レイアウト制作日記#16 更新日2006年7月20日更新 TOPへ
2006年7月15日(土) バラストの敷設 #2 (バラストの塗装)
前回、バラストを敷設した部分の仕上げとして、エアブラシを使用した塗装を行います。
塗装前に作業環境を整えるために、ストラクチャー類を撤去しておきます。 ストラクチャー類は地面に固定してないので、作業する際には移動させます。 道路や駐車場などの構築物は、固定してあるので移動できませんが・・ |
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マスキング エアブラシを使用するので、塗料のミストが飛ばないように、塗装場所以外を新聞紙でマスキングしておきます。 エアブラシを使用するので、缶スプレーに比べてミストはかなり少ないの予防処置をしておきます。 マスキングしなくても大丈夫だと思いますが、一応しておきます。 ブラウン系の塗料なのでストラクチャーにミストがかかっても、ウエザリングの一種だと楽観的に考えられますが、隣のレールにミストが飛ぶと通電障害になる可能性があるので・・・ |
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スプレー エアブラシを使用する訳ですが、経済的なコンプレッサーを使用するスペースが確保出来たのは幸いでした。 いつもは臭いがきつくないアクリル塗料を使用するのですが、今回はプライマーを使用しないで金属製のレールを塗装するので、ラッカー系の塗料を使用します。 カラーはNATO軍の旧4色迷彩色の「ダークアース」が鉄粉が錆びた色に似ていると思います。 この塗料をシンナーで、2倍から3倍の極薄に薄めて、エアブラシします。 エアブラシのハンドピースはストラクチャーの塗装などは、幅広く塗装できる0.5oを使っていますが、今回はレールを狙って塗装するので、細く吹ける0.3oでやりました。 まずレールの両側を吹いて、レールを塗装しました。 レールの踏面は後で、塗料を除去するので気にせずに吹き、ジョイントも気にせずに吹いてしまいます。(皮膜の薄いエアブラシだからなせる技で、缶スプレーだったら通電不良になるかもしれません) レールの塗装が終わったら、レールとバラストの境をぼかすように吹いて、自然な感じにします。 |
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クリーニング レールの踏面が塗装されていたら、通電不能になってしまうので、そこの部分は塗料を除去します。 いつもはシンナーで拭き上げるのですが、ガイアノーツのツールウオッシュを布に染みこませて、KATOの余ったコンテナに巻き付けて、レールを拭きました。 このツールウオッシュは塗料を落とすのには強力で、コンテナの青い塗料まで落ちてしまうほど強力です(=_=) プラスチックを溶かしそうなので、塗料剥がしには使用しない方が良いでしょう。 シンナーよりは臭いは拡散しませんが、鼻を近づけるとシンナーよりも強烈な刺激臭がします(>_<) |
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試験走行 試験車輌を通電確認の為に走らせれば、無事完了です。 ジョイント部分にもエアブラシを吹いても、通電には問題はないようです。 塗料落としの為にレールを丹念に拭いたため、かえって塗装前よりも通電が良くなったような(^_^) 敷設したバラストも障害にならないかどうかの確認には、マイクロエースの車輌を使用します。 なぜなら動力車の下面のクリアランスがほとんどなく、この会社の車輌が通過出来れば大抵の車輌が通過できることになるからです(^_^;) (もっとも自分の持っている185系の半数は走りの良いKATOの動力に置き換えていますが・・・) |
これが終了すると、レールと堤廻りの整備です