ることが出来なくなりました・・・)



 最後に、屋上に冷暖房設備と排気設備をWalthersの屋上セットから組み立てて配置。
それと、ファサードが映画「バック・ツー・ザ・フィーチャー」の3部作のいずれにも重要な役割を果たす時計台に似ているので、ファサード正面トップに時計の画像を貼り付けておきます。 この画像、時計の針が10時10分の位置にあるので、レイアウトの設定時間である夕方にするためには、逆さまに貼り付け4時40分の位置にします。しかし、これだと短針の位置がおかしくなるのですが(^_^;)
 
 隣のマンションの外構と同様に、この店舗周りの外構を歩道も含めて「一太郎」で作画し、とりあえずA4の紙に印刷して、レイアウトの検討のために敷いておきます。
 この場所にどんなストラクチャーやアクセサリーを置こうか、検討するひとときが何やら楽しい(^_^) 

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