レイアウト制作記#13   
                              
更新日2012年6月28日再掲載     

               

2006年6月 3日(土)   峰町商店街の整備 #3 

     コミュニティー道路の整備 (餃子ハウス・街路樹・街の人々)


1.餃子ハウス

 
5年前に購入したアメリカ製のエッチングキットで、元はアメリカでよく見られるソフトクリームスタンドですが、観光地でもないところに本格的なソフトクリームスタンドでは違和感があるので、B級グルメの王者「餃子」の販売店にしました。
 エッチング製のキットなので丁寧に折り曲げ、瞬間接着剤で接着して組み立てました。
 塗装は普段はタミヤアクリルのエアーブラシで塗装しますが、エッチング製なので塗料の剥がれが心配なので、今回はプライマーを吹いてからラッカーをエアブラシで含ました。

 

 店舗の感じは、テイクアウトが中心にしていますが、店前にテーブルを設け、飲食が可能にしています。
 宇都宮の餃子のよう安くてうまいと評判になり、客が平日の夕方でも行列を作っているように人形を並べています。
 このキットはある程度、店内の什器類も再現されているので(もちろんソフトクリーム店用ですが)、中にも調理員と販売員の人形を置き、外にも接客係を配置しました。(いずれも街コレ付属の人形を使用)
 
 店舗の周りには、主としてヨーロッパのキットについているアクセサリーをいくつか置いてみました。段ボール箱、米袋やビン飲料などを塗装して置きました。


2.街路樹
 
 
商店街を通るコミュニティー道路の歩道に付き物の、街路樹を植えました。



 地元の商店街のコミュニティー道路の街路樹を見ると、そんなに大きくなく若々しい街路樹です。(そもそもコミュニティー道路がブームになったのは90年代で、まだ街路樹も育ちきっていません)
 
 使用したのはWoodland Senics社のファインフォーリッジを街路樹に見えるように、ハサミで伐採して10本ほど作りました。 葉が薄く、枝が見えてしまっているところは糊を塗って「コース・ターフ明緑色」を振り掛けて修正しました。 少し幹が細すぎますが、今回の目的は街路樹によって、後ろのストラクチャーが隠れてしまわないように、葉っぱもわざとまばらにしているので、街路樹は刺身のツマ扱いです(^_^;)


3.街の人々

 
人形の配置も少しずつ行っています。 今までの手法だと、Preiser社の未塗装の人形を一挙に100人くらい塗り上げて、レイアウトに投入していましたが、今回は少しずつ塗装を行って、五月雨式にレイアウトに投入しています。
 レイアウトの季節の設定が「戸崎駅周辺」が7月で人形は夏服、このレイアウトが5月上旬で春の装いなので、人形は2つのレイアウトで共通して使用ず、非効率ですが別々に作らなければなりません。



 
人形の数はそんなに多くないので、今回はコストを考えず輸入に頼らないで、地元の店でKATOの人形を買い求め、衣服類を塗り直しました。
  地方都市の平日の夕方であれば、道路を歩いているのは下校中の生徒が三々五々戸、帰宅中なので(小学生ならば最近はほとんど集団登下校)、三々五々に配置しておきました。KATOの学生の人形ですが、詰襟・セーラー服からブレザーに塗り替えて今時の情景にしています。 地元の商店街のコミュニティー道路も、夕方は帰宅高校生の自転車軍団が闊歩しているので、KATOの「自転車に乗った若者」「自転車に乗った中年」の人形を高校生に塗り替えて投入しました。 

 ただ、活気ある商店街の秘訣は人が多く歩いていることなので、まだ街の人々は増やして行きたいです(^_^)




2006年6月 10日(土)   峰町商店街の整備 # 4
                        交通信号機の設置 

 少しずつ峰町駅前周辺も、整えて行きます。
 

 駅横の横断歩道に信号機を取り付けました。


 
 今まで信号機は「戸崎駅周辺」でメインストリートの金属ポールの信号機ばかりだったので、ダークブラウンで塗装を行いましたが、今回は普通の信号機?なので信号機は、グレーを主体とした塗装を行いました。
 柱はコンクリート製なので、モデラーズのスプレーの「インテリヤグレー」を吹き、タミヤのウェザリングマスターで少し汚した後、信号機などの金属部分をライトグレーで塗装し、車輌用の信号機を塗装により赤信号を表現しました。
 歩行用信号機はシールで表現しました。 机上のトラベラーさんのサイトで公開されている素材置き場の「交差点信号機編」を使用させて頂きました。 今まで歩行者用信号機の点灯消灯は塗装で表現していましたが、目を近づけて眺めることが多い、セクションレイアウトではシールを使用して、ただ緑に点灯しているだけでなく、歩行者が歩くシンボルが見えます。 
 また、「歩行者 自転車専用」の表示も同じく使用しています。

 同じく机上のトラベラーさんのレイアウトをまねて、峰町駅の道路看板も自作してみました。(黒姫駅の看板を使用する訳にもいかないので)  他の人のレイアウトを見るのは参考になります。



 ★品揃えの良いプラモデル店に行ってきました。 結婚後はプラモデルの購入はなるべくやめて、レイアウトに趣味資源をほとんど集中投入していますが、棚に並べられた新製品を眺めて楽しむのは、未だにやっています(^_^;)
 主たる目的は、レイアウト製作のための工具・素材の購入で、結構、プラモデル店で購入しています。
 今回はレイアウトに植木鉢やプランター、植栽の材料になるような物を購入しました。


 
今まではプラ角棒などを利用して花壇等を作っていましたが、素材コーナーにたぶんガンダム関係のオプションパーツだと思いますが(私はガンダムの洗礼を受けていないので、何に使うのかさっぱり判りません(^_^;) )、角形ノズルだかバーニアだかが1/150にすると街角にあるプランターに見えるので、ホワイトサーフェーサーで塗装し、丸形ノズルは植木鉢にするために、フラットアース等で塗装して、フォーリッジのたぐいを植えていきます。
 御陰で街並みにグリーンが増えました(^_^)






2006年6月 17日(土)   峰町商店街の整備 # 5 
                     自転車置き場 商店街旗設置 

 峰町駅の下は自転車置き場になっているので、自転車を並べます。 



 自転車はすでにTOMIXの無塗装の自転車が128台塗装が済んでいるので、それを消化すべく並べていきます。  (自転車の塗装は制作日記9で実施)
 この自転車、難を言えばタイヤ、フレームとも太くてごついのですが、KATOの人形に使用しているPreiserの自転車の方が細くてリアルなので、Preiserからこの自転車だけ別売されたら、TOMIXと交代させて大量に投入したいのですが・・・


 活気のある商店街を造りたいと願っています。商店街の活性化の方策として、ソフト面とハード面があるのですが、レイアウトでソフト面というと、イベントを行っている光景か、イベントの告知のポスターを貼るしかないので、もっぱらハード的なものに頼ることにしました。
 商店街の装飾としては、昭和の時代でしたらホンコンフラワーと呼ばれるプラスティック製の造花が主流でしたが、今時そんなことをやっている商店街は衰退している商店街だと大っぴらにいっているような物で・・・ 

 造花に代わって80年代から商店街の装飾の主流となってきたのが 旗(タペストリー)です。 先進商店街と言われる東京都品川区の戸越銀座商店街もまめにやっているので間違いないと、これを商店街の街灯に付けました。



 一太郎で「Mine」と「Mall」とシンプルなデザインのかなり大柄の旗を作り出力しました。
この旗は街灯の両側から見えるので、両側から見えるようにエーワンの「透明ツヤ消しフィルムラベル」インクジェット用に出力して、透けて両方から見ても同じように見えるようにしました。

*2012年・・・・手軽に作り込めるのがセクションレイアウトのいいところなので、この高枝駅周辺のレイアウトは、もう一つのレイアウトの戸崎駅周辺製作のための新たな技法を試すには持ってこいのサイズのレイアウトになりました。 まさしく、戸崎駅周辺の習作となったレイアウトです(^_^)



 製作記#1〜100   #101〜150   #151〜200   #201〜250  #251〜300